本と映画の日々  そして、ゆめのつづき

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「盗まれた飛行船」 カレル・ゼーマンは、特撮アニメの原点だ。

2006年01月26日 | 日本映画




「盗まれた飛行船」(1966)
原作 ジュール・ヴェルヌ
監督 カレル・ゼーマン

http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=2283

第11回 広島国際アニメーションフェスティバルが、
今年 2006年 8月24~28日 の期間で、開催される。
2年に一度の国際イベントだ。

なんと、第2回大会 の時は、国際名誉会長に「盗まれた飛行船」の
カレル・ゼーマン(チェコスロバキア)
スペシャルゲスト  ジョン・ハラス(イギリス) となっている。


“広島国際アニメーションフェスティバルは、
世界各国・地域から応募された作品を一般公開形式で審査し、
グランプリなどの優秀作品を選ぶコンペティションのほか、
国内外の著名なアニメーション作家の作品や子供向けの作品など
特別プログラム、展示会、ワークショップ、
プレゼンテーションなどで構成する総合的なアニメーション映画祭です。”
  (公式HP抜粋)


【過去のグランプリ作品】


第10回大会 「頭山」  「頭山」      (山村浩二) 

第9回大会 「ファーザー・アンド・ドーター」   マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット           
              (イギリス/オランダ)  

第8回大会 「ある1日のはじまり」   ウエンディー・ティルビー、アマンダ・フォービス                            
               (カナダ)  

第7回大会 「老婦人とハト」       シルヴィアン・ショメ(カナダ)  

第6回大会 「レペテ」          ミカエラ・パヴァラトヴァ(チェコ)  

第5回大会 「大いなる河」        フレデリック・バック(カナダ)  

第4回大会 「サンドマン」        ポール・ベリー(イギリス)  

第3回大会 「雌牛」           アレクサンドル・ペトロフ(旧ソ連)  

第2回大会 「木を植えた男」       フレデリック・バック(カナダ)  

第1回大会 「おんぼろフィルム」     手塚治虫(日本)




第2回大会 の時にに「盗まれた飛行船」がホール上映をされた。
銅版画と実写をセピアの幕でフィルターした技法は、
「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎フィルターにも影響を与えている。


日本のアニメは、カレル・ゼーマン抜きには語れない。
宮崎 駿 しかり、そして、山崎貴
BSデジスタのデジタル映像作家

http://www.nhk.or.jp/digista/review/051224_review.html

BSデジスタのデジタル映像作家がこれからの日本映画を支えていくと思うので、
第11回 広島国際アニメーションフェスティバルに出展される彼らの作品に
これからも注目をしていきたい。


デジスタ キュレーターの伊藤有壱さん作品展が広島市現代美術館で行われている。
http://www.urban.ne.jp/home/hiroanim/j/menu/Jfront.html

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