姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

戦場カメラマン 渡部陽一さんのことば

2010年11月26日 | メディアリテラシー


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 私も紹介されている 「覚悟の瞬間」に出演されている 戦場カメラマン 渡部陽一さん。

 彼の動画、とても興味深いです。

 その深さに グッときました。

 特にヒットしたのが、「戦場で起きていることと メディアが流していることがちがう。だから、ぼくは、写真でそれを伝えるんだ」と。

 この言葉を聞いて、つながったことの一つは

 「地図は 領土ではない」というNLPの基本前提です。

 プライマリーデータ(1次情報=領土)は、伝えるために、省略、一般化、歪曲されて 2次データ(=地図)となる。


 そして、このことは、私が 現場で長年取り組んできた メディアリテラシーと大きく関連することでもあります。

 書きながらつながるこの快感!

 そうそう、メディアから流れる情報は、1次データではなく 2次データです。

 ずっと前のことですが、小学校に勤務している時、子どもたちは「どのメディアが一番信用できるか」(平成12年ごろ)の問いに 「テレビ。なぜなら映像は事実を映しているから」と答え、驚愕した。

 かれらは、映像が 編集されていることを理解していないのだ。

 長時間録画した映像のどの部分をきりとって何とつなげるかで 事実はいかようにも料理できる。

 まさにこれは、私たちが、一つの出来事に対して「どう意味づけするか」で その記憶映像そのものが脳にいかように記憶されていくのかと同じだ。

 事実とは、価値判断がなされない 1次データ

 そこに何らかの価値判断が乗って 2次データとなる。

 メディアは、2次データ情報の投げ込みをしてくる

 自分をちゃんと持っていないと 2次データを簡単に投げ込まれる。

 さらに怖いのは、この情報を 自分の意見だ、自分の考えだと とらえてしまうこと


 だから

 ちゃんと自分を持っていないと。ね。

 ぼやーっと なんんとなく  1日中 テレビつけていると 自分の情報化他の人の情報か わかんなくなるよ・。。。。。。。



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