ここ一週間かけて仕上げた、アンダーシャーシ。
表面と裏面。
このシャーシはメカ移動やバッテリー種類による、シャーシ重量バランスの変更を試すべくいろいろ穴を明けている。そのため結構ボコボコ。
それに、シャーシが路面干渉で結構削れている。
裏面の傷修正と、皿穴加工の跡の穴埋めのために、シャーシ修復。
穴をまず埋めるべく、埋める穴位置に表からマスキングテープを貼る。
疵の修復や、穴埋めにはプラリペアをつかう。この軟プラスチックに貼りつく修復材は今のところプラリペアぐらいしか知らない。
食いつき良くするために、荒い紙やすりで表面を荒らす。
裏返しスポイトを使って、粉を平面にまんべんなく撒いていき、穴部分には少し盛り上がるように盛る。そこにニードルスポイトを使って、硬化剤をまく。硬化始まる前に手早く、ローラーを使ってならす。
硬化後、紙やすりを板にまいて、表面を平面になるように削る。紙やすりの番手を上げていきながらならす。
きれいになったところで、も一度番手の低めので荒らす。
そこにラッカーの艶消しを黒で塗装。
乾燥すると裏面のようになる。シャ―ジのレストア終了。
毎日短時間の作業で、硬化や乾燥などの待機時間もあって、ここまでが1週間。
次はカスタム。
その前にFF03ノーマルシャーシの紹介。
FFは日本ではさっぱりだけど、国際的には一定数の人気を博す。なのでタミヤも国外に向けてFFモデルを用意している。最近だとタミヤは発売してないけども、ミニのMD-01をベースにFFツーリングに戻ってくれると信じてる。最近はヨコモや海外メーカーもモデルを販売している。少し盛り上がりがみられるカテゴリー。
俺も嫌いじゃないから、FF01・FF02・FF03を持っている。ヨコモの古いFFとかも持ってる。(最近のは高いから買ってないけども。)
誰も周りで走らせてないけど、一人で取りつかれたように、夢中になって走らせてことがある。
FF03はフロントモーターの、バッテリー縦置き。フロントはIFSでサスペンション方向が変えている。
最近だとミッド掲載が流行。タミヤもM03ベースのFF02(長足カスタム)を出してる。
パーキングロットでは、フロントモーター配置のほうがタイヤ荷重が増すので、フロントグリップ感が少し増して、速度が載りやすい感じがする。
個人的にはどっちの配置も好きだ。
素材は軟性プラスチックとグラファイト混入軟性プラスチックの混合。一つのランナーでつながってるのに、部分的に柔らかなプラスチックだったり、かたいグラファイト混入軟性プラスチックだったりする。
すごく面倒くさい作り方。
一つの素材で作ったほうが、機械的な不具合とか出にくいのに、一つのパーツを作るのに、素材別の2つの射出成型機を使ってる。結合しやすいように双方の基本の樹脂は同じにしてあるけど、片方は流れやすい粘質素材、もう一つは流れれにくい、グラファイト混合の軟質素材。こういうのって外気温とか変わると、現場で機械詰まりが起こると思う。機械管理はベテランじゃないと操作できなさそう。
TA05とほぼ同じ大元の素材だけど、FF03のほうが後開発らしく、新技術にチャレンジしてる。TA06でこの技術少しあったけど、全体的にハードパーツとか出てきたので、TA06で消滅した技術。
やっぱり何らかの問題があったのだろう。そこに、しびれる、あこがれる!
