サバイバー日記

炎症性乳がんと告知されて6年間。多発転移しつつ、生きたサバイバーな日々の記録と家族の日記です。

クリスマスの掲示

2007年11月29日 | 図書ボランティア
 昨日は、1の1の朝の本読みに入った。

うんこ日記
村中 李衣,川端 誠
BL出版

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干し柿 (あかね・新えほんシリーズ)
西村 豊
あかね書房

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を読んでから

やぎとぎんのすず―ルーマニアの昔話 (チューリップえほんシリーズ)
八百板 洋子,小沢 良吉
鈴木出版

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この「やぎとぎんのすず」を読んだ。

この絵本は、思春期の我が儘なお子様に是非見せたい一冊。

 いばらの中を無理やり通り抜けようとして、
お百姓さんにつけてもらった銀のすずを落としてしまったやぎは、
いばらをこらしめるようにと、のこぎりに頼みますが、のこぎりは断ります。
いばらは「なにもわるいことをしていない…。」と。

やぎは、「それなら、ひどい めに あわせてやる」
火のところ、川のところ、うしのところとへと行きますが
次々に断られ、その度に懲らしめる手だてを考えます。

とうとうお百姓さんに「いじわるな牛を懲らしめてくれ」と言います。
すると、お百姓さんはやぎをいばらのしげみに連れていき
「ほら、手を伸ばせば取れるだろう。
自分で取ってごらん。自分で何ひとつしないで、
みんなにはらをたてるなんて…。」
と言われてしまいます。
結局、やぎは自分でいばらからすずをとり、恥ずかしい思いをしますが
ぎんのすずは前よりも、もっと素敵な音がしました…。
ーというルーマニアの昔話。

うちのパパは、勤めている専門学校の生徒たちに見せたい絵本だと笑っていた。
なんだか道徳的なようではあるが、
人としての生きる知恵が込められていると思う。

 例えば、このやぎを患者に変えたらどうだろう?
自分の生活を顧みず、ドクターのせい、病院のせいなどと
へりくつを並べてはいないだろうか?
(自戒を込めて…。

折りしも、
PRESIDENT (プレジデント) 2007年 12/17号 [雑誌]

プレジデント社

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に「頼れる病院 危ない病院」という雑誌を見た。
「知っている人しか救われない」病院の裏側…などと書かれている。

しかし、本当に頼れる病院でしか、知っている人しか、
患者は救われないのだろうか?

私は、自分に正直に生きていきたいと思うだけだ。
病気が治らないのは、少なくとも…のせいなどと、
へりくつを並べたくはない。

子どものための絵本を選んでいるうちに
こうして、自分の生活を顧みる事もある。
だから、図書ボランティアを続けているのかもしれない。



 さてさて、今日は、図書ボランティアで
図書室の掲示の入れ替えの日だった。
都合のつくボランティアの方で秋の掲示から
クリスマスバージョンに変えるのだ。
毎年、ちょっとずつ何かを作り足しているので、
図書室もクリスマスらしく、
賑やかしくなったかな?

 

来週の火曜日は、お話会でハンドベルの演奏もする。
来年のお話会の日程を決めるのにスケジュール帳を見ると、
あと1日で師走…。

来月は忙しくなりそうだ。

「ばかにしないでよ~!」

2007年11月27日 | 炎症性乳がん
 今日は、福井へ動注へ行く日。
このところの体調の悪さに自分で福井まで運転して行く自信もないので、
パパに仕事を休んでもらって、運転を頼んだ。

娘が学校へ行ってから自宅を出発。
病院に9:10着。

昨日、ノイトロジンをしてもらったので、
今日はどこまで白血球が上がっているか…。
と心配しつつ、血液検査へ向かう。

すでに手首の裏の血管は何度も採血しているせいか硬くなっている。
案の定、一回目の失敗。

前回採血してくれた主任の検査技師さんが出てきた。
「あ~、○○さんね。足からも採れないないんだったよね~。」
と言い、すぐさま私の手の甲をペンペン…。
(だからっ、手をたたく時には手をたたくと言えっていうの!!プンプン)
でも、ガマン、ガマン…。

手の甲を思い切り叩かれた上で二度の失敗。
それと何度も腕を縛られて、手も充血する始末…。
「私、もう、無理だわっ!○○さんって、(採血出来ない時間の)最高記録だわ!!」と逆ギレ…。
(ソンナ、コトイワレテモデスネ、ワタシハ、トッテモラワナイト、ツギニススメナイノデス…)
すでに私一人を二人がかりで45分あまりもかかっている。

結局、その主任検査技師さんは主治医に電話して、
「無理だったので、よろしく~。」と連絡していた。
(なんだと~?!それで良いのか、検査技師さん~!!)

