急行のりくらは特急ワイドビューひだへの格上げで消えましたが、廃止直前の乗客の多さを見る限り多くの人に愛され惜しまれつつ消えた印象があります。
一方のワイドビューひだは高山本線の旅行客を一気に10%以上増加させ、JR東海社内に「ワイドビュー効果」なる言葉すら生まれたほどですが…果たしてそれでいいのか?当時から自分は疑問に感じていました。
格上げで困ったのが飛騨地区の在住者。イコール実質値上げは言うまでもなく、高山の高校生が大学受験に向かうときも出費が大きいと嘆きました。
旅行者の視点でも速達性や快適性への特化より、それらと価格とのバランスが適度だった急行がなくなったのは痛いと思います。
急行のりくらが消えた後、快速みえ用に用意されたのがキハ75系近郊型気動車。急行かすがに使われたくらいだから実質急行型ともいえるでしょう。
走行性能はワイドビューひだ用特急型キハ85系と変わらず、かなりの高速で飛ばしていきます。
そのキハ75系も武豊線の電化で余った車両の多くが美濃太田へ転属、今や普通列車運用に廻り往年の快速性能を発揮できずにいます。実にもったいない。
そこで考えたのが、キハ75系の高山本線急行列車への転用。
ワイドビューひだも高速バスとの競合で利用客は減少気味。背景に割高な運賃が上げられます。
もし特急料金が足枷なら、この際急行列車を出して料金を割安にする他ないでしょう。
幸いJR東海には急行料金で運用できる車両がJR他社に比べて多いです。
313系電車8500セントラルライナー車や、キハ75系快速みえ車が該当。後者は急行かすがに使われた前例があります。
その発想でキハ75形を高山本線の急行に仕立てれば「のりくら」を名乗ってもイケると思います。
区間は名古屋・岐阜~高山、週末に1往復(午後に岐阜を出て夕方高山、翌朝高山を出て昼ごろ岐阜)が妥当。
もう一便、岐阜9時発~12時高山・高山13時発~岐阜16時も検討可能。これだと岐阜→美濃太田の6両編成回送列車のスジを流用できます。
下呂~高山間は快速として(普通停車駅がキハ75非対応)普通列車不足を一部補う手段としても有効です。
両数は先述の回送列車流用なら3~6両、それ以外は4両あれば十分。ただし快速みえ同様1~2両は指定席にして収入確保することも考えられます。
週末限定の急行列車なら車内販売は駅弁業者に頼るのもアリでしょう。この場合、美濃太田か高山の業者が担当することになります。
キハ75形は中央ドアを締め切る機能があるので、そこを車販基地にすればok。
あとは急行対応しやすいように中央ドア締め切り機能と連動させた折りたたみシートを付け加えれば座席不足も解消できます。
途中停車駅は鵜沼・美濃太田・白川口・飛騨金山・下呂・飛騨萩原・飛騨小坂・久々野。
往年の急行のりくら停車駅そのまんまですが今や無人駅や簡易委託が多いから車掌さんは大変かもしれません。そこが問題。
しかし飛騨金山・飛騨萩原・飛騨小坂ともワイドビューひだ登場で割を食った駅であり、下呂市にとって急行復活は大きな福音となりえます!!
