豊橋での講座3回目が終了しました。
連続講座っていいなぁと思いました。
受講生のお母さんたちの本当に純粋なお気持ちが、エネルギーとなって循環しているのを感じました。
今日は、前回の「聴く」ということと「意欲を引き出す言葉のかけ方(叱り方 ほめ方)」をさらに深くお伝えしました。
私がお伝えすることは概念的なことで、そして、その練習の場をご提供するという形なのですが、私が話すことより、お母さん方がそれぞれの子育ての現場で実際にチャレンジしたことをシェアされている様子を見ていて、その交流こそが生きた学びになっているということを、今日は特にひしひしと感じました。
母親って、本質的にカウンセラーとかかコーチの要素をたくさん持っているんだなぁと感じます。
今日は、半分を聴き方トレーニング、そして半分は、いのちの学びを取り入た「人間としてこの世に存在する奇跡」っていう面でもお話をしました。
お母さん方に見ていただいた カえる君のたからものという絵本の朗読といのちのつながりの話は、私が、一番伝えたいことでもあります。
子どもたちの中にも、お母さんたちの中にも、生まれた時から持っている「存在価値」と「可能性」があります。
子育て講座では、どうしても、子どもへの対応というスキル的な話が中心になるのですが、こうした連続講座では、そこまで触れることができます。
私が伝える「聴く」「伝える」という内容は、子どもたちを親の思うように動かすためのコントロールの方法ではなく、子どもたちが本来持っている素晴らしい力を引き出すためのものです。
そして、同時に、ひとりの人間としての母親の価値も見出すためのものだと表います。
豊橋で出会ったすてきなお母さんたち。講座が進むほどに、それぞれのお母さんたちの深い部分にあったものが、輝きはじめているようなそんな感じがしました。
「自分ができていないことを反省するってことはしないでくださいね。それよりも、何が機能して何が機能しなかったのか。それを見極めて、次のチャレンジに生かしてください」と何度もお伝えしてきました。
「草がぼうぼうの道をはじめて歩くときは、大変です。道になっていませんから。でも、何度も何度も同じ道を歩くと、そこに道ができて、さらにそれを続けるとおおきくて広い道ができるでしょう?
今、意識してがんばってやっていることは、何度もチャレンジしていくうちに当たり前のようにできる大きな道になります。」
完璧な母親になれないことを嘆くより、常に可能性を信じて、楽しいチャレンジを繰り返す、そんなお母さんでいいんじゃないかなって思います。
そんな楽しそうに人生を生きる母親を見て、きっと子どもたちは、「生きるって楽しいこと」って感じてくれると思います。
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