皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

五月の風が心地よく

2015-05-06 23:16:51 | 生活
GWも終わりました。大学を出て就職し、職を転々としつつサービス業(販売)にみをおいて20年近く、5月のGWは休むというより稼ぎ時です。
子供もそれを分かってか、特に何処へ行きたいなどとは言わず休みが合う日は庭で一緒に遊んでやると喜びます。
後数年経てば、親をおいて友達と遊びに出ることの方が多くなるでしょう…
子供の日は神社の疫神祭でした。
5月5日と決まってから、だいぶたつようです。自分が子供の頃は、大人の担ぐ神輿について行き、村中の家に寄りながら、お菓子や料理を貰って食べました。今でも年番さんが農家の家庭(40軒)を御神酒を注ぎながら廻ります。村の入り口三ヶ所に疫神祭神璽の札を立てて、注連縄を張り、疫病や災いが流行らないようお祓いをして廻ります。神輿が神社にもどり、御神体を本殿に戻した後、氏子総出で神輿を神輿殿にしまいます。皆で輪になって行田締めで
手締めを行います。祭りの直会を新しくなった自治会館で行いました。慣例で料理は大皿で出されます(^^)行田の火祭りに負けず、無形文化財の登録を目指して、これからも継続して行きたと思います。畑ではサヤエンドウがたくさん実をつけました。気温が高く、雨も少ないため土がだいぶ硬いようです。
休みが明けると、本格的に苗代が始まります。また緑の水田が広がる季節が近づきました。
今朝の朝日新聞のトップは棚田維持頼みは観光客との記事でした。息を飲む ほどに美しい!と表現された、地方の棚田は継続者に悩み、担い手がなくオーナーを募り、観光客が田植えと稲刈りをする様を伝えていました。兼業農家は、地元に仕事が無ければ、農家を続けられないのは現実でしょう。
自分の地区の将来を憂いつつ、結局は自分の生活と家族の生活のため、身近なことのを日々精一杯やるというスタンスは変わらないと思います。
休みあけ、五月病にならないことを念じつつ、明日は向日葵の種を蒔こう!
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