himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

開田高原の夕暮れ

2019年11月29日 | 天体写真

開田高原へ来ています。

御嶽山に沈む木星、金星、月、土星です。

今晩は開田高原で撮影して、明日は愛好会の例会にいく予定です。皆さん 宜しくです。


HD800 結露対策

2019年11月25日 | 天体写真

今週末、11月29、30日は天候、月ともに良さそうなので撮影に出かける計画を立てています。

前回の課題は、HD800の主鏡に降りた結露の対策です。

そこでとりあえず鏡筒下部にヒーターを取り付けてみました。

ガラス繊維のチューブにニクロム線を入れたいつものヒーターです。

鏡筒を2周して1本約12Ω、12Vで1A 12Wの容量になります。それを2本巻きつけてSWで1本、2本を選択できます。ついでに断熱材も取り付けました。

週末の撮影で効果を試してみたいと思いますが、筒内気流の影響が???です。

ついでに、長時間の撮影になるので二台体制で撮影出来るか検討してみました。

バランスウェート軸に受けと自由雲台、一番重いと考えられるカメラ、レンズを取り付けバランスをとってみました。

週末が楽しみです。「二兎を追うものは一兎をも得ず」にならないように導入、焦点合わせなど撮影手順をよく整理しておかないといけませんね。

でも、電気の使用量が多くなりました。

 


鈴鹿山脈 石榑で撮影 ②

2019年11月12日 | 天体写真

東からは冬の星座 オリオンが昇ってきています。

今回の撮影はASIairとskysafariで行っています。オートガイドもASIairです。

Wi-Fiで快適に運用できます。撮影カメラはオリンパスですので、ASIairの導入補正は対応していません。himadawaが使用している、E-M5mkⅡにはLVブーストon2 の機能がありますので、撮影画像とLVブーストon2の画面を見比べながら比較的簡単にマニュアル導入補正を行っています。

冬の定番 馬頭星雲 燃える木

TITLE:55FL-馬頭星雲
DATE:2019-11-6
TIME:01:56..02:45
撮影場所:石榑
カメラ:E-M5Ⅱ
鏡筒orレンズ:Borg 55FL
コンバーションレンズ:x1.1フラットナー
焦点距離:275mm
F値:F5
露出時間:180s
撮影枚数:16枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:5℃   

オリオン座 小三ツ星です。

TITLE:55FL-小三ツ星
DATE:2019-11-6
TIME:02:54..03:10
撮影場所:石榑
カメラ:E-M5Ⅱ
鏡筒orレンズ:Borg 55FL
コンバーションレンズ:x1.1フラットナー
焦点距離:275mm
F値:F5
露出時間:120s
撮影枚数:8枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:5℃   

一晩で夏から冬の代表的な星雲を一気に撮影することが出来ました。

次はHD800を対策して撮影に臨みたいと思います。

  


鈴鹿山脈 石榑で撮影

2019年11月11日 | 天体写真

ようやく天候が安定して撮影が出来るようになりました。

11月5日(火)今夜も快晴、月齢8.0 月没は0時ころ。新月期最後の撮影が出来そうなので、自宅から40km、1時間で行ける鈴鹿山脈の観測地へ夕食後に出かけました。

目的地は石榑峠、実はもう峠には行けません。峠の下に全長4157mのトンネルが開通したので三重県側は通行止めになっています。このトンネルを抜けた先、鈴鹿山脈の裏(西側)、滋賀県黄和田町です。トンネルの東側と比べて西側では気温が3~5度低いです。

現着後、まだ月が高いのでHD800は車外で気温に順応させる間に、短焦点で夏の~秋の星雲を狙ってみました。

NGC7000北アメリカ星雲です。夏の天候が悪かったので今年初で最後かもしれません。

TITLE:55FL-NGC7000北アメリカ星雲
DATE:2019-11-5
TIME:23:16..00:14
撮影場所:石榑
カメラ:E-M5Ⅱ
鏡筒orレンズ:Borg 55FL
コンバーションレンズ:x1.1フラットナー
焦点距離:275mm
F値:F5
露出時間:120s
撮影枚数:30枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:5℃   

