こんにちは!
先日、お菓子のテーマ館で展示されるシンボル工芸菓子「厳島神社」制作を見学に行ってきました。
シンボル工芸菓子「厳島神社」は、実際の厳島神社の1/15のスケールで再現されており、
過去の菓子博で出展された中でも最大規模のものとなります。
広島県の菓子組合に入っている和菓子・洋菓子のお菓子屋さんが毎月4日間集まり、
作業をしています。
参加されるお菓子屋さんは、午前中に自分のお店の仕込みや配達を済ませ、
午後から作業をされているそうです。
厳島神社の建物を和菓子屋さん、 厳島神社の入口に置く人形を洋菓子屋さんが制作しています。
少しですが、皆さんにもお見せしますね。
人形はアーモンド粉と砂糖で出来ています。
「厳島神社」は餡平と雲平というお菓子を使用しています。
ちなみに、餡平は餡子と餅粉、雲平は砂糖と寒梅粉(お餅を焼いた粉)から出来ており、
餡平は生地が厚く、ひび割れしないので、屋根など大きな所を制作するのに使われています。
雲平は生地が薄く、乾燥するとひび割れをすることがあるので、細々としている箇所に使われます。
現在は全体の9割ほど完成しているそうですよ!
「これからは厳島神社の鳥居の作成と最後の仕上げに入り、3月には全て完成する。
皆さんに早く厳島神社をご覧いただきたい。」と職人さんはおっしゃっていました。
是非、来年の「ひろしま菓子博2013」の会場でご覧下さい。
菓子博開催まで、あと158日。
第2期前売り入場券も発売中ですよ。