一宮市議会企画総務委員会の所管事務調査のため、一宮市の生涯学習バスを利用して、AM9:00に一宮市を出発し、岐阜市と豊田市に出掛けました。
今回も、来年度に一宮市自治基本条例の制定を目指すなか、すでに制定されている岐阜市の自治基本条例と豊田市のまちずくり基本条例及び議会基本条例について勉強させていただきました。
私は今までにいくつかの先進市を訪ね勉強してきましたが、今一歩この条例の目的や制定後の市民との係わりが理解できていませんでした。
しかし、今回、岐阜市の自治基本条例の制定までの過程や現状を聞かせていただき、この条例が今後の地方分権社会に市民と行政が協働のまちづくりを進めるために、不可欠な条例になると実感しました。
岐阜市の協働のまちづくりに、この条例が深く係わり、市民にも大変分かりやすいパンフレットも用意されていました。
一宮市も岐阜市を参考にすると、分かりやすく市民に伝えられると思います。
豊田市では、まちづくり基本条例(自治基本条例の名称)と議会基本条例の説明を受け、
特徴的なものに市長のこだわりで、協働を「共働」と表現されたことなどを聞きました。
議会基本条例は、昨年の12月議会で上程、可決されたばかりで、八木議長より制定までの苦労話などを聞かせていただきました。
豊田市議会は、県内で特に議会改革に取組んでみえる議会だと思います。
今回の調査を参考にし、一宮市に見合った自治基本条例の制定に取組みたいと思います。