このような講演会が今年企画されています。
ようやく世間もかむことの重要性に気付き始めました。
歯科医として喜んでもらえる仕事が出来てうれしい限りです。
私の以前のブログでも書いたようにかめる人ほど介護いらずとなり
かむことが高齢者の自立支援として極めて有効であることを書きました。
「かめばかむほど味が出る」といいますが
そういう食べ物ほどうまみ成分がぎっしり詰まった食べ物で
栄養豊富ということになります。
自然の食べ物にはそういう食材が多いですね。
チョコレートやスナック菓子は甘いので
味わいはダイレクトに伝わりますし
かまずして満足が得られます。
でも血糖値の上がり具合は
初期に大きく上がりそのあと持続することはありません。
よって長い時間おなかを満たすことが出来ず
短時間ですぐ食べたくなります。
そのとき手の届くところにチョコレートやスナック菓子しかなかったとしたら、、、
もう解りますね。
現代の子供たちに肥満が増えてるのは共働きが多い状況の中
避けられないのかもしれません。
しかしそのような子どもたちは
将来、元気に働き日本をしょって立つ時
食いしばって働らこうとしても
すでに食いしばる歯がないなんてことも起こりうると思っています。
便利な産業の発展を批判することは出来ませんが
そんななかでも日本人の生命力は強くあってほしいと願っています。
日本顎咬合学会 公開フォーラム
かむことは食育の入り口(歯っぴーかむCome)
日時:2010年4月11日(日)13:00~15:30
場所:九州大学医学部百年講堂1F大ホール
(〒812-8582 福岡市東区馬出3丁目1番1号 Tel.092-642-6257)
参加費:無料
主催:特定非営利活動法人
日本顎咬合学会 九州・沖縄支部
連絡先:(株)トーデント九州 Tel.092-433-5558 Fax092-433-5552