himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

鈴鹿山脈 石榑で撮影

2019年11月11日 | 天体写真

ようやく天候が安定して撮影が出来るようになりました。

11月5日(火)今夜も快晴、月齢8.0 月没は0時ころ。新月期最後の撮影が出来そうなので、自宅から40km、1時間で行ける鈴鹿山脈の観測地へ夕食後に出かけました。

目的地は石榑峠、実はもう峠には行けません。峠の下に全長4157mのトンネルが開通したので三重県側は通行止めになっています。このトンネルを抜けた先、鈴鹿山脈の裏(西側)、滋賀県黄和田町です。トンネルの東側と比べて西側では気温が3~5度低いです。

現着後、まだ月が高いのでHD800は車外で気温に順応させる間に、短焦点で夏の~秋の星雲を狙ってみました。

NGC7000北アメリカ星雲です。夏の天候が悪かったので今年初で最後かもしれません。

TITLE:55FL-NGC7000北アメリカ星雲
DATE:2019-11-5
TIME:23:16..00:14
撮影場所:石榑
カメラ:E-M5Ⅱ
鏡筒orレンズ:Borg 55FL
コンバーションレンズ:x1.1フラットナー
焦点距離:275mm
F値:F5
露出時間:120s
撮影枚数:30枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:5℃   

M31アンドロイド星雲

TITLE:55FL-M31(LPS-D1)
DATE:2019-11-5
TIME:21:24..22:28
撮影場所:石榑
カメラ:E-M5Ⅱ
鏡筒orレンズ:Borg 55FL
コンバーションレンズ:x1.1フラットナー
焦点距離:275mm
F値:F5
露出時間:120s
撮影枚数:32枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:8℃   

0時を回り、月も沈みHD800を赤道儀に乗せ換えて準備をしていると、どうも星像がシャープではありません。鏡筒を覗くと主鏡に露がついてしまっているのです。フードにはヒーターを組み込み補正板の露対策はしていたのですが、主鏡も対策が必要です。仕方がないのでもう一度Borg 55FLと載せ替え撮影を続行しました。

初めて撮影した、IC1805ハート星雲です。

都市部の広告用サーチライト、モノクロフィルム、手動導入の約50年前の学生時代には存在も知らない、見たことも聞いたこともない星雲が撮影出来ました。

TITLE:55FL-IC1805ハート星雲
DATE:2019-11-6
TIME:0:56..01:44
撮影場所:石榑
カメラ:E-M5Ⅱ
鏡筒orレンズ:Borg 55FL
コンバーションレンズ:x1.1フラットナー
焦点距離:275mm
F値:F5
露出時間:180s
撮影枚数:16枚
フィルター:LPS-D1
ISO:1600
気温:5℃   

つづく。

 


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