ナナイロDiary

食いしん坊ピアノ弾き石川菜緒のブログ。
音楽の話を中心に日々の出来事を綴っていきます。
ワンコのことも。

心動かされる音楽

2013年02月17日 15時31分22秒 | ピアノ・音楽
今日はのんびり~~~


先日、打楽器の喜久子先生の演奏を聴きに行きました。
様々な打楽器たちと、ジャズピアノ。(ピアノは学部長の小嶋先生)

プログラム的には、泣かせるような曲は一つもなかったはずなんだけど・・・
実はちょっとだけ涙が出てしまいました。

でもこれ、たぶん、幸せの涙。

ジャズ全然詳しくないけどね(でも大好き)
アドリブといえどもある程度頭の中で組み立てているんだとは思うのだけど、
一瞬一瞬その場で音楽が生まれてくるあの感覚。
演奏者のピュアな姿勢と相まって、キラキラと音楽が湧き出てくる瞬間に立ち会えて、じわ~んときてしまったのでした。

小嶋先生アレンジのヒナステラのアルゼンチン舞曲も、面白かった~~~!
打楽器の効果で相当色合いが増していて素晴らしかったです。やりたい。


クラシックも、一緒なんじゃないかなぁ。

練習の延長上に本番があるんじゃなくて、
積み上げた上で、本番で何ができるか、を考えないと。
現場の音楽をしないと。
本番の可能性や幅を広げるための練習をしないと。
本番の音楽を固定しちゃう練習って、意味あるのかなぁ。

などなど。
いろいろ考えるところ。

年明け早々聴きに行ったとあるコンサート、
信じられないほどにピアニストはパーフェクトで、非の打ちどころがないというか
最初から最後まで感心しきりだったけど、
全く心が動かされないことに自分でもびっくりしたの。

たぶんあの方の演奏はどこで聴いてもあの演奏なんだろうと思う。
現場で音楽をしてるリアリティがないんだもの。
(あ、でも繰り返すけど本当にパーフェクトで私の100倍は達者に弾かれてます・・)


さて、今日はこれから同じ名前のピアノ弾き友達とデートしてきます♪



試験のことなどなど

2013年02月07日 21時46分34秒 | コンサート・本番
さて2月。

母校の実技試験の伴奏はどうにか終了。

毎年たくさんの方がこんな自分に伴奏を頼んでくれて、本当に感謝しているのとともに、
だからこそ、学生が頑張っているのと同じように自分も頑張らなければいけないな、という思いでいるのです。

相手が学生だろうとどんな相手であろうと、やっぱり私はいい音楽がしたい。それだけ。

それでも学生たちから「ピアノに助けてもらったね、と講評に書かれてましたー」なんて言われたら、自分の演奏も少しは役に立てたのかな、と嬉しい気持ちになります。

試験では打楽器の伴奏をすることが多いけど、打楽器は本当に面白い。
新しい作品もどんどん出てくるしね。
学生もみんなかわいい。(自分が歳とるほど感じる)

先生方が試験後に声をかけてくださり、私の演奏のそんなところを聴いてくれてるのかーーと嬉しくなることもしばしば。
なにより素敵な先生たちなので、私はみなさん大好きなのです。

森先生のティンパニに感動。
何の楽器でも、素晴らしい演奏家からはやっぱり歌が聴こえてくるんだ。

そしてずっと尊敬の目で見つめてきたピアニストさんとも話ができてすごくハッピー。
今年もたくさん勉強させてもらいました。

もっとシビアにお仕事として、すごい人数(数えてない人もいるって聞いたけど!)抱えてる方もいるけれど、やっぱりそういうの向いてないし、そういう力量がないと思う。自分は。
一人一人と向き合ってちゃんと音楽したい。これからも。

そんなわけで、楽しくて緊張して熱くなって、でもやっぱり楽しかった試験期間は終わり。
大変だったけど充実でした。

二月はこれからチマチマと本番が続きます。
演奏会にもいろいろ足を運ぶよ。楽しみ。

今日は新しい生徒さんがやってきて、非常に頭のいい、感覚が鋭くて反応の早い、レッスンし甲斐のある生徒さんでした。
これから楽しみ。
子供の情景だしね。私も一緒に勉強していかなきゃ。

はーーー結構酔ってきた。

飲みながら更新中ですから・・・