「ばかにしないでよっ~!」と言いたい気持ちをぐっと堪え
私は、固まった笑顔で、検査キットを持たされ女性診療センターへ向かった。

主治医の手の空いた時に別室で動脈から採血する事になった。
当然、その時間は先生の診療はストップしたまま…。
(ごめんね。診察を待っているたくさんの乳ガンの患者さん…。)

足の付け根の鼠径部から動脈を狙う。
右1度、2度目…。入らない。
左鼠径部から3度目…。入らない。

右腕の肘裏の動脈へ…。
やっと、入った~~~!!
一番喜んでいたのは、やはり主治医のKドクター。
「なかなか入らなくてごめんね~。」
と情けない顔をしていた。

この時、すでに11時…。本当は動注の点滴の予約時間であった。
それから30分~40分の検査結果を待たねばならない。

採血の結果は、
「昨日のノイトロジンのお陰で5100なので(動注)しましょうね!」
ちょっとホッとした。

「いつまで、この動注を続けるのですか?」と私は聞いた。
「この抗ガン剤が効いている限りは、続けた方が良いでしょうね。」
という事だった。
そうなのね。やっぱり…。
この治療は、たとえガン細胞が消失しても続けていくのだ。

「だから、体調管理も充分気をつけて、採血をこまめにして
白血球が下がるようならノイトロジンを受けて下さい。」との事だった。

主治医に動注のルートを入れてもらうのも、今日は一苦労。
「ごめんね。やはり、今日は、僕の調子が悪いんですね~。」
主治医は反省しきりだった。

すでに12時。
動注の次回の予約を入れて、パパとお昼ご飯用のお寿司を買って、
点滴を受けるアメニティルームに向かった。

動注を受けて終わったのが2時過ぎ。
私は、それからの記憶があまりない。
爆睡していたからだ。

自宅に帰っても、しばらく車のシートから起き上がるのもだるくって…。
「鍵渡すから、自分で降りて来いよ~。」とパパに言われる始末。

「炬燵で寝るなよな。すぐに布団へ行け!」と言われるままに
私は今まで爆睡していました。
当然、娘の習い事の送迎も、夕飯もお総菜を買って来てもらいました。
だって、体が吸い込まれるくらいに眠かったんだも~ん!

PS、写真はこの間、輪島の旅館に置いてあったジュークボックス♪。
百恵ちゃんの「横須賀ストーリー」のジャケットが懐かしい。

ちなみに、今日の私は、百恵ちゃん気取りで「ばかにしないでよっ!」と
指さしたりはしませんでしたよん(笑)
それよりも、採血に失敗するのは、
♪これっきり、これっきり、もう、これっきり…にして欲しいわぁ

横須賀ストーリー(初回生産限定盤)(紙ジャケット仕様)
山口百恵
Sony Music Direct

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嫌な予感

2007年11月26日 | 炎症性乳がん
今日は高校へお仕事に行く予定だったのだが、
体調が良くないので、別の曜日に勤めているJちゃんに変わってもらった。

土曜日には、血液検査をしなければならなかったのに
なんだか起き上がるのもしんどくて、
ズルズルと寝ていて、診察に行くのを忘れてしまっていた。

今日は行かねば…。
午前中の診察に間に合う時間のぎりぎりの11時頃に病院へ向かう。

血液検査の結果…。
先週の火曜日に白血球を上げるために
ノイトロジンをしたのにもかかわらず
1700(通常は4000~8000)
好中球も50を下回っている。
(これじゃ~、明日の動注は受けられまい。)

「僕なら(ノイトロジンを)打つけどなぁ~。」とI医師。
「K先生はどう言うかな~?」
となんだかおよび腰…。

「でも、この状態で熱が出たら、すぐに入院ですからね~。」
「しかも、もしも、高熱がひかなかったら、それこそ死んでしまいます。」
と脅かされる。

「風邪でもひいたら肺炎になります。」という。
すかさず、「では、打って下さい。」と言う私。

一応、自宅に帰ってから、福井のK先生にメールをしておいた。
明日も血液検査をするだろうが、肝心の白血球は上がっているのか…。

いや~な予感がしながら、空を見上げる。

(あっ、飛行機雲?それとも地震雲?)
明日、無事に動注が出来るのだろうか…。
何もなければ良いのだが…。




只今、分解中~!

