姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

たかまつななさんと橋下徹さんの激論

2020年10月15日 | 保健室コーチング

(株)ハートマッスルトレーニングジム代表

主体的人生を構築する人材育成トレーナー

桑原規歌です。


今日のテーマは

「たかまつななさんと橋本徹さんの激論」です。



昨日のTBS「グッとラック!」で

橋本さんとたかまつななさんが

学術会議の任命の件で、討論をしていました。


政治的なことは疎い桑原ですので、

どっちが正しいとか間違っている

というのは

分からなかったのですが



討論の在り方が

非常に面白く、どのように討論されるのかを

視ていました。


たかまつななさんは

若い女性で

時事youtuberとして活躍されています。


彼女はこの討論は

自分の完敗だったと、

youtubeで話していました。


今回の討論に関して

たくさんの方からインタビューをして

彼女なりにたくさんの資料をそろえ

様々な観点から

考え抜いて臨んでいることも

素晴らしいなと感じました。


橋本さんは

やや感情的になりそうな

高松さんの意見も

ちゃんと受け止めながらも

自分の意見を話されていました。


途中で

コメンテーターのロンブー敦さんが

客観的な視点から

「二人は行きつくところは

同じところを言っているように感じます」

と、コメントしていたのも

興味深く思いました。


このやり取りを見ながら

色々考えることがありました。


議論と悪質クレームの違いって

何だろうな


議論は、事実に基づいて

それについて、どう考えるかを話し合うこと

相手の意見も尊重し

より良い結果を導き出す


悪質クレームは

思い込みを感情的に、一方的に伝えることで

相手を言い負かしたり、論破することが

目的となることが多い。

要はただ、なんでもいいから、誰かに文句を言って

エネルギーを奪いたいだけ。



そんなことを感じました。


そして、

もう一つ

ふと浮かんだ言葉が

「集団浅慮」


これは、

集団で意思決定をする場合において、

個人のそれよりも

非合理的な意思決定が容認されること


場の空気に流されて

誤った選択をしてしまうこと

を言います。


場の雰囲気に押されて、自分はこう思う!

が言えない。


人が集まると、

集団の規模や集団が持つ性質に左右されます。


原田純治さんは著書

『社会心理学ー対人行動の理解』で

集団思考に陥った集団の特徴として

次の3つを挙げています。


勢力・道徳性の過大評価
・・・自分たちは正しいという思い込み

精神的閉鎖性
・・・自分たちと相対する考え方が「悪」と考える

意見の斉一化への圧力
・・・異議を唱えるメンバーが疑問を口にするのを控える


長い間、閉鎖的な集団の中にいると

こういうことは起きやすいのでしょう。


これを避けるためにも

全く違う視点の人同士がきちんと「議論」をし

より良いアイディアを

生み出すことだ大事なのだなぁと

思います。


今回の橋下さんとたかまつさんの

討論は、

いろいろなことを考えさせられました。


何かを言えば

たたかれる

共感される

否定される

神格化される


そんな世の中を生きる中で

自分はどう生きるのかを決めるのは

結局自分なのだと思います。


それでは

今日も、希望を胸に

すてきな1日を作りましょう!

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年10月13日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 



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