M31アンドロイド星雲

TITLE:55FL-M31(LPS-D1)
DATE:2019-11-5
TIME:21:24..22:28
撮影場所:石榑
カメラ:E-M5Ⅱ
鏡筒orレンズ:Borg 55FL
コンバーションレンズ:x1.1フラットナー
焦点距離:275mm
F値:F5
露出時間:120s
撮影枚数:32枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:8℃   

0時を回り、月も沈みHD800を赤道儀に乗せ換えて準備をしていると、どうも星像がシャープではありません。鏡筒を覗くと主鏡に露がついてしまっているのです。フードにはヒーターを組み込み補正板の露対策はしていたのですが、主鏡も対策が必要です。仕方がないのでもう一度Borg 55FLと載せ替え撮影を続行しました。

初めて撮影した、IC1805ハート星雲です。

都市部の広告用サーチライト、モノクロフィルム、手動導入の約50年前の学生時代には存在も知らない、見たことも聞いたこともない星雲が撮影出来ました。

TITLE:55FL-IC1805ハート星雲
DATE:2019-11-6
TIME:0:56..01:44
撮影場所:石榑
カメラ:E-M5Ⅱ
鏡筒orレンズ:Borg 55FL
コンバーションレンズ:x1.1フラットナー
焦点距離:275mm
F値:F5
露出時間:180s
撮影枚数:16枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:5℃   

つづく。

 


ライトダウン山梨

2019年11月08日 | 天体写真

11月2日(土)ライトダウン山梨2019が開催されるのでみずがき湖へ出かけました。

当日の朝に自宅を出発。途中、恵那SAから園原まで工事渋滞+事故渋滞で約90分渋滞の中にいました。

伊那ICを出た頃には13:30お腹もすいたので、このあたりの名物”ソースカツ丼”を食べようと思いnetで検索。

近くに”しらかば”と言うお店が諏訪へ抜ける152号線に行くまでにあるようです。

13:50お店に入るとどうも様子が?、ほかのお客さんの”うまい、うまい”の声が聞こえます。

店内にこんなものが置いてありました。

おいしさ指数 112%だそうです。

メニュー全体に量が多そうでしたので、himadawaは少なめのロース120gのカツ重を注文。

これは旨い!。なんだか得をしたような気持になりました。

16時頃にはビジターセンターに到着。愛好会の方々も見えていました。

快晴のなか、機材を準備を進めていると少しずつ雲が現れてきます。

お客さんもボチボチと来られ、月齢5日の月、暗くなるにつれて木星、土星を見ていただきました。

海王星、天王星の惑星も眼視出来ました。そのころには雲が厚くなり、残念ですが観望が難しくなってしまいました。

今年の天候は天体屋泣かせですね。

記念に頂いたピンバッチ。これで2個目です。

 

 


秋の開田高原

2019年11月02日 | 天体写真

10月31日 久しぶりに開田高原に出かけました。

撮影記録を調べてみると直近は5月24日、なんと5か月ぶりです。

18時頃に現着。周りはもく暗くなっています。もうすでに望遠鏡を組み立てて見える方もいます。星景写真を撮られている方も数名、晴天ですので皆さん気合が入っています。

まずはいつもの御嶽山

これが大失敗。古いデジ一 ズイコーデジタル 11-22mm に レンズの後ろにLPS-D1を取り付けて撮影したものです。

カメラボディーはミラーレスの E-M1Ⅱ バックフォーカスが短いのでアダプターを取り付けます。

そのアダプターの中にフィルターを取り付けれられるようにしました。

これを使って、150mmF2の望遠では撮影に成功していたのですが、広角は失敗です。

中心以外は星が放射線状に流れています。フィルターのガラスが厚いので光路が長くなったのか?

最小の11mm側では無限遠にフォーカスも合いませんでした。残念!

 

HD800で撮影した M57環状星雲です。

これも今一です。

撤収時に確認したらフリップミラーに取り付けた48mmのLPS-D1が露に濡れていました。

フードに組み込んだヒーターは成功したのですが、フィルターの結露対策も考えなければなりませんね。

明け方には気温も下がり露が凍って霜になっていました。季節は進んでいます。

もう一つ、ASIairがバージョンアップして(勝手に)、自動導入が出来なくなりました。でもSkySafariからは問題なく自動導入できましたので、”まぁよし” なのですが?

11月2日 今晩は”ライトダウン山梨”ですので今から、みずがき湖へ出発します。