himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

蛍光管式懐中電灯をLED化

2022年08月25日 | キャンピングカー

8月も終わりとなり、新月期を迎えようとしていますが相変わらず天候が悪いですね。
7月22日に熊野で撮影してから全く撮影に出かけていません。天気予報を見ていると、これから先10日以上もダメなようです。

himaなので今回も工作ネタです。

物置の中に防災用に用意した、古い蛍光管ランタンの付いた懐中電灯が入れっぱなしになっています。電源は単一乾電池6本、防水タイプで当時はそこそこの価格だったと思います。
何年も使用せず、思い出したときに電池を取り替えて保管していましたが、思い立ってLED化、リチウムイオン電池に改造して再利用しました。これもSDGsですかね。

先ずは電源(電池)をどうするか?。
モバイルバッテリーを考えていましたが、この為に購入するのもどうかと思います。それにその価格でLEDライトが購入できてしまいます。
そうだ、ポータブル掃除機の取り替えたリチウムイオン電池があったのを思い出しました。そのバッテリーパックを解体してバッテリーのセルが使えないか調べてみました。
バッテリーは18650が6本使用されていて、各電圧を測定してみると1本の電池の電圧が低く不良でしたが他のバッテリーは使用できそうです。
 
懐中電灯の単一 6本のバッテリーケースを切断して18650 のバッテリーホルダー 4個を組み込み、3.7Vのリチウムイオン電池 x 2直列 x 2並列、7.4Vとしました。

メインのスポットランプは、5WパワーLEDをクセノン球に替えてリフレクターに取り付けました。

右のモージュールの中心が5WのLED、左の黒いのが集光レンズです。

パワーLEDの後ろには放熱ブロックも貼り付けてあります。

 

ランタン部は、1WのパワーLEDを3個を放熱板を兼ねたアルミFBに取り付けて蛍光管の場所に組み込んであります。

明るさは電圧を調整して、2段階に設定できます。

手持ちの部品だけ現代風に蘇った、National BF664(改) ですが、ブランド名はPanasonicに変えられませんでした。

夏休みの工作でした。

 


ポータブルスポットクーラー設置方法変更

2022年08月22日 | キャンピングカー

夜間就寝時の暑さ対策としてポータブルスポットクーラーの取付が一応出来ましたのでその夜に試運転をしました。エアーダクトからの冷風はそこそこなのですが、やはり冷房能力が低いのでハイエース内全体を冷やすことは無理なようです。

それでも、もう少し改善できないか考えてみました。

カバーを取り外して、本体内のファン空気の流れを確認してみました。

写真、左下の熱交換器を通過して冷やされ空気は、ファンから左側の冷気出口へ向かいます。

熱交換器の右上のコンプレッサーとの間に隔壁が在りませんでしたので、プラバンで隔壁をはめ込みました。この冷気側と排熱側の分離で多少でも効率が上がると良いのですが・・・?

 

今回は助手席窓を貫通して本体を設置する方法に変更しましたので、冷気側の吸い込み、吐出は車内、熱気側の吸い込み、排出は車外と完全に分離してみました。

窓ガラスは全開として木の板をベースにして、その裏側に取り付けた20mmのアルミアングルの刃を窓枠に差し込んでズレ止めにしてあります。

車内側ではアルミのサポートでベース板の落下防止をしています。窓ガラス部はプラダンで塞いであります。

冷気ダクトは就寝位置まで伸ばすことが出来ます。

サブバッテリーからの電源で試運転。消費電力は164Wで8時間くらいの連続運転が可能なようです。

冷房能力は小さいですので、後は運用方法で克服したいとですね。

 


ポータブルスポットクーラー

2022年08月11日 | キャンピングカー

いやー、晴れませんね~。そして暑いです。

撮影に行けず、コロナの感染者数も多く出掛けるのためらわれます。

こんな時は機材ネタになってしまうのですが、今回は暇にまかせてhimadawa号ネタです。

夏の車中泊では就寝時の暑さ対策が必要です。防虫網を取り付けて外の空気を取り入れる事はできるのですが蒸し暑さには耐えられません。夏は高原の涼しい所へ行くのが一番なのですが今年は天候が悪くそうもいきません。