カスタムは
①入手できるだけのタミヤオプションのブルーパーツを組み込む。色がそろってるなら社外のでもOK。
②バッテリー両側のデッキ部分に、FRP板とねじの3点留め(計6点)で補強。
⓷リアのステーの固定点を増やして、ねじれ補強。ステー作成。
④バッテリー積載を少し後ろにずらせるようにし、バッテリー搭載で重量バランス修正。
⑤メカ類も積み方によって重量バランスの修正。
実走させてみると、スプリングはTA05のベーシックモデルについている、ハード系のスプリングがちょうどいい。
イメージ的にロールとかピッチングとか、サスペンションが少しは使うが、タイヤのグリップを最大限に活用するらしい。
で、何が気に入らないというと、このシャーシのメイン部分は軟性の樹脂が使われていて、全体的にピッチングはまあまあ、ロールがよじれるという感じ。バッテリーを入れると、ねじれはましになるが、それでも少しよじれる。
一番グリップしてるグリップの限界域で、「シャーシのよじれ」が起きと、よじれきっかけで、リアグリップがスコンとなくなり、リア巻現象が起きてる感じがする。このリア抜け現象が少し気に入らない。よじれないようにFRPで補強してみたい。
もう一つはバッテリー積載の自由度を前後にもたせて、メカ積載の自由度も上げて、重心位置を移動できるようにしたい。なのでメインシャーシをいじりたい。
YO-YO-
そんなカスタムが今回の主題。
青くしたいのは副題。
ギアデフの件は次回への宿題。
(末尾が韻を踏んでいたのでラップ調に変えてみました)
ちなみに右端に写ってるのは、ノーマル組みのFF03。こないだパーツ取りかねて、「童夢」でもう一台仕入れてきたのを、素で組んだ。
とはいっても少し手を入れた。
モータープレート板を艶消し黒のラッカーで塗って、アルミ板のカット面を、紙やすりで磨いてアルミをテカテカさせた。
モーターは、3日かけて慣らしをした。標準ほどしか回らない540ジョンソンモーター。残念ながら15800RPMと普通モーター。
シャーシはほぼ素組。
オプション投入したのは、ダンパーはガンメタ色の古いアルミダンパー、ユニバーサルジョイント、ステアリング回りにメタルをベアリングに換えたぐらい。
クラスはタミチャレGTとタミチャレゼロ。
タミヤのバッテリーはニッカドしか持っていない。なのでタミヤチャレゼロクラスに参加したく、モーターは540として、ギア比も7.3以下にした。
タミチャレZERO
タミヤ製 ツーリングカーシャーシ |
ライトチューンモーター※ |
タミヤ製 レーシングパック1600SP※ |
タミヤ製 ツーリングカー用タイヤ |
7.20以上 |
指定無し |
タミヤ製 ツーリングカー用ボディ |
☆これからRCレースを始めようとしている方にオススメのクラス。 ※モーター、バッテリー等は開催店舗の環境等により変更になる場合があります。 |
いうようなルール。
主催者権限で変更してるのは、モーターとギア比。モーターは540でギア比が7.3以上となってる。
みよし市の文化センターの広場は路面が、名古屋の久屋大通のタミヤグランプリを開催してた時の路面と全く同じで、紙やすりのようにグリップが良好なブロック路面。ハイグリップタイヤほど扱いがむつかしい。適度なタイヤグリップがちょうどいい。チョイスするなら、ミディアムナローラジアルタイヤかな?
昔、タミグラは4WDと2WDが混戦で、ギア比もフリーで、唯一の救済措置が車重無制限という頃に、タミグラに数戦出たことがある。
使ったのはFF02だったか?FF01だったか?昔のことすぎて覚えてない。確かギアはそんなにぼれないなあということだけ覚えてるが、どちらもギア比がぼれる機種じゃない。
4輪駆動の中での2輪駆動は、コーナー侵入で少し減速が4WDと比べて若干早くしないと曲がるクリップにつけない。それで4WDに尻に突っ込まれ、弾き飛ばされることがあった。
他だと、コーナー曲った後の加速開始が4WDよりタイミングがワンテンポ遅い。コーナー速度がわずかに遅いためと思われるが、加速開始がずれてるので、ストレートのはじめで少し離される。
数戦出た結果、それがわかって、2WD車両での参加はしなくなった。あのころに比べたら少し腕もよくなってるので初心者クラスと言えども、初心者集団の中で、うまい人に食いついていくことが可能だろう。
今回は復帰戦でタミヤレースを楽しむことなので、参加は十分楽しめるだろう。問題と言えば出場経験回数ぐらいか?出場回数はやたらと多い。12年以上タミグラに参加してないということで勘弁してもらえたらいいが。
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