兄弟が対決するラストシーン
パンはウーヤンから「パン・チンユン!」
と名前で呼ばれて、
尊敬する義兄弟という対象から
義兄弟を殺した犯人=殺すべき対象に変化した事を自覚
手足が折れ、よれよれになっても、まだ、パンを殺そうとするウーヤン。
一方、武力的に圧倒的優位を保っているパン。
力の弱ったウーヤンの振りかざすナイフなんて
なんの問題もなくかわせるはず。
ナイフの突き出された方向を確認し切っ先をつかもうと手を伸ばすが、有り得ない事に手をすり抜けてしまう
同時に、銃弾を背中にあびた為だった。
結果的にウーヤンの刃がパンの胸にささる
瞬間的にパンは朝廷の意志を察する
ウーヤンの信じられないという顔のアップ
「とうとう仕留めることができる..でも、これで…」
相反する思いをふりきるかのように、
必死につきたてるウーヤン
パンは朝廷の意志、つまり、
自分もまた必要とされて無い人間だったことを背中で受け止め、
義兄弟を裏切った報い、ウーヤンの刃を胸に受け止める。
その前も後も、ウーヤンの目線で体感し嘆き悲しむのですが、
このシーンだけは、毎回、
パンのどうしようもない絶望感に涙するのです。
↑赤文字のワンカットがぬけてるように感じます
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