2007年11月25日 | 我が家
今日は、「パン・ド・ファンファーレ」のパンを買ってから、
長く借りていた本を返しに図書館へ行った。

それだけですっかり疲れてしまって、
自宅に帰って爆睡

うちのパパは、朝早くからバイトに出かけているというのに
私はというと、このていたらく…。

せめて、パパが帰ってくるまでには夕飯の準備をしておかないと…。

でも、ほどなくして、仕事を終えたパパが帰ってきた。
(え~、まだ用意してないのに…。
炬燵の中から「おかえり~。」と言う私。

「ご飯くらいは、早く炊いておいて~。」と言い残し、
パパはすぐに車をばらし始めた。


ちなみにこの車は、二人乗り。
パパの通勤用である。

車好きなパパは、プラモデルのように分解するのが、
どうも好きらしい。
なぜか、この車のドアやフロントカバーなどの部品が
いつの間にかに増えて、アトリエにたくさん転がっている。

夕飯の支度をしていない私は、ちょっと安心して、
ゆっくり、おでんと蒟蒻のピリ辛煮を作り始める。

サザエさんが終わっても、パパはまだ分解中…。

その間、おでんはぐつぐつ…

どうにもならないらしく、パパは少々苛つき気味…。
でも、お陰で夕飯の準備は間に合った。

諦めたのか?パパは、夕食を食べ出した。

でも、夕食を食べ終え、今もまた、分解したままの車を直しに
玄関の外に娘まで連れて行ってしまった。




いつになったら終わるんだろうか…。


時雨洗紅葉

2007年11月23日 | お茶
 今日は、お茶会。
私の着付けをしてもらうために母に早めに来てもらった。
一緒に習っているSさんには、私の帯もTさんの帯を結ぶのを
手伝っていただいた。
 今日の私の着物は紅葉に唐草の帯。
どちらも母からの譲り受けたもの。
私が父の初老の時に着て以来、
数十年も着ていなかった懐かしい着物だ。
(う~、孫にも衣装!!)

今日はお昼の時間のお茶会なので
茶会席も興される。

まずは、待合いで今日使う水をいただく。
そして、お炭点前に移る。
掛け軸は、この季節にぴったりの「時雨洗紅葉」。
 

水差しも紅葉模様だ。
 

お花は、雪月花といわれている椿。

お釜も柿を模している。



茶会席はご飯から始まるのだが、汁椀、煮物、焼き物など
心づくしの手作りもので、どれも美味しい。
 


 

茶会席が終わると濃い茶、薄茶と続く。

茶会が終わるとすでに夕暮れ時。
紅葉のシルエットが夕陽に栄えて美しかった。


いつかは、私たちにもこんな茶会の裏方役が回ってくるのだろう。
こんな大変な準備は、どうするのだろうと心配しつつ
せっせと片付けのお手伝いをする私であった。


輪島の人たちへ

2007年11月22日 | 妙好人
 昨日から一泊二日で輪島のお仕事に出かけていた。
ここ最近の寒さで、みぞれ混じりのお天気…。
朝、6時半にはT先生をお迎えに行き、一緒に輪島に向かう。

まずは、車の運転の疲れを癒すためにも朝市通りの「茶房 三丁目」へ入る。
いつも、ここでは、バターたっぷりのトースト、茹で卵、
とコーヒーのモーニングをいただく。
一息ついたところで朝市で生徒たちに描かせるモチーフを買い、
研修所へ急ぐ。

研修所の前庭にある鮮やかな紅葉は、私たちを向かえてくれる。
敷石に落ちている枯れ葉さえも美しい。



 今回の授業は水墨画。
水墨画の準備をさせ、歴史や描き方の説明をしてから、
筆さばきなどを教える。
前回描いた笹のスケッチを参考にしながら、
水墨画を描く。



ゆっくりと硯で墨をする。
この動作は、私にとっては至福の時だ。
何も考えない、ただひたすらに墨をする。
この楽しさは、生徒たちにわかってもらえるだろうか…。

 私は、いつもこの生徒たちと一緒に描き、
自分も一緒に勉強させてもらっている。
この二年間で描いたスケッチはスケッチ帳で三冊にもなった。
そうゆう意味では、こちらの方が教わる事が多い。
こうゆう機会を作ってくれたT先生にも感謝!!

