折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

電気屋さんの三代目

2020年03月04日 | 風景
   「思い出・上高地」



先日家に不審な電話がありちょっと気になってきました。
いつから使っているか分からないほど古い玄関のインターホンの画像がはっきりせず音声も聞き取りにくい。もうこれは取り換えようと知りあいの電気屋さんにお願いしました。
新しいインターホンは画像も音声もはっきり!その上録画機能もあるのでちょっと安心です。外にはセンサーライトがあり夜は猫が通ってもピカ~ッと光ります。後は防犯カメラをつけようかと電気屋さんに相談すると「防犯カメラは抑止力にはならないようだよ」ですって。「この辺り防犯カメラを複数付けてある家で泥棒に入られているから」と。建築中から評判になるほどガードが固そうなAさん宅は2度、Bさん宅は10年たたないのに4度入られたのだとか。新築の家が狙われるらしいので築40年の我が家はもう対象外と思ってもらえるといいのですが。
「固定電話は留守電にして必要な人だけ折り返しの電話をすればいいでしょう」と。そうします。

この電気屋さんは40年前に家を建て直した時に電気工事もお願いした方で、その時は時々小さな男の子が付いてきて動き回るのにハラハラして、我が家では「電気屋さんの元気丸」と呼んでいました。電気屋さんを継いで二代目になった元気丸さんが大きな仕事を担当して小さな仕事は初代のお爺さんが受け持っているとか。
今回は初代さんが孫の8歳の男の子を連れてきました。元気丸の子供です。その子に「外で待っとってな」と言われるけど「上がってね」と言うと自分の靴もお爺さんの靴もそろえて道具箱を抱えて上がってきました。空き箱を片付けたりゴミを拾ったりとすっかり三代目です。
「学校が休みになったもんでね・・・」と電気屋さん。この子にとってはコロナのお休みもいい体験になるでしょう。
お雛様のお供えのお菓子をお駄賃にあげたらニコニコで助手席に収まって帰って行きました。
あの子が四代目を連れて来るころ私は・・・100歳を超えている~・・・。

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