「平野歯科通信 温故知新」 大牟田の歯科医師の日記

ドクター平野が歯科医療を変える!

知らないと困るカビの話

2010-05-31 18:12:29 | 日記

先日面白い記事をネットで見つけました。

カビの話です。

歯科の話は書いてありませんでしたが。

歯周内科治療をやってるとよくわかるのですが

カビは歯周病のスタートとなります。

顕微鏡でみると口腔内のカビは一度増えてしまうと

なかなか取り除けないものとなります。

(もちろん歯周内科治療を受ければ確実によくなっていくのですが・・・)

そしてお口の病気はどんどん蔓延していくことになります。

口腔内のカビの発生はもとを正せば日常の生活環境から発生している可能性があります。

あるアンケート調査では

結婚後夫の匂いが気になるという妻は

30代で急増するそうです。

その陰にカビが関係していると私は思ってます。

話を元に戻しますと。日常の生活環境を考えてみて下さい。

水回りは確実にカビが発生します。

マンションなら窓の結露から

ユニットバスから

洗面所

トイレ

炊事場

となります。

そのすべてにカビが発生します。

歯科に関係するところなら洗面所となりますが

よくある歯ブラシ置き場は

プラスチックでできており

2日もするとぬめりが発生しています。

そうですカビの宝庫となるのです。

まめに歯ブラシ立てを掃除する人ってどのくらいいるでしょう。

毎日使う歯ブラシも毎回水切り出来ている人はどのくらいいるのでしょう。

カビは容赦なく繁殖していきます。

根強いカビが発生する前に歯ブラシは交換しましょう。

生活の中でも水回りは人間の健康に大きくかかわる場所といえるでしょう。

気候のさわやかな日が多い時期ですが

水回りにはみなさん気をつけましょう。