 夕方から泊まっている旅館で二年生たちとの宴会。
みんなネタを仕込んできて、いろいろ笑わせてくれた。



旅館のおかみさんのご厚意で、しぼり酒も振る舞われた。
おかみさんには、
「先生、お体大事にしてね!」と
しつこいくらいに何度も何度も言われた。
 

それと、私とT先生にホールケーキのプレゼントと
記念にと、二年生が共同して作ったフリーカップを頂いた。

二日目の今日は、一年生の授業。
朝、早起きして、また茶房三丁目のコーヒーを飲みに行く。
ここのおじさんは、一見は怖そうなのだが、コーヒーと同じで温かい。
おじさんは奥さんをガンで亡くしているので
私の事も余計に心配してくれる。
余計な事は何も言わないけど…。

「また、輪島に来てね!」と…。
今日も美味しいコーヒー、ありがとうございます!

 

そして、昨日の夜はあんなに食べたのに、
朝食はいつもと替わらないたくさんのおかず…。
うっ、食べきれない…。

授業の間のランチはいつも「彩花亭」

今日は日替わりAランチを…。 
やはり、輪島に来ると太るわけだ。

授業が終わると一年生から寄せ書きとコーヒー豆のプレゼント。


私は、輪島でいろんなお土産を頂いた。
人との出会い、そして一緒に過ごした思い出。

みんな、みんな、ありがとう!


ぐるんぐるん…。

2007年11月20日 | 炎症性乳がん
昨日、朝起きるとミゾレが積もっていた。
どうりで寒いわけだ。
これは、うちのベランダに積もっているミゾレ。



あまりに寒いので、もう限界と炬燵を出した。
やっぱり、炬燵は良いなぁ~。
ほかほか、ぬくぬくしている。



しかも、炬燵でミカンはやっぱり定番だ。

 でも、どうもこのところ私の体調がおかしい。
起きようとするとぐるんぐるん目がまわる。
ぐるんぐるん…。

あれ~、どうなっちゃってるの?!
って、いうくらい自分の身のおきどころがない。
昨日の午前中は、どうにか仕事はこなしたが、
夜中に右の大腿骨が痛み出して寝られないし、
朝起きようとすると、また、ぐるんぐるん…。

今日の診察の時にドクターに相談した。
血圧も異常なし…。
「じゃ、血液を診てみましょうか?」
と、腫瘍マーカーも含めて調べた。
腫瘍マーカーのceaは18.0。
先月よりも下がっているので
小脳の転移ではなさそうだ。

でも、白血球が1300…。ひ、低すぎる。
これじゃ、起きられないわけだ。
それに、貧血…。HGB(ヘモグロビン量)は11.3→9.5に急降下。
「そりゃ~、ぐるんぐるんするよね。」
「でも、輸血は嫌でしょ!」

というわけで、ゾメタの点滴の後、ノイトロジンを一本打って
頂きました。

しかも、明日からこの寒いのに、
今年最後の研修所の仕事で一泊二日で輪島行き~~~
体調が怖い…。

ホルモン剤のフェマーラの他にも
目まい止めにセファドール。
それと、骨転移の痛みに溜めてあったロキソニンがなくなったので
胃薬のセルベックスと一緒にロブを処方してもらう。
熱が出ると、リザーバーへの感染が一番厄介なので
抗生剤のクラビットと風邪薬のPL…。

もう、こうなりゃ薬漬けじゃ~。トホホ


追伸…。

それは、そうと、このクラクラしている間に
術後5年の記念日が過ぎていました。

忘れん坊の私らしい…。

5年前の11/18に全摘の手術してから5年、
いろいろあったけど、こうやって元気に過ごせるのは
ほんとに嬉しいです。
これも家族や皆さんのお陰です。
ありがとうございます



鰤おこし

2007年11月18日 | 日々是好日


 今日、例年より15日も早く、金沢にも雪が降ったそうだ。
降ったそうだというのは、私は寒くて、グズグズで寝てたから…。

 昨日の夕方には、こちらでいう「鰤おこし」
という雷を観た。
この「鰤おこし」とは、もうすぐ雪が降るぞ
という季節の雷の事。
この季節に近海に集まって来る鰤にかけて、こう言うようになったらしい。
冬を告げるこの雷が鳴ると、寒鰤もたくさん捕れるようになる。
しかも、この季節の鰤は、身がしまって油がのっていてとても
美味しくなるのだ。

