東北地方を襲った巨大地震の余震と津波の情報をNHKが流し続けていた翌日の午前3時59分。長野県と新潟県境の栄村を震度6強の地震が襲いました。私はその瞬間をテレビでみていませんが、おそらく緊急地震速報のチャイムとともに、長野県北部への警報が画面に映し出されていたことでしょう。
東北の地震と津波、そして原発事故に隠れて、全国的にはあまり報道されませんが、県境の豪雪の村もまた、被災から1年を迎えました。
私は地震から4日後に現地調査と救援活動で現地に赴きましたが、復旧されたとはいえ、国道には亀裂が走り、場所によっては陥没した道路がそのままになっていました(地震直後に現地に出向いた石坂ちほ県議らは、長野県側からの交通が寸断されて、5時間かけて十日町経由で現地に入ったそうです)。
今年は平成18年豪雪を思わせるような大雪が長野県北部を襲っています。仮設住宅で暮らす人々は不自由な思いをしていないだろうか、倒壊は免れても地震によって弱った家屋は大丈夫なのだろうか・・・心配でなりません。
その栄村でも復興にむけて村のみなさんが心ひとつにしているというニュースを聞き、心が救われる思いです。