ちょっと前に車載のサブバッテリーをリン酸鉄リチウムバッテリーに取り替えましたが、これが非常に優秀で同じくポータブル電源(これもリン酸鉄リチウムです)と合わせて大容量の電源が確保できました。

この電源があれば就寝時にバッテリーでクーラーが使用できないかと色々とリサーチして・・・ポツリ。

ポータブルクーラーをhimadawa号で使用できるようにしました。

ポータブルのスポットクーラーを車外に、ルーフレールから吊り下げて冷風のダクトを車内へ引き込む取り付け方法です。

使用するのは駐車中の就寝時だけ、限られた期間のみの使用ですのでこんな感じでも良いかなと思っています。

本体を車外にしたのはスペースと作動音のためです。就寝時に使用するので当然ですね。

窓ガラスの部分に取り付けた板にダクトを通しています。

肝心の冷房の能力は・・・0.41Kwと小さいです。一般的な6畳用エアコンの冷房能力は2.2Kw位ですから約1/4の能力しかありません。でも、夜間の就寝時の使用と限定すれば何とか耐えられるのではと思っています。

冷房能力が小さいので、消費電力は170Wと低くバッテリーで長時間の使用が可能となります。

7時間以上使用できるようです。

 

ポタ―ブル電源にも接続してみました。

これでも5時間くらい使えそうです。

 

さっそく今晩は自宅の駐車場で車中泊を体験したいと思います。

 


サブバッテリーシステムの更新

2022年07月21日 | キャンピングカー

今日は7月21日 例年ならば本来の梅雨が明けて夏の青空が広がっている頃ですが・・・、晴れないですね。
5月2日にみずがき湖で撮影したのが最後で3か月近くご無沙汰しています。
 
でもこの間、6月には倉敷でCANP2022への参加、その後は息子のハイエースキャンピングカーのFFヒーターなどの装備品の取り付けを行っていました。
 
そして一段落ついたところで、今度はhimadawa号のサブバッテリーが少し前から弱ってきているのが気になっていました。
鉛バッテリーを使用していますので、そろそろ取り替えようかと考えていました。でも最近はリチウムイオン電池の進化が目覚ましく、性能が良いのですが値段が高いのでどうするか悩んでいました。
 
そんな折、通販会社のプライムデーで、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーが通常価格より25%OFF位の価格で出ていました。
思わず ポツリ。
 
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは充電電圧が高いので、走行充電器もポツリ。
 
そんなことでサブバッテリーシステムの更新を行いました。
 
バッテリーの違い

左側がリン酸鉄リチウムイオンバッテリー、右側がディープサイクル鉛バッテリー


 
公称容量は同じ100AHですが大きさは約2/3、重量は鉛バッテリーが約25kgに対して、約12kgと半分の重さです。

 


走行充電器もリン酸鉄リチウムイオンバッテリー用の物に取り替えました。

左側が鉛バッテリー、右側がリン酸鉄リチウムイオンバッテリー用です。

筐体はずいぶん大きいですね。

 

放電特性の違いが大きく、放電深度80%でも12V以上の電圧です。

鉛バッテリーでは放電深度40%で12Vを下回ってしまうので、実質2倍以上の容量が使えると期待します。

 

新しいバッテリーはSMARTと謳っています。何がSMARTかと言うとBMS(Battery Manegement System)が賢いようです。別付けのモニターには残容量、電圧、電流、電力量、充電・放電時間などが表示されますので安心です。今まではバッテリーの状態を電圧でしか判断できませんでしたのでとってもSMARTです。
これで長時間の撮影も安心して電気を使えます。

 

AC充電器は既存のものが使えそうでした。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの充電電圧は14.4V、AC充電器の充電電圧も14.4Vで一致しており、充電器メーカーへ問い合わせても電圧が合っているので多分大丈夫でしょうとのことでした。

 

実際に車体に組み込んだ状態です。
配線がごちゃごちゃなのは、性格と歴史を物語っていると言うことで目をつぶってください。

空が晴れて撮影に出かけるのが楽しみです。

 