この頃~お正月にかけて、鰤をかぶに挟んだ「かぶら寿司」も最盛期を迎える。
私の好物のひとつです…。

 午前中はすごく天気も良くて、爽やかな秋晴れだったというのに、
この季節の天気は本当に移ろいやすい。

 この日、午後一番に私の勤め先の高校の定期演奏会があった。
生徒たちにも誘われて、娘と母と一緒に歌劇座に行った。
普段の美術の授業の時は、眠そうにのんびりしているのに、
今日はキビキビとしていて、真摯に演奏する姿を見ると、
生徒の別の顔がのぞける。演奏もとっても良かった。

演奏会を終えた生徒たちの顔はとても満足そうであり、
こちらも嬉しくなる。
「先生、来てたの?!ありがとう!」と
笑顔満点だ。

帰りには小雨が降り出した。
駐車場に入るために、慌てて21世紀美術館を通り抜ける。
娘はインスタレーションをしている部屋ではしゃいでいた。



この美術館は、市民の私たちにとっては憩いの場になっている。



週末は何かしらイベント企画もあり、参加型で美術を楽しめる。
金沢に観光で来た方も是非行って欲しいスポットです。

あっ、ちなみに、この「鰤おこし」は「雪おこし」とも言いますが、
「雷おこし」とは絶対に言いません。 アシカラズ…。




初めてのプチオフ会

2007年11月16日 | 日々是好日
 今日は、ブログでお知り合いになった方とのプチオフ会。

ブログで知り合いになったちるみさんとは
初めてお目にかかるので、ちょっとドキドキ…。

そして、めぐちゃんは、実は昔の会社の同僚…。
彼女も乳ガンで昨年手術したばかりなので、
「一緒にどう?」って、お誘いしました。

私の車でお迎えに行き、3人で「季節料理 嶋屋」

  でランチ

メインの料理の写真は、あれっ?
料理の最後になって、写真を撮るのを思い出したのでした~。
でも、とっても美味しかったですぅ~。
ちなみにこの他に八寸、芝茸のしんじょ、粟蒸し、お刺身盛り合わせが
ありました。(日替わり会席)

その後、「コーヒーでも飲みましょう!」と
サロンド シェ・ヌゥへ(レストラン・シェ・ヌゥ)

   

ここは、とても眺めが良いのです。
ちるみさんとは、初めて会ったのに
なんだか昔からの知り合いだったような感じ…。
会えてほんと嬉しかったです。
ありがとうございます!!

そして、めぐちゃん、ブログ開設いつでも手伝うよん!

ちるみさんのセカンドハウスからの帰り道、
あまりに夕陽が綺麗だったのでパチリ!
また、みんなと一緒に会えると良いな~




11月のお話会

2007年11月15日 | 図書ボランティア
 今日は、小学校の図書ボランティアの方たちとのお話会の日。
お話会では、お昼の長い休みを使って、
絵本を読んだり、紙芝居を読んだりするのだ。

 その前に今日は図書ボランティアの勉強会。
今日は、「手遊び」の勉強会。

私は、3月のお話会でやった4/4拍子なら
どんな曲でも良い手遊びを…。
♪「春の小川」を歌いながら
肩を左二回、右二回トントンを「さらさら」まで続けて
「いくよ」の時は「トン」が左右一回ずつトンの後、
「よ」で手を前でパチン
それを繰り返して、ゆっくり始めたものをだんだん早くしていく
というのを紹介した。

「拍手が5回」パンパンパンパンパン
「拍手が4回」~で
「拍手が1回」で少なくしたり、
逆に1回から始めたりのバージョンも定番だ…。

今日はランチがあるせいか?!
出席も良く、14人のボランティアの方が揃っているので
一人に一つずつみんなで手遊びを実践しながら勉強した。

この「手遊び」は、なぜだか嫌がる方が多く、
今までは手遊びの得意な方におんぶしていたのだが、
その方も今年でお子様も卒業されるので
引き続きお子さんが在校されるボランティア方は
なんだか必死である。

「てあそび.com」
の中から「なっとう」、「ひげじいさん」の大げさバージョンなども紹介された。

その後、定例のミーティング。
さっさと済ませて、近くの「デリスカフェ Latte(ラッテ)」に行き、ワイワイみんなでランチをした。

13:10~のお話会なので、早めに小学校へ向かう。
暗幕や紙芝居の台などを用意して子どもたちを待つ。

今日の「手遊び」はさっき習ったばかりの「拍手が5回」
その後に「お話のローソク」をつけて、

「やおやのおみせ」のアートシアター。

「絵本」は、
とらとほしがき―韓国のむかしばなし
おおたけ きよみ,パク ジェヒョン
光村教育図書

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紙芝居は、「いもころがし」

そして、最後に「お話のローソク」を消して、お・し・ま・い!

