
私は風景を見ながら列車に揺られているのが好きです。
そして好きな場所で降りて歩いてスケッチできれば しあわせ~。
今度の安曇野行きも、もし好きな場所に出会えたらそこで降りてもいいと思ったし
一応決めた「安曇追分」で降りなくても、山が良く見えたら「白馬」まで行ったかも。
名古屋から白馬往復すると13時間くらいかかるので、そこまではちょっと無理かしら。
「遠くに麦畑が」

大糸線は二両編成のワンマン電車、駅によってどこのドアからでも降りられ、どこの駅からか
降りるのは運転手のいる先頭のドアからだけ。
車内放送がよく聞き取れない私にはこの仕組みが分からない。
安曇追分駅で降りる時に中ほどのドアボタンを押して「前から~!」って呼ばれちゃった・・・。
乗るのも降りるのもドアに付いているボタンを押します。
私は安曇追分で一人だけ乗車しました。乗ってすぐ座りかけたら「チッ・・・」と言われたような。
「閉」ボタンを押してなかったのです。
電車で「開けたら閉める」なんて思いもしなくて、また失敗。
見ていると慣れた人は降りる時「開」ボタンを押し身体が外に出かけた時に素早く「閉」を押して
ちゃんと閉めていきます。中には開けっ放しの人もいますが・・・。

帰りの松本から中津川までは2時間40分ほどの乗車。
途中の塩尻で14分、名木曽駅では16分停車、長かった。
塩尻を過ぎると通勤列車のような向かい合わせのロングシートの列車一両に10人も乗っていなくて、
日が暮れるとつい車内観察したくなります。
長い停車中にホームに出るためカッコよく「開」と「閉」ボタンをポンポン押してドンと挟まれてしまった人。
行ったり来たり車内散歩、スクワット、ドアの前で立ったままの人、動くのは皆男性です。
女性はせいぜい伸びをするくらい。女性の忍耐力は凄いんです!
私は長時間停車の時はホームを散歩、でも、置いて行かれそうな気もしてちょっと心配でした。

松本駅 中高生らしいグループが写真を撮っていたので私も、珍しい車両があるの???
中津川から名古屋行きの車両は2人ずつ並ぶボックスシートで列車旅気分。
これには1時間ばかり乗っただけで大曾根駅に着き、名鉄に乗りかえたらあっという間に我が家へ。
ちょうど8時大河ドラマの始まるところでした。
今月来月とこの後は予定が色々あり、私の「春の青春18」はこれで終わりです。
こんな旅、あと何年出来るかしら。
一年中使える「これから60」「高輝75」なんてのを作っていただけないかしら。
あと数ヶ月で私も高輝高齢者のお仲間入り。もうしばらく「青春」続けたいと思います。
「安曇野の 各駅停車 春の旅」 ひろ