山の上の家に、またまた孫が遊びに来てくれました。ちょっと見ぬ間に成長しています。もう本当に子供の成長には驚かされます。
私は星座の事は良く知らないんですが、天の川は大好きです。子供の頃の街灯もない頃の昔(55年くらいも昔)ですが、夏の夜に銭湯に行く道中に夜空を眺めながら行っていました。月が出てると道が明るくて安心ですが星は見えず、新月だと真っ暗で懐中電灯が必要な道でしたが、懐中電灯を消して夜空を見上げると天の川が一面に見えてとても綺麗だった事を覚えています。それを見ながら父親から七夕の牽牛と織姫の話を聞き天の川を挟んで「あの星が彦星の星で、あの星が織姫の星」と教わったものです。
今の日本では、天の川は夏の新月の時に晴れていて、しかも街の灯りが届かない山奥に行かないとなかなか見る事も出来ません。最近うっとりと天の川を見たのは、今から17〜18年前の福島県の会津磐梯山の裏磐梯のママキャンプ場のフリーサイトでした。家族と犬と一緒に芝生に寝っ転がって見たあの美しさは、今の日本ででもまだ見れるところがあったんだと言う感動も重なったものでした。
ココ山の上でも、天の川が見れる夏の新月に晴れると言う事が無くて、ココでも天の川が綺麗に見えるのかと言う事を良く確認は出来ていませんが(そもそも木々が多すぎで)、昨夜とうとう雲も案外と少なくて、そこには天の川の尻尾の白い星で出来た雲の様な星雲を見つけたのでした(中心部は木々に隠れてる)。「あゝ、なんて美しいんだろう」と見ていると流れ星も幾つも見れて、視力も落ちている私にも感動をもらえました。
山の上の夜は今でも冷えるのですが、時間を忘れて眺めていました。寝そべってホットワインでも呑みながら、星座の名前などを星空アプリで覚えてみたいなと思うのでした。星空のアプリ「星座盤」大人も子供も楽しめるフリーソフトだと思います。
孫に七夕の話を聞かせながら、夜空の天の川の"ベガ"と"アルタイル"を教えるのはあと何年後になるんでしょう。
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