とっても怖い動画

2019年07月18日 | キャンピングカー

今年の梅雨は長いですね。星空が恋しですね。

チョット前のことです。

夜遊びでの走行中は鹿、サル、タヌキ、キツネ、イタチ、フクロウなど色んな動物と出会います。

6月5日 伊勢・志摩方面へ夜遊びに出かけた帰りのことです。


交通量の多い、片側2車線、中央分離帯のある両側4車線の国道23号線、津市内を走行中の出来事です。

ドライブレコーダの画像をご覧ください。

RECD2588

ドライブレコーダーの日付は設定が変わっていしまっていて、2019年6月5日23時頃です。

 お判り頂けたでしょうか? 23時07分54秒くらいです。中央分離帯の脇を2台の自転車が逆走してきました。

 何とか事故は回避しましたが。皆さん、くれぐれもお気をつけて下さい。

himadawaの交通安全のお守りは伊勢神宮で授かりました。

 

 

 


車検前整備

2019年05月01日 | キャンピングカー

令和を迎えましたが、6月初にhimadawa号の車検が近づいてきました。

基本DIYのキャンピングカーですので、車検(継続検査)も自分で運輸支局へ持ち込み検査を受ける予定です。

ブレーキの分解点検、オイル交換、下回りのチェック等を行い検査に備えます。

2年間の走行距離は、約16,000km

走行距離 82,000km 車齢12年に近づいていますが益々快調です。でも次回からは車齢が13年を超えるので自動車税、重量税が約3割値上がりしますが手放すことはできません。

これからも末永く一緒に過ごしたいと思います。

 


新名神高速道路 鈴鹿でF187走行

2019年02月26日 | キャンピングカー

2月23日(土) 開通前の新名神高速道路 鈴鹿PA付近の本線上をF-1が走行。

開通前とは言え、高速道路の本線上をF-1カーが走行するのは日本初だそうです。

himadawaの自宅から車で20分位のところの鈴鹿PAですのでイベントに応募し、行ってきました。

レアものです。おやつカンパニーも地元の会社です。

下り本線上に行くと、反対側の上り車線にG.BERGERのマシン フェラーリF187があります。もう32年前の車ですが実動車です。

エンジンスターターをリアに差し込みエンジンスタート

P2230045

 

本線上を3往復の走行でしたが、電気自動車にはない音と空気の振動、オイルの焼ける匂いを久しぶりに味合わせて 頂きました。

P2230034

ドライバーは桑名出身のレーサー松田次生さんです。

 

開通により東名阪の恒常的な渋滞が解消されると思います。

そして通行手形も頂きました。

3月17日 ”祝” 開通

 

 

 

 

 

 


ガススプリング

2019年02月12日 | キャンピングカー

取り外したガススプリングの廃棄はどうしよう。内部に高圧ガス(窒素)が封入されている。このままでは危険だ。そこでガスを抜いて廃棄することにしました。

調べてみるとシリンダーに3mm位のドリルで穴を開け、ガスを抜けばよいことがわかりました。

早速にやってみました。

切り粉を見るとシリンダーの材質はアルミでした。

貫通するとシューと音がしてガスが抜けました。音の感覚からすると7~10kg/cm2程度の圧力でないかと思います。(人間が古いhimadawaは今のPa、MPaの単位ではピンときません)

ここまで来るとhimadawaは内部が気になります。分解して確認しよう。

材質はアルミと分かっていたので、パイプカッターを使用してシリンダーを切断します。

切り離すと、ピストンが現れました。

ついでに各部の寸法を測定すると。

ハイエース ガススプリングの検証        
             
シリンダー外形 22.7   A室断面 3.05
シリンダー内径 19.7   B室断面 1.84
シリンダー肉厚 1.5   押し出し実面積 1.21
ロッド径 12.4        
ストローク 180        
全長(約) 750        

ピストンの押し出し実面積が1.21㎠ですので、ガススプリングの押し出し力は、圧力が10kg/cm2(0.98MPa)の時は12.1kg、圧力が20kg/cm2(1.96MPa)では24.2kgと言うことになります。

