姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

VAK・・・・奥が深いです。

2008年02月03日 | Weblog

 (2008年の記事)

 

 今日は、NLPやキネシなどさまざまなセッションをしている友人宅を訪ねました。

 今回は、NLP心理学でいうところの[VAK]についていろいろな話をしました。

 人間は、五感を通していろいろな情報をキャッチしています。

 たいへん大雑把な言い方をすると、その情報のキャッチの仕方には、それぞれ、得意なものがあるということでこれを「優位感覚」とか「代表システム」って呼ぶんです。

 V(視覚) A(聴覚) K(体感覚)・・・・という3つに分けて考えます。

 どれが強いかということで、それしかないという意味でもなく、また、分類が目的ではありません。

 私の場合は、A(聴覚)が非常に強いです。

 教員は、VとかAが強いという人が多いですね。

 日本の授業が、VとAに頼ったものが多いからでしょう。

 今日は、Aである私が、実際どのように物事を受取って、情報処理しているかなんて、ことをいろいろなことを話しながら、解析(?)しました。

 いやー。自分でも気がつかないのですが、いろいろ聞かれてみると新しい発見がたくさんありますね。

 無意識でやっていることを意識に挙げていくということは、楽しいことです!

 次のことも、今日はじめて意識化できたこと。

 たとえば・・・ブログをはじめ、文章を書くことは、とっても好きで、こうして書いているときは、「ことばが上から降ってくる」という感じ。・・・これは、以前から感じていました。

 「降ってくるって、文字が見えるの?」と聞かれ、

 いや、そうじゃないなあと。

 「私は、文字として見えるわけじゃない。フレーズとして出てくるというか、と言っても音としてきこえているわけでもなく・・・自分の独り言として感じる・・みたいな・・・」

 でも、生徒の相談などを聞いていて、自然と出てくる質問やことばは、「下からわいてくる感じ」・・・これは、はじめて意識化しました。

 おもしろいねぇ。人間は。

 私は、このVAKの概念を、NLP心理学で学んだことで、生徒への理解がとても深くなりました。

 どうして、生徒同士のコミュニケーションミスが起きるのか?とか

 分は物覚えが悪いと思っている生徒とか、先生の話を聞いていてもなかなか理解できない生徒とか、いわゆる不定愁訴で来室する子とか 教室に入れない子とか・・・


 そういう生徒をVAKの概念からみることで、これまでとは違う説明を生徒たちにしてあげることができるようになりました。そのことで、自分自身の見方を変えることができた生徒もあります。
 もちろん、VAKの概念だけで、生徒が抱える問題のすべてを説明することはできません。

 それでも、VAKという概念は、私が保健室で、生徒とラポールをとり、彼らの話を聞く際に、より理解を深め、信頼関係をつくるのにやくだっていることは確かです。

 さて、今日の訪問の中では、雑談もしながら、「ビリーフ(思いこみ、信念)」ということも、話題になったのですが、たまたま、自分のことを話していて、見えてきた信念がありました。

 それが、指摘されたとたん、ふわっとその信念が、自分の中から顔を出し、その瞬間、すごく楽になった!という感覚がありました。

 そのことを、伝えると「深いところにある信念って、見つけてもらえると、それだけで癒されるってことがあるんです」と言われました。

 そう、まさに、一人の人格のように、出てきた途端に嬉しがっているって感覚があったんですよね。

 ほーほー、不思議だぁ。

 いやー、人間はふしぎだわぁ。

 



 最近、興味を持っている「天風哲学」

 少し古いので、表現的にニュアンスが違うと感じるものもありますが、やはり、この人、すごい人ですね。ずいぶん前から名前は知っていましたが、ここにきて、読み始めたのは、意味があるように思っています。

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