himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

自宅でNGC7293 らせん星雲

2023年10月31日 | 天体写真

昨晩、月は大きのですが天気がよいので自宅からSeestarでNGC7293らせん星雲を撮影しました。

TITLE:NGC7293 らせん星雲
DATE:2023-10-30
TIME:21:54 撮影終了
撮影場所:四日市
カメラ:Seestar S50
鏡筒orレンズ:Seestar S50
焦点距離:250mm
露出時間:10s x 総露光時間96分
フィルター:内蔵DBフィルター

Seestar内部の画像です。

経緯台で長時間の撮影ですから画像が回転していっています。

でも、月夜で5cmの鏡筒でこれだけ撮れるなんてすごいですね。

 


行きがけの駄賃 美笹から臼田へ-1

2023年10月30日 | 天体写真

10月28日「八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ」へ向かう前に、JAXAの巨大パラボラアンテナを見学してきました。

自宅から小海と臼田は同じ方面です。そして美笹は臼田の少し手前ですので一挙に3カ所を見て回る計画です。

10月28日の早朝、午前3時に自宅を出発。中央道で茅野市から白樺湖経由で美笹へ向かいます。

今年はいつまでも暑い夏でしたが、10月の終わりとなれば標高の高いこの周辺は紅葉の真っ盛りです。

白樺湖から美笹までは険しい山道(ナビの地図が経路を赤く表示するほど)を1時間弱の走行です。

山の尾根から大きなパラボラが見え、そろそろ到着です。

美笹深宇宙探査用地上局 (見学用の施設がないので道路側からの見学だけです)

2021年3月に完成し現在もシステム向上中で、2024年4月に定常運用開始の予定だそうです。

パラボラの口径は54mで、より高い周波数(Ka帯 26-40GHz)にも対応するそうです。

美笹は豪雪地帯のようで色々と雪対策が見えます。

主鏡面の側面、裏面には覆いのシートが取り付けられています。なので主鏡をさせる構造体が見えませんね。

Az軸の旋回レール部には雪対策用のカバーがついているのでレールも車輪などの駆動部も全く見えません。

また、施設の入り口部の路面には地熱をヒートパイプで利用したロードヒーテイングの設置を行っていました。

このような雪対策は、野辺山の45m、臼田の64mには施されてないようです。

最大3mくらい雪が積もることがあるそうです。

つづく

 

 

 


帰りがけの駄賃

2023年10月29日 | 天体写真

10月28日は、小海で行われた「八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ」に出かけていました。

会場では愛好会の皆さんと楽しく過ごさせて頂きました。その様子は後ほどとして20時過ぎには会場から撤収して帰路につきました。

途中で仮眠を取りながらで、最終は中央道・恵那峡SAを出発したのは29日、04時過ぎでした。

雲が無く満月がこうこと周りを照らしています。運転中何か違和感を感じながら月を見ていると、今朝は部分月初であることを思い出しました。

食が少し進んでいる月でした。でも今日は望遠鏡も望遠レンズも持ってきていませんので見るだけかなと思っていました・・・・・。そうだ、Seestarを車に積んでいるのを思い出しました。

でも、高速道路を走行中です。最寄りのPAまでは20km位の距離がありますが急いで向かうことにしました。

尾張一宮PAに飛び込んだのが05時ころ。駐車場内の良い場所を探し、急いでSeestarセット。

月を自動導入したのですが中々と位置が決まらず導入に失敗。目標をM42に変えて導入。これは一発で完了しました。その後に月を自動導入し成功しました。

2023年10月29日 05時18分

思いがけなくSeestarの威力に助けられました。

帰りがけの駄賃でした。

 

 


熊野で M33 さんかく座銀河

2023年10月21日 | 天体写真

長い真夏が終わり、秋の天候が安定してきました。

10月15日(日曜日)は新月、南の方面は快晴の予報。月曜日の予定を調整して熊野へ撮影に出かけました。

調べてみると本格的な遠征は、6月15日開田高原、翌16日にみずがき湖へ出かけて以降なんと4ヶ月ぶりです。

暗くなる前に現着。今晩はCMOSカメラ、ASIAIR、Seestarな操作操作習熟を行いながら撮影したいと考えていました。

CMOSカメラとカメラレンズを組み合わせての撮影では、オートガイドに手こずり中々撮影に入れませんでした。何がおかしいのか・・・・気を取り直して撮影に専念することとしました。

シーイングが良いのでHD800長焦点で、今が撮り頃のM33さんかく座銀河です。

TITLE:M33 さんかく座銀河
DATE:2023-10-16
TIME:00:16..01:03
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Celestron Edge HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:60s
撮影枚数:42コマ
フィルター:none
ISO感度:40000
気温:15℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-ⅡM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:PI (WBPP-ABE-SPCC-SN2-BXT-NXT),SI9,Lr
                  トリミングなし

今回は空が暗いのでフィルターを使用せずに、素での撮影でしたが次回はHαでの撮影を撮り増したいと思っています。

ニュースを見ていると日本全国で熊による被害が報じられています。

この晩は新月で真っ暗、日曜日の夜ですので他に人、天文屋さんは誰もいなく全くのお一人様です。

鹿の鳴き声が聞こえ、ときどき猫がきます。こんな状況で熊が現れても全く気づけません。

怖いですね。少しビクビクしながらの撮影でした。何せここは熊野です。

 

 

 


中秋の土星

2023年10月08日 | 天体写真

昨日の土曜日は孫の運動会でした。暑さは一段落して秋の空ですが直射日光がきついですね。

でも子供たちは暑さ知らずで走り回っています。最終のリレーでアンカーを務めた孫娘は頑張っていました。そしてプログラムの進行が早くて時間が余ったようで、園の判断でもう一度リレーが急遽行われました。

コンサートのアンコールのようで観客のお父さん、お母さんが燃えていました。皆さん疲れ知らずですね。

今回は9月29日 中秋の名月を撮影している合間に鏡筒を向けた、丁度撮影に適した位置の土星です。

DATE:2023-09-29
TIME:19:42
撮影場所:四日市
カメラ:ZWO ASI 533MC
鏡筒orレンズ:Edge HD800
コンバーションレンズ:バローレンズ、テレビューのパワーメイト 2X
焦点距離:2000mm x 2 = 4000mm
F値:F20
撮影:ASICap
赤道儀:Vixen SXD2
フィルター:IR/UV Cut
画像処理:ASI Studio,SI9,トリミング,2000フレームを30%コンポジット

自己満足ですが、先日に製作して取り付けたフォーカスカウンターの使い勝手がよく、素早く撮影に入ることが出来ました。😀

そろそろ新月期です。天候が良ければいつでも撮影に出かけられる準備を整えます。

 


旧暦の8月15日  中秋の名月 

2023年10月01日 | 天体写真

旧暦(太陰太陽暦)カレンダーを見ていたら今年は閏月で2月が2回あり、新暦2月20日が1回目の2月1日、新暦3月22日が2回目の閏2月1日です。

9月29日が旧暦では8月15日で中秋の名月です。そして18時58分が満月の瞬間です。

正に中秋の名月の満月ですね。

昼間から天候はよく、快晴の空が夜まで続き最高の月見が出来そうですので、いつもの楠海岸で観月です。

17:53 低空 知多半島から皆既月食のような赤い月が昇ってきました。

Takahashi FC100-DF 770mm OLYMPUS E-M1MarkIII

 

 

満月の瞬間

19:03 ほぼ満月の瞬間

Celestron  HD800   2000mm  EOS Ra

この瞬間にお月様から素晴らしいプレゼントを頂きました。