himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

オリオンを連れて、ランニングマンは明日来る

2020年10月24日 | 天体写真

10月13日 熊野で撮影した最後の画像です。
日付は翌日の明日が来て、14日午前4時、もうオリオン座が南の空に大きな姿で輝いています。
撮影対象は3200mmの長焦点でも収まる、NGC1973, NGC1975, NGC1977で構成される ランニングマン星雲を狙いました。

TITLE:NGC1977ランニングマン星雲
DATE:2020-10-14
TIME:04:23..04:48
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:takahashi EX Q1.6X(50.8)
焦点距離:3251mm
F値:F16
露出時間:180s
撮影枚数:8コマ
フィルター:none
ISO:25600
気温:16℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St8でDark、Flat+コンポジット、Lrで仕上げ 、上下をカットし4:3にトリミング

 
薄明が近づき8コマの撮影になりましたが、大きなランニングマンが撮影出来ました。ランニングマンとはよく言ったもので、まさにその通りですね。
でも、himadawaは以前から何かに似ているなと思っていました。何かなと考えていたら思いつきました。お道化て走るような姿は文房具のNET通販で鉛筆を抱えたキャラクターの様ですね。
 
 
くだらないことですいません。
でも、こうして拡大された画像を見るとガスの流れが立体的ですごいですね。

熊野で NGC891

2020年10月21日 | 天体写真

こうちゃんさんから頂いた長焦点のもう一つのお題、NGC891に挑戦してみました。

アンドロメダ座に位置した渦巻銀河です。ちょうど我々のいる天の川銀河を真横から見たようなもので、中央には暗黒帯、その中にも明るい部分があり地球から天の川を見たような感じかなと思います。

TITLE:NGC891
DATE:2020-10-13
TIME:22:46..00:03
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:takahashi EX Q1.6X(50.8)
焦点距離:3251mm
F値:F16
露出時間:300s
撮影枚数:16コマ
フィルター:none
ISO:25600
気温:16℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St8でDark、Flat+コンポジット、Lrで仕上げ 、53%トリミング

こんなもんですかね。

 


ステファンの五つ子銀河

2020年10月19日 | 天体写真

9月21日みずがき湖で所属する天文愛好会のこうちゃんさんから、長焦点で狙う撮影対象のお題を頂きました。その中からペガスス座のステファンの五つ子銀河に鏡筒を向けました。

TITLE:ステファンの五つ子
DATE:2020-10-14
TIME:00:59..02:16
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:takahashi EX Q1.6X(50.8)
焦点距離:3251mm
F値:F16
露出時間:300s
撮影枚数:16コマ
フィルター:none
ISO:25600
気温:16℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St8でDark、Flat+コンポジット、Lrで仕上げ 、40%トリミング

 

小さな銀河が密集して複雑に絡み合ってた様子が面白いのですが、銀河の番号が解りずらいのでWikipediaからお借りした画像を参考とさせていただきます。

小さな銀河を対象に撮影したもので、どの程度の画像になるか不安でしたが・・・、もう少しシャープに仕上げたいですね。

 


M1 かに星雲を長焦点で

2020年10月17日 | 天体写真

一か月ぶりの投稿になります。今月の新月期も天候がすぐれませんが、10月13日 南紀方面が晴れそうでしたので熊野のいつもの撮影地に出かけました。

南紀方面は暖かい所でミカンが沢山栽培されています。ここでは一年中、何らかの品種が収穫されているそうです。撮影地に向かう前にミカン屋さんに立ち寄り、おいしいミカンを沢山、そして非常に安く購入できました。これで撮影がボウズでも、お土産となります。

18時には撮影地に到着。平日にも関わらず他にも撮影機材を展開されている天文家の方が見えました。ここは猫、鹿の動物が多いので少し安心です。

今晩も長焦点で、じっくりと撮影対象に時間をかけた大人の撮影を心がけたいと思います。

 

TITLE:M1かに星雲
DATE:2020-10-14
TIME:02:47..04:04
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Celestron HD800
コンバーションレンズ:takahashi EX Q1.6X(50.8)
焦点距離:3251mm
F値:F16
露出時間:300s
撮影枚数:16コマ
フィルター:none
ISO:25600
気温:16℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St8でDark、Flat+コンポジット、Lrで仕上げ 、50%トリミング

風がなくガイドが安定し歩留まりは100%でした。そして内部構造、フィラメントもそこそこ描写することが出来ました。