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折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

教会の尖塔

2017年03月04日 | 日記
「娘の結婚式場だった教会」
和紙(楮紙) サイズF0


娘から2月の末で24回目の結婚記念日だったとメールが来ました。
すっかり忘れていましたが改めて、もうそんなになるんだ・・・と。
式場は娘たちの希望で名古屋市内では目立つ尖塔のある教会でした。

数ヶ月の間バタバタする日が続いたあと結婚式が終わると家の中が急に静かになり
ガランとした娘の部屋を見ると訳もなく涙があふれて心は空しくて…。
普段はほとんど泣かない私が自分でもこれはおかしいと思いました。
聞いたことのある「空の巣症候群」これだ! とにかく外に出ることにしようと。

カルチャーセンターをいくつも回って4月開講の講座を探しました。
そこで見つけたのが墨彩画の教室でした。4月開講分はすでに定員が埋まっていたので
7月から増設される教室を申し込みました。
その先生の絵もお名前も知らないまま、ともかく「気分転換に行って見よう」と。

カルチャーセンターで1年、後に先生の主宰される「彩林会」へ移り、亡くなられるまで
10年ほどお世話になりました。お名前は早川日出男先生でした。
こんなに長く続けられたのは自由な絵を指導して下さった先生のお陰と
今も感謝とたくさんの想い出がいっぱいです。
先生が亡くなられてからは同好会になりそのままずっと参加しています。
なので私の墨彩画は(今はは水彩が多いけど)20数年・・・自分でもそんなになるのかと。
その間には色々な事もあり、描けない時もあり時間だけ過ぎてしまった気がします。
それでもお仲間にも助けられ「絵があってよかった」と思うことが度々でした。
これからもボチボチ好きに描いていきたいと思います。

スケッチペンで 



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