ナナイロDiary

食いしん坊ピアノ弾き石川菜緒のブログ。
音楽の話を中心に日々の出来事を綴っていきます。
ワンコのことも。

上品な人、下品な人

2006年07月17日 04時46分33秒 | 雑談
眠れなくて、朝5時前の投稿です・・

えぇと、タイトルは最近読んだ本の名前でございます。

この本を読むと、ほんと気をつけなきゃーと思わされてしまいます。
でも、とても納得できるものです。
上品っていうのは、育ちのよさとかだけではなくて、人を思いやることができるかということ。
相手の立場になって考えることが出来る人は、自分がされて嫌なことは相手にもしない。その結果、品のある行動をすることになる。

本の中の内容で、自分の周りでも経験あるわー、ってのをピックアップしてみます。

・身勝手な人ほど真ん中にいる

多数の人間が集まる際、最初に来た数人は座る場所を考えるけれど、たいてい端から詰めませんかねえ??たまにど真ん中に座るひとっているけれど、あとから来た人がどこ座ったらいいやら困っちゃうじゃないの。

・机の上を散らかし放題にする

昔バイトしてたコーヒー屋さんの店長、ほんっとに店内をグチャグチャにする人で、あからさまに仕事できないなこの人、って感じだった。
片付けながら物事を進めていけない人って確かに品があるとは言い難い気がする。

・忙しがる人

本の内容とはちょっと違うんだけれど、こちらが聞いてもいないし、そういう方向に話をもってったわけでもないのに、自分のスケジュールを説明しだして忙しさをアピールする人がいる。何人かで予定をあわせたいとき、「この日の○時はどうですか?」に対して、「その日はムリなんです」でいいと思うんだけど。「その日は朝から○○で、午後は××があって夜は△△が入ってて・・」という。聞いてないし。
こちらからしたら、話を簡潔にまとめて予定を決めたいのであるから、それに対して配慮せずに自分の話を一方的にしてるわけで、それもやはり品格に欠けると思う。
まぁ、忙しくて大変で、それをこぼしたいときもあるだろうけど、そういうときに日記とかに書けばいいんじゃないかと思う。公に向けてのことなら迷惑はかからないわけだから。(でもそういう人って日記にはそういうこと書かないんだわ)
そういう方からのメールはいつもウンザリさせられます。毎っ回どんなに忙しいかが綴られてんの。そんなに忙しいならわざわざメールくれなくて結構です。

・店員を召使扱い

みんなで食事にいったりすると、店員さんに対してやたら態度がデカくなる人っていません??
そういう人って「こっちは金を払う立場の客なんだから」となにか優越感に浸ってるみたいだけれど、お金を払ってサービスをしてもらうのであるから立場は同等なはず。店員さんが気分の悪くなるような行いをすれば、場の空気だって悪くなるはずなのに、そういう事を考えられないところが品がない。
実際に友人にいました、こういう人。

・郷に入っても我を通す

アメリカ人の多くは、英語は世界共通語だからと日本にきても英語でベラベラ話しかけてくるでしょ。そういうのが好かん。
こちらが英語を話せるかどうかの問題じゃなく、その土地にいるなら、そこの言語を使え。それがその国や文化に対しての礼儀じゃないのか。
全部とは言わずとも、一言目の「すみません」て日本語くらいガイドブックにだって載ってんだろうが。

・安物ずくめ

安いのが悪いのではなくて、何の際にもケチくさい人っている。
で、経験上、上記の忙しがる人ってのはケチくさい人が多い。
なにかここぞというときに気軽にポンと出せるように日々倹約するのが上品な方なんだろうな。


まだまだたくさんあります。
いろいろ納得することが多いです。
自分もギクリとするようなこともたくさん。
人のフリ見てわがフリ直せ、と言いますが、ホント、自分も気をつけなければです。
もう若さではごまかせない歳になってきたし、人を思いやる気持ちを持って、精神的にも余裕のある大人になりたいものです。


上品な人、下品な人
山崎武也 著
PHP新書