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寄り添えば 駄菓子分け合う 温かさ
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とかく、子どもは金遣いが荒いだの、今の子はお金を持っているだの言われがちですが、世の中が不景気なのに、子どもだけお金をたくさん持っているわけがありません。
子ども達は、お金の使い方、配分を学んでいる最中で、お小遣いやまとまったお金をもらうと、すぐに欲しいものを買ってしまったり、つい、太っ腹になって大盤振る舞いしてしまうだけで、月の大半は、「お金無いよ~」と口癖のように呟いています。
なので、調子に乗って、一括でお金を使っているところだけが目立ってしまい、大金を持っているかのように、勘違いされてしまうのではないかと思います。
中には、お小遣いをもらえない子やお手伝いをして小遣いを稼いだり、自分の好きなものを買うために貯金をし、買い食いを我慢したりという子も少なくありません。
そんな貴重なお金で、駄菓子を買って、大切に大切に食べている子も多く、特に兄弟同士では、お兄ちゃんが買った駄菓子を弟に分けてあげたりして、とても微笑ましく思います。
持ち合せが無い時は、お互い様という感じで、寄り添うようにして、一つの袋に二つの手が交互に出たり入ったり・・
いつの間にか心もお腹も体も温かくなって行くようです。