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折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

奥浜名湖・姫街道

2016年07月05日 | 旅行


何年か前「姫街道」という言葉にひかれて東海道の脇街道を少しだけ歩いてみました。
東海道線「新所原駅」で天竜浜名湖鉄道に乗り換えて「西気賀駅」まで行き
「小引佐・こいなさ」の峠へウォーキング開始。
所々石畳の道を「姫街道」の標識をたどりながら歩いて、急な登り坂から振り返ると
眼下に奥浜名湖の入り江が光っていました。
遠くに見えるのは東名高速の橋です。

青い蜜柑畑の中の道や、高台の神社で休憩しながら夫は俳句、私はスケッチ
ゆっくり、のんびり。
市内では珍しくなった「ツクツク ボ~シ ツクツク…」が賑やかでした。


新子ハゼ釣り

2016年07月04日 | 旅行
奥浜名湖

子供の頃、夏になると父について桑名へハゼ釣りに行きました。
名古屋駅前で1貫目の氷とエサを買い、桑名まで電車。バスの終点からの揖斐川堤を
河口まで歩くのが楽しみでした。
途中でシジミやハマグリを採ったり泳いだり・・・陸から釣ったり遊んだり。
その後、伊勢湾台風の被害を受けて堤防は頑丈なコンクリートになりすっかり
様子が変わってしまいました。

結婚してからは家族で、子供たちが成長してからは夫と二人で、梅雨が明けると
新聞の釣り情報を見ては揖斐川河口、鍋田干拓、衣浦大橋などへと出かけました。
9月にならなければまだ小さい「新子ハゼ」、それでも天ぷらにすると
美味しいのです。広い空と水を眺めて糸を垂れていると心が広々するよう!

夫の身体が思うにまかせなくなってからは懐かしく思い出すだけになりました。
何年か前に出かけた奥浜名湖で、ハゼ釣りをしている人を見かけ二人でだまって
いつまでも眺めていました。

 以前、調理前に急いで描いた1枚

白川郷・夏(4)

2016年07月03日 | 旅行


白川郷を訊ねて何度目かになると村の様子もわかり歩くのに余裕も出来ました。
スケッチは思うにまかせなくても風景の中で座っているだけで、幸せ!
通りかかる人も知った方はないので、どんな雑な絵を描いていも気楽です。

なぜだかカメラマンには大勢出会っても絵を描く人に出会ったことがないのです。
出会えば、ちょっと覗いてみたいのですが。
涼しくなったらおにぎりとスケッチブックを持ってまた出かけたいと思います。

※白川郷・夏 は今日で終わります



白川郷・夏(3)

2016年07月02日 | 旅行



私が初めて白川郷を訪れたのは「白山スーパー林道と白川郷散策」というバスツアーでした。
遅い紅葉を見に行ったつもりが思いがけず雪になり、紅葉と積もる雪との対比が
ほんとうに絵のようで、それまで抱いていた山奥の暗いイメージは吹き飛んでしまいました。

なんとなく暗いイメージを持っていたのは、その昔読んだ「ああ野麦峠」や江夏美好の
「下々の女(げげの女)」の印象が強かったからかもしれません。

「下々の女」とは、山また山の辺鄙さゆえに「げげの国」と呼ばれたことに由来して
明治、大正、昭和を生きた女性の物語です。飛騨市出身の女性作家の長編です。

昭和から平成へ、変わり続ける白川郷…できることなら変わらないでと願います。

「彩林展」お知らせ・白川郷・夏(2)

2016年07月01日 | 旅行

「彩林会」は、女性ばかり7名の同好会です。
主宰されていた墨彩画家早川日出男先生が亡くなられて12年、現在は墨彩、水彩と
それぞれ自由に描いています。
私は墨彩数点とこのブログに発表の「はがき絵」何点か出品予定です。
案内葉書の絵は会員が順番に担当し、今年はY.Oさんの作品。
お庭が見渡せるステキな会場です。お近くの方はぜひお越しくださいませ。


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白川郷の水田に早苗が揺れる頃、周囲の山にはまだ雪が残り
新緑と共にとても明るい風景です。
その中に歴史を刻んだ風格のある茅葺の合掌造りの家々は
明るさの中にどっしりとして、まだそこで人が暮らしている
温かさを感じます。

白川郷・夏(1)

