保健室コーチングアドバンスコース関西1期が 京都で始まりました。
過去最高の 参加者数です。
エネルギーにあふれています
アシスタントも 愛知、島根、石川、山口、福井から駆けつけてくれました。
ベーシックコースでは、アプローチや人間理解のための脳科学理論とそれをもとにしたワークを学びます。
そして、それを現場で実践するということが中心となります。
アドバンスコースは、現場における柔軟性と影響力を高めるコースです。
柔軟性と影響力を高めるためには
基本をさらに深く理解し、なぜそのワークが変化を起こすのかということとつないでいくこと。
これが深まれば、クライアントのライブを見て、自分でワークを組み立てることができるようになります。
そして、影響力は、自分とどれだけ向き合って、ことばではなく、理屈でもなく、
実生活の中で感覚で「ああ、こういうことか」と体感し
実感することで、高まります。
そんなアドバンスコース。
これまでのワークやなんとなくわかっていたことを
1つ1つ、確認しながら、「なぜ このワークは変化を起こすのか」について、グループで話し合いながら
言語化していきました。
1日目は理論中心に 2日目はワーク中心に行いました。
トレーナー候補生によるレクチャーも
突然 「ここ、説明してください~」と 無茶振りされても 堂々たるレクチャー、さすがです。
さて、今回は 2日目のワークで様々な 興味深いことが起きていました。
アドバンスコースでは、ベーシックで学んだ様々な基本的なワークを応用的に活用することを学びます。
背景理論を深く理解していればいるほど ワークとワークの組み合わせなど アレンジ力が高まります。
問題の本質を見抜いて それにあったワークを作り出す能力を高めます。
そのため、ワークの質もかなり深くなり 気づきも深いところで起きてきます。
今回の目玉は
「4つのイス」の応用バージョン
4つのイスは、どうしてこんなにリフレーミングを起こし、気づきを起こすのかという理論
なぜ、位置を変えてアソシエイトするだけで 全くものの見方や考え方が変わるのかという理論
をしっかり押さえたうえで
「あるあるレンジャー」との組み合わせで行いました。
あるあるレンジャーカードは、自分のとらえ方や本当の意味の自己肯定感を感じ取るためのカードですが
その背景理論と4つのイスの概念を合わせた応用ワークをしました。
その中の アドバンス再受講のJちゃんのケース。
テーマは、家庭の中で起きていることでした。
普段の自分ではない自分で その出来事をみるために あるあるレンジャーカードを使うのですが
どうもしっくりこない。
そこで、ちょっと介入。 あるあるレンジャーカード合わせ技
家族の中で、妻として 母として 出してこなかった自分の中のレンジャーを3枚重ねて
プラス そのレンジャーもすべて受け入れる「自分のことが大好きなんじゃー」のカードを重ね
椅子に座ってみました。
ずしんと自分に入ってきた、といってJちゃんは涙ぐんでいました。
今まで絶対に出してこなかった 「怠け者」「泣き虫」「わがまま」を認めたら
ずしんと心に入ってきて、泣けてきちゃったそうです。
そして、さらに「想いの科学」のワークも取り入れました。
対面のイスに アシスタントに旦那さん役になってもらい座ってもらいました。
この状態では旦那さんがどのように見れるかを試してみました
J「結婚する前の旦那と同じイメージで見えます。」とのこと。
桑「結婚してからの旦那さんは、弱虫で 怠け者で わがままに見えていたよね?」
J「そうそう、よわっちくて わがままで 怠け者だと感じていました」
桑「それは、自分が出さないようにしていた自分の姿だったね。」
J「!!!!!!!」
これぞ 想いの科学(波浪理論)における人生の大切な法則ですね。
特に夫婦間においては、結婚したと同時に相手が見せる嫌な姿はお互いの裏の姿。
自分のその部分を受け容れると、相手がその部分を出さなくなるし
出しても気にならなくなります。
この後、旦那さん役をした人が「なんだか優しい声をかけたくなった」といってJちゃんを抱き寄せたのが印象的でした。
想いの科学を使った疑似ワークでは、こんな面白い現象が起きます。
知識として知っていることを 実際に体感できることで起きる気付きはハンパないです。
さて、Jちゃんの今後、どうなるかな?