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折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

ご先祖様をたどれない

2019年03月21日 | 
   ミモザ(ギンヨウアカシア)


毎年、春と秋の彼岸にお寺で法要と法話があります。
今年の副住職さんの法話のなかに「ご先祖様をたどれますか」という話がありました。
家系図を上下逆に置いて一番上の自分から両親、その両親と名前をたどるのです。
膨大な数の人々が繋がって今の自分があることを再認識するものです。

両親の名前は分かります。
母方の祖父母の名前も分かります。曾祖父も分かります。曾祖母は?それ以上は無理。
父は婿養子だったので・・・父方の方はさっぱり知りません。
名前が書けたのはたった5人でした。名もない庶民はこんなものでしょうか。

末っ子の私が生まれた時にはどちらの祖父母も10年以上前に亡くなった後。
写真は全て戦災で焼けてありません。
軸装された肖像画が何点かあるだけなのでそれ以外の方ははどんなお顔の方達だったのかも
分からない。

子供に「自分のお祖父さんやお祖母さんの名前を知らないの?」と言われた事を思い出します。
だって知らないんです。度々あった年季法要の時には長い戒名なので覚えていられないし・・・

昔、アメリカの黒人が祖先をたどる「ルーツ」というドラマがありました。
その時ちょっと私も調べてみようとは思ったのですが、調べたところで「意外に凄~い!」などと
言うことはあるはずもなくそのままになりました。
ほんの数代前のことなのに、ずーっと知らないままで過ぎることになりそうです。




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