今日は、一年生が中心に70名くらいの子どもたちが来てくれた。
それにしても、やはり落ち着かない子どもも2~3人。
絵本には興味はあるけど、落ち着いてお話を聞けない子ども…。
どこまで注意をすれば良いのか?
なかなか、難しいものである。


お金

2007年11月14日 | 図書ボランティア
 私たちは、毎月、家庭文庫をなさっている方のお宅に集まって
図書ボランティアの勉強会をしている。
今日のお題は「お金」。

このお題が入った絵本などを持ち寄って紹介したり、
大人同士で読み合ったりもする。

お金となると、道徳的なものも多い。
私は「はなさかじいさん」をすぐに思いついたが、それではつまらない。
でも、今日は急に行く事にしたので、
仕方なく手元にあった「ぶんぶくちゃがま」を持っていった。

たからげた
香山 美子,長 新太
教育画劇

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この「たからげた」、子どもたちにも受けが良い。
やはり絵は長新太さんの手によるものだ。

かあさんのいす (あかねせかいの本 (8))
ベラ B.ウィリアムズ,佐野 洋子
あかね書房

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この絵本は、いつも疲れているお母さんにかわいいバラのソファを買おうと
大きな空き瓶にお金をこつこつためていく女の子の話。
このシリーズで「ほんとにほんとにほしいもの」
「うたいましょう おどりましょう」もある。
ご存じ、「百万回生きたねこ」でおなじみの佐野洋子さんの翻訳本。

ふゆじたくのおみせ―おおきなクマさんとちいさなヤマネくん (日本傑作絵本シリーズ)
ふくざわ ゆみこ
福音館書店

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この絵本は、どんぐりがお金のかわり。
この季節にぴったりの絵本だ。

他に「しっぽ5まんえん」「ひよこのかずはかぞえるな」
「ペチューニアのたからもの」「まさ夢いちじく」
「ねぼすけスーザのおかいもの」「山いっぱいのきんか」
「ケチルさんのぼうけん」「ちょろりんのすてきなセーター」
「はじめてのおつかい」「月がくれたきんか」「ねずみのすもう」

高学年や中学生にお金の価値を教える絵本としては…、
「レモンをお金にかえる方法」「歯みがきつくって億万長者」
「お金もうけは悪いこと?」

読み物では、「ベニスの商人」「最後のひと葉」
などがあります。

<お金がテーマの絵本の共通点>
お金があっても幸せではない。
お金は努力した者が得る事が出来る。
お金は人に喜んでもらうために使うもの。
    …と、言ったものだ多いような気がした。

しかし、お金がないと幸せでない。
お金は天下のまわりもの。
お金は自分のために使う
っていう、若者が増えた…ような気がするのは
私だけだろうか?!


茶の花や…。

2007年11月14日 | お茶
 今日は久しぶりのお茶のお稽古。
先生のお宅の玄関には、かの奥田元宋先生の絵がかかっていた。

(うっ、高そう~。)

11月からは炉でお茶を点てる。
お茶室にも炉の中の炭の匂いとお香の匂いが漂う。



今日のお軸は、千代尼の俳句。
この時、千代尼は63歳。
昔でいうと、もうかなりの老女である。
老女になってもなお、「一日でも永く生きたい!」
と思う気持ちで作った句であるという。

歳をとっても、命に対しての気持ちは、私と同じなんだ~。
となんだか千代尼が身近に思えた。


この赤い実のお花は美男かづら。
右端の花はこの俳句に出てくる、本物の「お茶」の花。
椿によく似ている。ちょっと見は、そんなはかなげでもなさそう…。
義母が畑で大切に育てているものだ。



