一宮市議会の経済環境委員会がＡＭ９：３０から開かれＰＭ３：３０まで行われました。
委員会の説明資料で、「水田農家の皆さん！自給率向上のため新しい農政に参加しましょう。戸別所得補償モデル対策が４月からスタートします。」と戸別所得保障モデル対策の資料が示されました。
自給率向上のポイントとなる麦・大豆・米粉用米・飼料用米などについて、シンプルで分かりやすい助成体系の下に生産拡大を促す対策と、水田農家の経営安定を図るために、恒常的に赤字に陥っている米に対して補てんする対策をセットで行うとのことです。
自給率向上事業では、麦・大豆・米粉用米・飼料用米などを生産する販売農家・集落営農の皆さんに、主食財用米と同等の所得を確保できる水準の支援が行われます。
米のモデル事業では、自給率向上のための環境整備を図るために、米の生産数量目標に従って生産する販売農家・集落営農の皆さんに対して、主食用米の作付面積１０アール当たり１万５千円を定額交付されます。米の価格が下落した場合には、追加の補てんも行われます。
この制度の交付金を受け取るためには、加入申込書、交付申請書などの提出が必要になり、加入申し込みは４月～６月、交付金の支払いは、１２月～３月になるそうです。
私もこの制度をもう少し勉強したいと思いますが、水田農家の皆様も、この制度を勉強して活用していただきたいと思います。