姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

「決意したよ!」と生徒の笑顔。短時間であっという間に変化が起きるアプローチ

2006年05月16日 | Weblog




 先日、保健室に相談でやってきた生徒に、NLP心理学をもとにしたワークを使ってアプローチしました。

 

 その生徒が再び、朝一番で 笑顔で保健室にやってきました。


 「姫!(この学年の生徒は「姫」とよびます・・・)このあいだ、答えた出なかったこと、わかったよ。まずは、自分がやってみる。掃除も、授業も、まずは、自分ががんばる!」



 実は、先週、「自分は何をやっても自信がなくて、結局諦めてしまう」と涙を流していた生徒でした。

 

 ずっと、もやもやが続いていて、保健室に来ることも多かった生徒です。



 NLPカウンセリングとNLPのコーチングセッションをして、

 

 最後に「これから、望む自分の姿のために、まずできることって何?」と聞いたところ、

 

 どうしても、このとき、答えが出なかったのです。

 「じゃ、それ、かんがえてみてごらん」と、脳に空白を作っておきました。


 ※脳は、内面に向かう質問を与える(これをNLPでは空白を作ると表現します)ことによって、

 そこに焦点を当てて、その答えを見つけようとします。


 その答えをずっと一週間、この生徒の脳は探していたんですね。

 

 「すごいこと、分かったね。」



 自分なりに出した答えって、大きいです。


 こうしなさいって、言われたことは、深いところに落ちません。



 でも、自分で考えたことは、深いところから出てきたものなんですね。

 

 これから、彼女が出した答えが現実で達成できるよう、彼女の行動支援の伴走をしていきます。

 

 植え方押し付けで「こうしなさい」っていわれた取り組みよりも、

 

 その学校の第一線で、生徒に接している先生達が「これが必要」と思って取り組んだことの方が、定着するし、取り組みとしても本物!

 
 
 そんな現場教師の思いが、思いっきり取り組めるような 教育行政のバックアップmp、日本には必要だなぁ・・・・。

 

 でも、まずは!!

 

 私がNLPや脳科学を学んで、現場で体験してきた様々な子どもたちへのアプローチ法を、全国に伝えていきます!

 


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1 コメント

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Unknown (Mirai)
2006-05-17 01:44:59
今日のランキングは17位でした(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ



文章から一つ一つの映像が目に浮かびました。

「脳に空白を作る。」

初めて聞いた言葉で、勉強になりました。



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