シリンダーの肉厚は1.5mmです。この厚さで2MPaに耐えるかを検討してみました。

内圧を受ける、圧力容器、配管の強度計算式を参考にしてあてはめてみると。


こんな結果がでました。シリンダーに使われているアルミの材質が不明なのでA5000番以上、許容応力15MPaと仮定しました。1.5mmの板厚ですので、最小必要板厚とつじつまがあいます。

ただし、この計算式は圧力容器用ですので余裕が大きいと思います。自動車用のガススプリングで量産品ですのでもっとシビアな計算がされていると思います。

もう一つ気になったのが、ピストンにオリフィスが無いのです。

理屈的には、ピストンをはさんでA室とB室の間をガスが流れる通路が必要なはずです。

よくよく観察していると、シリンダー内面に縦キズがあります。最初はシリンダーパイプ成型時のものかと思っていましたが、実はこの縦キズからガスが漏れることによりオリフィスの役目をさせているのではないかと考えます。

この縦キズは目測で幅、深さ共に約0.5mm、キズの位置、長さはピストンの移動する長さ+@です。

さらにはこの縦キズは切削ではなく、押し付けて溝を作っているようで外側に膨らみが出ています。溝で減った肉厚を外形部で補っているようです。

これでhimadawaの推測は間違いないと思います。

恐るべし自動車産業、恐るべしコストダウンです。

ガススプリング1本で楽しませて頂きました。これで資源ゴミに出すことが出来ます。

 


リアドアー ガススプリングステー取り換え

2019年02月11日 | キャンピングカー

昨年末よりhimadawa号のリアドアーの調子が悪くなってきていました。

ドアーを跳ね上げたときに、上限で止まらずに下がってきてしまいます。

ステーのガススプリングのガスが少しずつ抜けてきているようで、圧縮力が低下していると思います。開閉時にはシュー、シューと音がしています。車齢11年ですから寿命ですかね。

そんな訳でnetで、パーツを探してみましたが、標準ルーフ、ワイドボディー用はサードパーティーの物が販売されていますが、himadawa号のナローボディーのハイルーフ用はありませんでした。

仕方なく部品の値段は高いと思いますが、近くの自動車部品商で純正品を発注しました。

翌日の夕方には部品入荷の連絡があり、受け取りに行き代金を聞くと、非常にリーズナブルの価格で驚きました。税込みでnetで販売されているサードパーティーより2~3割高いだけ、送料もかかりません。良かったです。

早速取り換えを行いました。

リアドアーは非常に重く、数十kg、himadawa号は100kg位あるかもしれませんので、ステーを外したら落下する危険があるので脚立で支えてから作業を行います。

購入した純正部品

上下のボルト2本ずつで固定されている金具ごと、ガスダンパー取り換えれば終わりです。

取り換え時間は15分でした。

動作はスムーズでシュー、シュー音も無くなりました。

これで後10年は行けそうです。

 

 

 

 


ヘッドライト交換

2018年11月28日 | キャンピングカー

himadawa号は平成19年新車登録で11年が経過します。

快調に運用されていますが、一つだけ車齢を感じさせるものがあります。

それはヘッドライトの黄ばみです。今の車はヘッドライトがガラスではなくプラスチック、たぶんポリカーボネートだと思いますが、紫外線により変色してきています。

実は昨年、8ナンバー登録時の検査でライトの光量が不足気味でした。純正のライトは高いのでオークションで探して保管しているものと交換しました。

これが新旧の違いです。

クリアー感が全く違いますね。

グリルを外してからではないとヘッドライトは外せません。

レベラーの移植

オークションで入手したヘッドライトには、光軸調整のレベラーがついていません。

でも、これは簡単に移植できます。

光軸調整ねじをひらすら回し、内部とのネジ込みを外して、レベラー本体を捻れば簡単に外れます。

新しいヘッドライトに反対の手順で組み立てれば移植完了です。

 

取り換え完了

新車の輝きです。

後は夜に光軸調整を行います。