水差しは、「須恵器三耳壺」で味わい深い。
奥にあるのは高光一也画伯の手によるもの。
金ではなくラスターの絵の具を使ったのか
腐食が進んでいる。
でも、そこが錆びた味わいになっているのがにくい。

先週は疲れてお休みしていたので、炉のお点前は初めての体験。
私はこんな調子で来週のお茶会は大丈夫なんだろうか?
と、かなり不安になってしまった。
う~ん、今日は帰ってから、お浚いしようっと。

もうすぐ冬がくる

2007年11月12日 | ランチの女王




 土曜日、ピアノのコンクールの見学に出かけた。
娘の友達は小学校高学年の部で13:00~
娘の教室のお姉さんは一般の部で16:20~の出場予定。
その時間の合間にフォーラスの中にある
「紀男カフェ ラパンドール」
でその友達親子とランチをとった。

私たち母は、ピザと渡り蟹のパスタ、
子ども達はパフェの魅力に負けて娘はチョコパフェ
お友達はフルーツパフェを注文した。
「か、かなり、でかい…。」

(食べれるの~?)
親の心配をよそに平気で食べる子どもたち…。
いや~、まったく育ち盛りです。

そして、今日の仕事が終わった後、
昨年おせわになった後輩と一緒に
「LA・ FORESTA」 に行った。


後輩が注文したゴルゴンゾーラのニョッキが美味しかったです。はい!

そして、今日の夕食…。
↓母が弟の勤め先から買ってきた「香箱蟹」6パイ。
隣にあるのは、一応、蟹チラシ寿司です。はい…。
(どう見ても、蟹チャーハンにしか見えないけど…)


昨日も特売の香箱蟹を食べたし、
今日は母からもらって、
連日、蟹づいています。

 しかし、昨夜の雷は、すごかった。
遠雷っていうなま優しいものでなく、
雷の演習攻撃って感じ…。
昨日の昼から雨、霰…。

もうすぐ、北陸にも本格的な冬が来ます。
でも、この寒さで蟹や寒ブリが美味しくなる季節です。


混合医療について

2007年11月11日 | 炎症性乳がん
『日経メディカル オンライン』で混合医療についての記事がアップされていた。
http://medical.nikkeibp.co.jp
          
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 昨日の朝刊に、「混合診療を認めないのは違法だ」として、国を相手取って
患者(清郷伸人氏)が起こした訴訟で、東京地裁が国側敗訴の判決を言い渡し
ました。この判決が、これからの医療制度にどれだけ影響を与えるのか?
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_10284_52325_4


『日経メディカル オンライン』抜粋より
詳しくは、
清郷伸人さんのホームページ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この事は、これからの私たちの治療に直接かかわってくる問題である。
今までは、私たちが、たった一つでも健康保険で認められていない薬や
治療を行うと、その患者が受けた医療全体が保険の利かないものになっていた。
と言うことは、すべて自費診療扱いになっていたのだ。

例えば、私の場合、活性化リンパ球療法である。
これは全額自費診療扱いだ。

しかし、その他の抗ガン剤やホルモン剤など、
今まで普通に健康保険が使えていたものまで
使えなくなったらどうなるか?という事だ。

活性化リンパ球が一回25万+医療費100%/月かかると
たちまちのうちに破産してしまうのだ。

今後、たぶん私にも降りかかってくる。
それは、厚生労働省が認めてない抗ガン剤を使う時にだ。

今回の判決はまだ第一審なので、今後どうなるのか
みつめていきたいと思う。

のだめカンタービレ

2007年11月10日 | 日々是好日
 昨日の夜、パパも仕事でいないので、
娘と二人、生で聴く「のだめカンタービレ」音楽会へ行こうかと出かけた。
もちろん、チケットなどありませぬ。
体調がわからなかったのと、仕事が入るかもしれなかったので
事前にチケットを取らなかったのです。

一昨日、思い立ったので、協賛のテレビ局の事業部にも電話しました。
「完売しました。」とつれない声。
「当日券は、明日の18:00から30枚だけ売り出します。」
ひえ~!!甘かった。
馬鹿な私…。

仕方ない。早めに行くしかない。
娘が学校から帰ってくると、すぐに着替えて県立音楽堂へ向かった。

「誰もいないよぉ~、ママぁ~。」
(当たり前だ…。今はまだ17時前だぞ。開演は19時)
まだ、会場のセッティング前だった。
箱からまだ出してない「のだめのグッズ」を見ながら、
浮き足だった私たちはお客がいない間に「マングース」のマスコットと
それと、「のだめの歓喜の歌」をゲット!
(茂木大輔隊長と名曲の森探検隊DVD付き)

