一宮駅前ビル「iビル」が、昨日の議会閉会後に市議会議員に公開されました。
まだ、完成ではないようですが、9月28日に建設業者から一宮市に引き渡され、11月1日にオープンとなります。
↑は、シビックホール(300人収容)です。脇には細長い小部屋が2室、ここでパーティー時などの食事等を準備するようです。
シンクが1つのこの部屋で、本当に食事の準備ができるのでしょうか?
↑は、図書館の様子ですが、平成25年1月10日オープン予定のためまだ工事中、様子がつかめません。
↑は、シビックテラスの様子です。板張りのため、10年ほどで張替えが必要になるのでは?
シビックテラスの左サイドには市民活動支援センター、右サイドには喫茶店と多目的ルームが2室。この板張りのテラスに市民が集うのでしょうか?私には思えません。
いずれにしろ、完成した「iビル」、負の遺産とならないように市民の皆様に有効活用をしていただくように祈るしかありません。
ちなみに、7階建のビル内は、1階には店舗が並んでいますが、2階以上では3階に喫茶店が1件あるだけで、あとは全て公共的施設が占めているようです。
残念です。
私は一宮市議会で、この建設計画に反対したのに・・・・・
冬は寒そうですし、夏は蒸し暑くなりそうです。
ホールもどういった層を利用者として想定しているのかよく分かりません。
テラスやホール、会議室の配置や面積を見直せば、図書館や子育て支援センターの機能に影響を与えることなくもっとコンパクトなビルになったのでは、と思います。
何が何でもこのビルをほしがった方々に、是非とも有効活用していただき、せめてメンテナンスコストくらい捻出できるよう願うほかありません。
「ビックロ」の半分程度のものでも来れば「にぎわい」なんて簡単に生まれるのでしょうけど、そんなものが呼べるなら最初からJRがつくっていたでしょうね。