本と映画の日々  そして、ゆめのつづき

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「NANA」は監督、脚本、撮影 矢沢あい でクレジットを

2005年09月29日 | 時事 ニュース


「NANA」を観にいった。
原作を三巻まで読んで準備万端・・?
「NANA」の世界に入っていった。

最後のシーンでは不覚にも涙ぐんでしまった。

映画は脚本(シナリオ)と配役(キャスト)で70%が決まる。
原作がよく出来ているので、後はキャストだけだった。

小松奈々役の宮崎あおいは、
「害虫」( 蒼井優 田辺誠一 塩田明彦監督)や
「EUREKA(ユリイカ)」(役所広司、 青山真治二監督)で
屈折した少女を演じ、
映画フアンの間ではピカイチの女優だ。
中島美嘉は現役のミュージシャンで
まさしく、地で大崎ナナ役になれる。
この二人の配役はバツグンだ。

脇役もいい。
人気バンドTRAPNESTこと「トラネス」のレン(ギタリスト)には松田龍平、
タクミ(ベーシスト)には玉山鉄二、
ナナのバンドBLACK STONEこと「ブラスト」の
ノブ(ギタリスト)には成宮寛貴、
シン(ベーシスト)に松山ケンイチ 
そして私のお気に入りのヤス(ドラム) 、
しかし 夜でもサングラしていて顔がよく分からない・・。
この役者、誰れ?
特にムードメイカー、ノブの成宮が最高だ。

「NANA」は監督、脚本、撮影 矢沢あい でクレジットをして欲しいくらいだ。
2300万部を売っている原作漫画は、それだけで多くの「NANA」ファンから
支持されている。
大谷健太郎監督はその点を重視し原作に忠実に映画を撮っている。
漫画「NANA」フアンには堪えられない映画だ。

原作自体がかなりの完成度だから映画はそれをなぞるだけでいい。

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