キャッキャ言ってる私たちは、ようやく出来た当日券売り場に
並ぼうとした。

近づく男たち…。(何、何…??
すっごく、小声で、
「あの~、申し訳ありませんが、こちらの席、
2席ならキャンセルで余っております。」
「S席でもよろしいでしょうか?」

ぎゃっぼー!!!
「はい!もちろんです!」(小声で)
(心の中でガッツポーズ
日頃の行いが良いのか?
私たちは当日でS席15列中よりの席をゲットできた。

「ありがとうございます。」とあくまでも小声で
娘とクスクス笑いながら当日券会場を去りました。
だって、他に待っていた男の人が一人だけいたんですもん。

「やったー!!」「ラッキー!!」
と会場から離れてから娘と大喜び。
すぐさま夕食をとるために金沢駅の飲食街へと出かける。


すると、そこに、「黒百合」発見!
この黒百合、尊敬するT先生のお薦めだった。
「一度行くと良いよ~!!」と言っていらした。

こんな日に偶然見つけて、娘と入る。
カウンターと小さい小上がりだけがある「おでんやさん」なのだが、
郷土料理を取りそろえてあるので観光客にも有名らしい。
神田川俊郎の色紙も貼ってある。

親父たちがたくさんいるカウンターに娘と二人で座り、
「おでん定食」を頼む。
確かに味がしみて、美味しいおでんだった。

でも、なんだか今からのコンサート前で興奮して
あまり食欲もない。
半丁もの豆腐は、私たちには多かった。
今度はどて焼きを食べようか?
それとも揚げ焼きが良いかなどと物色しながら店を後にした。

隣の音楽堂までは徒歩1分。
はやる気持ちもあって、早めにロビーに着いた。

">

「あっ、マングース発見!」

私たちのテンションはさらに上がる。

あっ、そうだ。
さっき、駐車場で偶然同級生のM子ちゃんと会ったんだった。
M子ちゃんに電話をして、ロビーで落ち合い、
久しぶりのM子ちゃんのお母様ともお話出来た。
M子ちゃんは実家のお母様とお姑さんと二人を
招待していた。(えらいなぁ~。私には出来ないなぁ~。)
そうこうしているうちに開演時間が近づいた。

さぁ、いよいよだ!

音楽堂はパイプオルガンを揃えた場所なので、こうやって見ると
パイプが光ってとても綺麗だ。
打楽器とオーケストラのための協奏曲をする予定らしいので
パーカッションのティンパニー類もたくさん置いてあった。
いやがおうにも興奮は高まる。

ご存じ、「のだめカンタービレ」はフジテレビでも高視聴率を上げた番組だ。
原作の二ノ宮知子さんの漫画も全巻読んでいた。
のだめカンタービレ #19 (19) (講談社コミックスキス)
二ノ宮 知子
講談社

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「のだめカンタービレHP」
ドラマ版はこちら♪
演奏中にも千秋やのだめのやりとりが映し出されるが、
幕間にもスクリーンに千秋様が…。



【プログラム】

企画、指揮、お話  茂木大輔
ピアノデュオ    プリムローズ・マジック(石岡久乃・安宅薫)
パーカッション   竹島悟史
管弦楽       オーケストラ・アンサンブル金沢

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「悲愴」より第2楽章
ハイドン:交響曲第82番ハ長調「熊」より第1楽章
ジョリヴェ:打楽器とオーケストラのための協奏曲より
モーツァルト:2台ノピアノのためのソナタ  ニ長調より第1楽章
(千秋とのだめが初めて二人で弾いた曲。二小節ですぐに失敗したのも忠実に再現された。)
ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー
(アンコール曲)
二台のピアノと木琴のペトルーシュカと「今日の料理」
(のだめがコンクール直前に暗譜してる時に偶然鳴った携帯の着信音での
「今日の料理」の旋律が途中で入ってくる。)
(休憩)
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調作品92
(アンコール曲)
ドヴォルザーク:チェコ組曲 ニ長調ポルカ
アンダーソン:プリンク・プランク・プランク

帰りに茂木隊長に楽屋入り口でサインをねだろうと思ったが、
娘にとめられ、やむなくやめた。
でも、娘と二人で楽しい音楽会に来れて、大満足の日だった。