「平野歯科通信 温故知新」 大牟田の歯科医師の日記

ドクター平野が歯科医療を変える!

歯科東洋医学会九州大会の下津浦 康裕先生と宗 茂先生の特別講演を聞いて

2009-11-30 12:30:14 | 日記

 思うに下津浦先生が気功治療において

これほど積極的にお話されたことは

今までなかったことでしょう。

歯科東洋医学会九州支部役員の打ち上げ会で

竹田照正先生から聞いたのですが

下津浦先生と前日の懇親会で

「今回思いのすべてを話させていただいてもよろしいですか?」

とおっしゃったそうです。

それもそうでしょう。

 BDORTの創始者である大村恵昭先生を

師事してこられた下津浦先生ですから

オーリングテストの普及にご尽力してこられたわけですし

自分の興味がオーリングから

気の研究にシフトしてきているとしても

それを前面にだすことはされなかったのでしょう。

 ではなぜ?

今思いを話されたのか?

そこに興味がわくのであります。

私が思うに

毎年暮れに下津浦先生が行われている

「ORTと伝統医学研究会」での気の講演が

年々熱をおびたものになってきていることから

自然発生的な流れではないかと思っています。

  中でもライブで宗先生が

ブリスベンに気を送ってマイナスの気をプラスにかえる実演を

下津浦先生が解説なさる講演は

興味深いものがありました。

 

  外気功もオーリングもやる私の個人的見解としては

画面上のマイナスの気をプラスの気に変えてしまうというのは

オーディエンスに分かりやすい説明であり

実際には

「ある総粒子数の中でのマイナスの気の粒子の集合体と

プラスのそれとの比率転換である」

ということです。

 

 しかし

原宿とライブ中継した画面では

マイナスの気に満たされている浮浪者が

通行人によってプラスの気に転換することを

説明されていましたので

常に気が変化しながら全体の気のレベルが保たれていることを

伝えることはできていると思いました。

  僕自身

診察では詳細な気の確認をやるのが常ですが

マイナスからプラスに変わるという表現は

パフォーマンスとしてインパクトがあり

総じて

オーリングテストと気功との関係をひもとき

普及につながる

すばらしい教育講演であったことを

補足させていただきます。

 

  写真右が

下津浦康弘先生

左が以前

東京の福岡歯科で

一緒に仕事をした

仲間の砂川正隆先生です。

砂川先生は

現在昭和大学医学部第一生理学教室に所属し

学生に教鞭をとるかたわら

本学会の薬剤臨床応用検討委員会メンバーになるなど

活躍の場を広げていらっしゃいます。