先日、保健室に相談でやってきた生徒に、NLP心理学をもとにしたワークを使ってアプローチしました。
その生徒が再び、朝一番で 笑顔で保健室にやってきました。
「姫!(この学年の生徒は「姫」とよびます・・・)このあいだ、答えた出なかったこと、わかったよ。まずは、自分がやってみる。掃除も、授業も、まずは、自分ががんばる!」
実は、先週、「自分は何をやっても自信がなくて、結局諦めてしまう」と涙を流していた生徒でした。
ずっと、もやもやが続いていて、保健室に来ることも多かった生徒です。
NLPカウンセリングとNLPのコーチングセッションをして、
最後に「これから、望む自分の姿のために、まずできることって何?」と聞いたところ、
どうしても、このとき、答えが出なかったのです。
「じゃ、それ、かんがえてみてごらん」と、脳に空白を作っておきました。
※脳は、内面に向かう質問を与える(これをNLPでは空白を作ると表現します)ことによって、
そこに焦点を当てて、その答えを見つけようとします。
その答えをずっと一週間、この生徒の脳は探していたんですね。
「すごいこと、分かったね。」
自分なりに出した答えって、大きいです。
こうしなさいって、言われたことは、深いところに落ちません。
でも、自分で考えたことは、深いところから出てきたものなんですね。
これから、彼女が出した答えが現実で達成できるよう、彼女の行動支援の伴走をしていきます。
植え方押し付けで「こうしなさい」っていわれた取り組みよりも、
その学校の第一線で、生徒に接している先生達が「これが必要」と思って取り組んだことの方が、定着するし、取り組みとしても本物!
そんな現場教師の思いが、思いっきり取り組めるような 教育行政のバックアップmp、日本には必要だなぁ・・・・。
でも、まずは!!
私がNLPや脳科学を学んで、現場で体験してきた様々な子どもたちへのアプローチ法を、全国に伝えていきます!
文章から一つ一つの映像が目に浮かびました。
「脳に空白を作る。」
初めて聞いた言葉で、勉強になりました。