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折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

スイス・スケッチ旅行の思い出(2)

2016年06月17日 | 旅行


谷底の村はまだ暗いけれど、空が少し明るくなり、
峰が一瞬輝くと、ゆっくり辺りが薄紅色に染まってゆきました。
私は窓際に張り付いて、夜更かしの娘はまだベッドの中。
昨夜のテレビは北朝鮮から発射されたテポドンが日本上空を超えて太平洋に
達したと伝えていました。「戦争」が頭をよぎり海外にいて戦争になったら
・・・スイスでこんな日本のニュースを聞くなんてとちょっと心配。

憧れたスイスの山を前にして、描かなくちゃと気ばかり焦っていたような…。
もっとゆっくり楽しめばと思うけど・・・。



回転展望台から・アルプ フーベル 4206m
展望台が標高3500mを超えているので山が近い

初めての海外旅行・スイス(1)

2016年06月16日 | 旅行
ホテルの窓から

1998年夏の終わり頃、娘と私には初めての海外旅行に出ました。
私の希望は「スイスでのんびり氷河を眺めてハイキングとスケッチができるところ」でした。
あとは娘にお任せで、スイス南部の氷河に囲まれた村「アルプスの真珠」と呼ばれる
サースフェー(Saas-Fee)へ。
村は4000メートルを超える山々に囲まれて「氷河」が目の前に迫っていました。
ホテルの窓から夕闇迫る町をスケッチ。
その絵(ハガキ)を日本でお留守番の夫宛てに出しました。



村からゴンドラとロープウエーを乗り継いで世界最高所にある回転レストランへ。
一回りする間に周囲の山々をチョイスケッチ。

旧友と海外旅行でもという話が出て、久しぶりにパスポートの入っている箱を開けていたら
懐かしいハガキに出会い、しばらく想い出に耽り、アップすることにしました。


大連のシャコ・・・中国の思い出

2016年05月30日 | 旅行
大連の海・黄海 2003・5

シャコ 2003・5


大連は黄海に面していて海産物が豊富。
5月に出かけた時は、宿舎近くの理工大学前の露店に
小さなバケツ山盛りのシャコやワタリガニが並んでいました。
跳ねて飛び出すほど元気です。部屋に帰って茹であがると
テーブルにビールを置いてひたすら皮をむく幸せの時間。
ビールは大瓶1本1元の黒獅子ビール(当時は14円)シャコは150円
ほどでした。
次に9月に出かけたときにも買いましたが、時季外れのシャコは
やはり時季外れの味でした。

黄海に浮かぶ漁船は小さくてボートといった感じで真っ黒。
ここには桟橋はなく岩場に横付けして乗り降り・・・そうなんだ
・・・私には何でも面白かった。


大連の宿舎・・・中国の思い出

2016年05月29日 | 旅行
大連の宿舎

先日の展覧会がきっかけとなり、夫が中国へ日本語教師として赴任した時の
グループの団長さんと久しぶりで連絡を取りました。
その方は現在、北海道で中国語と水彩画を趣味に悠々自適のお暮らしとか。。

夫の2度目の赴任地は大連でした。中国の方達も憧れる住みやすい街です。
団長さんも大連の別の学校に赴任されていました。

赴任先の宿舎は校内にあり、6階建ての1階101号室が夫の部屋。
重くて頑丈な扉を2枚開けてやっと部屋に入れます。
2LDK結構広いのですが・・・部屋代、光熱費は無料なので仕方ない
とはいえ壁も床も所々はがれて壊れそうなテーブル、傾いたベッド、
浴槽の下からはあまり見かけないゲジゲジの仲間らしいのが顔を出して
・・・はじめはびっくり。
しかし、汚れた壁にカレンダー、坂本冬美の大きなポスターと猫のミーちゃんの
写真(女房の写真はなし)を張ると少しはましに。
住めば都、学習意欲旺盛な学生達に夫は生き生きしていました。

6階にはアメリカ人が2人、トムさんとメアリーさん。なんだか中学の
英語の教科書に出てきそうな名前、明るくて気さくなアメリカ人。
彼等の部屋は見晴らし抜群の最上階の6階、但しエレベーター無し。
「忘れ物をしたら大変!」「毎日 exerciseよ!」と。

わからない言葉と身振りで話しかけてくれる門番さんたち、私の言う事を
何とか理解しようと集まってくれる購買の人達。
楽しかった想い出がいっぱいの大連の宿舎です。

雨上がりの美山(2)

2016年05月25日 | 旅行
雨上がりの美山

以前、一か月ほど中国大連と中国東北地方を旅行して帰国したとき
関西空港から名古屋までの沿線の山々と水田の美しさに心から
驚きました。見慣れたはずの風景がこんなに素晴らしかったなんて。
大陸の緑の少ない岩肌がむきだしの山と埃っぽい空気。
それに比べれば山は青く水清く、日本って素晴らしい!新発見でした。



雨上がりの美山(1)

2016年05月24日 | 旅行


雨女の私が出かけるとよく雨が降る。だから、雨女なのだけれど・・・。
いつだったかバスツアーで出かけた京都府美山町も雨、少しやんでは雨。
しかしこの時ばかりは雨に感謝でした。低く垂れこめた雲は周囲の山々を
墨絵の世界に変えて、雨が上がれば緑は美しく、山にかかる雲か霧かは
刻々と姿を変えて映画のシーンのようでした。

その後に訪れた時はどんどん降り続く驚きの大雪の日でした。

琵琶湖 浮御堂

2016年03月16日 | 旅行

以前から行きたかった琵琶湖の浮御堂へ出かけました。
JRで大垣、米原、京都、堅田と乗り継ぎ堅田駅から循環バスで「浮見堂」まで3時間。  
浮御堂の満月寺で来ることができたお礼とお願い事いろいろして湖岸へ。
芭蕉,虚子、城山三郎などの句碑、文学碑など回り一休み。
夕暮れの琵琶湖を見ることが目的なのでのんびりゆっくり岸辺でスケッチ。
日没は6時ごろ、柔らかなオレンジ色になり紫に少し朱色に近くなりになり・・・
そこで余韻を楽しむよりは帰りの時間が気になり急いでバスに乗りました。
また、違う季節に行ってみたい所でした。

余呉湖

2016年03月15日 | 旅行
3月3日 穏やかな日差しに誘われて琵琶湖の北、余呉湖に出かけました。
畔のすみには残雪もありましたが山はもう早春の色、遠くの桟橋にはワカサギ釣りの人影がちらほらと。
湖畔に男性が一人油絵のキャンバスを立てておられた他は出会う人もなくこの風景を独り占めしたような気持でした。
「JR青春18きっぷ」乗り継ぎながらまた出かけようと思います。

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