料金も特急に比べ3割は安いし、周遊券も使えるとあっては魅力的。シートは特急ほどではなくとも快適です。
問題は車両の捻出。10両キープするとなるとキハ25形0番台を10両新製して置き換えないといけません…おそらくそれがネックですが、逆に高山本線普通列車の遠距離ロングシート問題を解決できるので、実はやるべきかもしれません。
とんでもない夢物語を語ったかもしれません…しかし高山本線の将来を憂うならこれくらいの構想は立てたいです。
岐阜~高山の需要は決して少なくありません。高速道路に逃げられるよりは自前で努力すべきだと思います。
ただ新幹線重視のJR東海がどこまで真剣に高山本線のことを考えるか…本気ならば名古屋まで直通させて新幹線へリレーさせるはずです。
一方のワイドビューひだは高山本線の旅行客を一気に10%以上増加させ、JR東海社内に「ワイドビュー効果」なる言葉すら生まれたほどですが…果たしてそれでいいのか?当時から自分は疑問に感じていました。
格上げで困ったのが飛騨地区の在住者。イコール実質値上げは言うまでもなく、高山の高校生が大学受験に向かうときも出費が大きいと嘆きました。
旅行者の視点でも速達性や快適性への特化より、それらと価格とのバランスが適度だった急行がなくなったのは痛いと思います。
急行のりくらが消えた後、快速みえ用に用意されたのがキハ75系近郊型気動車。急行かすがに使われたくらいだから実質急行型ともいえるでしょう。
走行性能はワイドビューひだ用特急型キハ85系と変わらず、かなりの高速で飛ばしていきます。
そのキハ75系も武豊線の電化で余った車両の多くが美濃太田へ転属、今や普通列車運用に廻り往年の快速性能を発揮できずにいます。実にもったいない。
そこで考えたのが、キハ75系の高山本線急行列車への転用。
ワイドビューひだも高速バスとの競合で利用客は減少気味。背景に割高な運賃が上げられます。
もし特急料金が足枷なら、この際急行列車を出して料金を割安にする他ないでしょう。
幸いJR東海には急行料金で運用できる車両がJR他社に比べて多いです。
313系電車8500セントラルライナー車や、キハ75系快速みえ車が該当。後者は急行かすがに使われた前例があります。
その発想でキハ75形を高山本線の急行に仕立てれば「のりくら」を名乗ってもイケると思います。
区間は名古屋・岐阜~高山、週末に1往復(午後に岐阜を出て夕方高山、翌朝高山を出て昼ごろ岐阜)が妥当。
もう一便、岐阜9時発~12時高山・高山13時発~岐阜16時も検討可能。これだと岐阜→美濃太田の6両編成回送列車のスジを流用できます。
下呂~高山間は快速として(普通停車駅がキハ75非対応)普通列車不足を一部補う手段としても有効です。
両数は先述の回送列車流用なら3~6両、それ以外は4両あれば十分。ただし快速みえ同様1~2両は指定席にして収入確保することも考えられます。
週末限定の急行列車なら車内販売は駅弁業者に頼るのもアリでしょう。この場合、美濃太田か高山の業者が担当することになります。
キハ75形は中央ドアを締め切る機能があるので、そこを車販基地にすればok。
あとは急行対応しやすいように中央ドア締め切り機能と連動させた折りたたみシートを付け加えれば座席不足も解消できます。
途中停車駅は鵜沼・美濃太田・白川口・飛騨金山・下呂・飛騨萩原・飛騨小坂・久々野。
往年の急行のりくら停車駅そのまんまですが今や無人駅や簡易委託が多いから車掌さんは大変かもしれません。そこが問題。
しかし飛騨金山・飛騨萩原・飛騨小坂ともワイドビューひだ登場で割を食った駅であり、下呂市にとって急行復活は大きな福音となりえます!!
料金も特急に比べ3割は安いし、周遊券も使えるとあっては魅力的。シートは特急ほどではなくとも快適です。
問題は車両の捻出。10両キープするとなるとキハ25形0番台を10両新製して置き換えないといけません…おそらくそれがネックですが、逆に高山本線普通列車の遠距離ロングシート問題を解決できるので、実はやるべきかもしれません。
とんでもない夢物語を語ったかもしれません…しかし高山本線の将来を憂うならこれくらいの構想は立てたいです。
岐阜~高山の需要は決して少なくありません。高速道路に逃げられるよりは自前で努力すべきだと思います。
ただ新幹線重視のJR東海がどこまで真剣に高山本線のことを考えるか…本気ならば名古屋まで直通させて新幹線へリレーさせるはずです。
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