2016年06月30日 | 旅行


しばらく前まで飛騨白川郷は山深く行くことが難しい所と思い込んでいました。
ツアーに参加すれば良いのですが、それでは自由時間が少ないのでスケッチなどは難しい。

茅葺の合掌造りを一度はスケッチしたいとネットやパンフレットなどで調べると、
名古屋名鉄バスセンターから路線バスで日帰りが可能なことが分かりました。
片道2時間50分のバスの中でおにぎりを食べ、着いたらすぐに活動開始。
目的がある時は一人旅なので歩き回って、スケッチして、あっという間の4時間。
帰りのバスは揺りかごとなって眠りこけているうちに名古屋に到着。

それからは、天気予報を見ながら雪の季節には雪が降りそうな日に、夏なら晴れた日に
ネットのライブカメラで稲の実りを見て、また出かけました。

百日草

年々賑やかになりすぎる気がしますが、世界遺産なので仕方のないことなのでしょう。

小諸から浅間連峰を望む

2016年06月29日 | 旅行
6月の浅間連峰

夫がまだ現役の頃、時々は5月3日の結婚記念を信州方面で迎えていました。
高い山々には雪が残り、里近くでは山桜や花が一斉に咲き、落葉松林の新芽が煙ったように広がる
風景は今も目に浮かびます。
特に好きだったのは小諸近くの布引観音からの浅間山でした。
千曲川から立ち上がった浅間山と連なる山々がゆったりと構えていてそれは雄大な眺めでした。

定年後は5月の連休を避けて出かけると山も里も緑濃くなりまた違った風景になっていました。

スイス・スケッチ旅行の思い出(5)

2016年06月20日 | 旅行
スイスはどこに行ってもポスターか映画の中にいるような現実とは思えない美しさでした。
スケールの大きさと共に「とても描けないなぁ~」と思いながらせっせとスケッチしていました。


ハスリベルグからアルプス

氷河に囲まれて・サースフェー

ロートホルン

スイス旅行の数年前に墨彩画の故早川日出男先生の教室に入会して、墨彩画と
「はがき絵」の世界の楽しさを教えていただきました。
どこでも持ち運べるハガキ、またちょうどその頃文具開発の仕事をしている甥が
送ってくれた携帯絵具。夢中になっている頃のスイス旅行でした。
絵を見返していると現場の情景が思い出されあの頃の新鮮な気持ちを今は少し忘れて
いるのではと反省。
また、新しい気持ちでとの思いがわいてきました。
そして、送り出してくれた夫とガイドを努めてくれた娘に感謝です!

スイス・スケッチ旅行の思い出(4)

2016年06月19日 | 旅行
最初の1枚、カペル橋

海外旅行初めてのホテルはスイス ルツェルン、Des Balances。

目が覚めてカーテンを開けると写真で見たことのある「カペル橋」が左手に見える。
夜明けを待って部屋のバルコニーからスイス最初の1枚目スケッチ。
隣のバルコニーから男性が「絵を描いてるの?見せて・・・」という感じ。
小さなはがき絵だけど手を伸ばして見せると「◎△※@#・・・・・」と。
私は・・・あいまいに ニッコリ。
娘が起きてきて「congratulation おめでとうと言ってるよ」はっ、そうなの。
今度はにっこり日本語で「ありがとう」
その後、その男性は身を乗り出して丁寧に周囲の説明をしてくれているようでしたが…。

娘と二人、9日間のスイス旅行の始まりでした。

部屋の前の教会

スイス・スケッチ旅行の思い出(3)

2016年06月18日 | 旅行
ハスリベルグのホテル

初めての海外旅行目的の一つは、のんびり山を眺めてハイキングすること。
そして少しはスケッチも。

娘が選んでくれたのは山間の小さな村、ハスリベルグHasliberg。
遠くに雪を頂いたアルプスが見える・・・どれかがアイガー。
Hotel Gletscherblick はペンションといった感じのホテルで、毎年夏に長期滞在のアメリカ人、
2週間滞在のイタリア人たちが本を読んだり優雅に過ごしている。
でも、私と娘は朝になれば「今日はどこへ行く?」
ハイキング、観光と忙しい。娘が休憩中に私はスケッチもしなければ。

ロビーを通ったり、テラスでスケッチでもしていたら皆さん話しかけてくるので
1人の時はこっそり裏口のドアから出入り・・・私は語学が苦手。
「英語は?、ドイツ語は?、フランス語は?」話せないと言うととても残念そうな
顔をされて、私だって残念よ!

「小人の物語の道」らしいところ(説明板はドイツ語)をカウベルを聞きながら、
エリカの咲く道を山々を見ながらハイキング。
映画サウンドオブミュージックのシーンを思い出していました。

ホテルの看板犬 名前はkete

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