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himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

blogの引っ越し

2025年04月19日 | 天体写真

皆さんこんにちは。

長い期間利用させていただいていた、goo blogが今年の11月18日で閉鎖になるとのことで、livedoor blogに引っ越し致しました。

himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

タイトルなどは同じですが、URL、ブックマーク変更をお願いします。

引き続きよろしくお願いします。

2025年4月19日


玉ねぎ畑の案山子

2025年04月10日 | 天体写真

月日が経つのは早いもので、もう4月い入りました。学校の入学式も終わりゴールデンウイークも気になり出しました。

暖かくなった家の菜園、玉ネギ畑に案山子が出現しました。

小雨が降っているので蓑を被った案山子のようですが・・・。

赤道儀とMT-160鏡筒でした。

鏡筒をかたづけるのが大変なので特製カバーを製作し、そのまま屋外でお休み頂こうとの魂胆です。

1.厚手の透明ビニールシートを袋状にして鏡筒から赤道儀までをカバーします。

2.さらに工事用の防炎シートを袋状にして、上から下まで被せます。

3.紫外線によるシートの劣化を少しでも抑えるために農業用の日よけを最後に被せてました。

耐久性はまだ解りませんが、材料費だけですので劣化すれば取り替えれば良いかと思っています。

 

遠征に使っているハイエースの車検の有効期限は6月初めです。今年から車検は有効期限の2ヶ月前から受けられることになりましたので、ゴールデンウィーク中もフルに活動できるように車検場で車検を受けてきました。

何時ものように自分で整備を行い、車検場へも自分で持ち込み受検。

自動車税が車齢13年で高くなるのですが、さらに18年でもう1段階高くなります。

古い車を大事に使うのはダメなのでしょうかね?

 

4月10日現在、こちらの桜は満開で葉が少し出て散り始めです。

近くの鉄道沿線の桜並木も満開です。

この列車は1両ですが、4月4、5,6日鈴鹿サーキットで行われたF1 GPでは相互乗り入れのJRと共に超満員でした。

桜と共に、皆さん楽しんで頂けたと思います。

 


MT-160 ファーストライト第四弾 NGC4565 スピンドル銀河

2025年04月02日 | 天体写真

3月22日 二日目もみずがき湖です。

前日からの撮影と撤収が終わったあと、そのままみずがき湖で仮眠。前日の朝は午前2時30分に起床してみずがき湖へ来ましたので25時間以上起きていたことになります。

8時頃には目が覚めて長坂の街まで下りて朝食、その後に温泉に入って体を休めてもう一度仮眠を取り、再度みずがき湖へ向かいました。

土曜日ですので、みずがき湖には愛好会のメンバーも来られていてプチ例会のような賑わいです。

昨晩の撮影結果をPCで簡単に処理し、そのポテンシャルに気を良くしルンルン気分で暗くなるのを待っていましたが、時間と共に風が強くなり突風が吹き荒れる始めました。

昨晩と同じですね。たぶん22時頃には収まるのでは。

駐車場には幾組もの天体愛好家が各々の機材を展開されています。その中で45cmのドブソニアンを楽しんでいる方に声を掛けて覗かせてもらいました。

これは病みつきになるわ!。

あちらこちらを見せて頂き画像とは違う、自分の目で見る宇宙に心を引かれました。

風が収まったのは22時頃でしたが、撮影を忘れてドブソニアンを楽しませて頂きました。

 

23時頃から撮影に入りましたが、鏡筒を向けたのは「かみのけ座」NGC4565 針銀河、今晩はMT-160にコレクターを取り付けて焦点距離1330mmでの撮影です。

TITLE:NGC4565 針銀河
DATE:2025-03-22
TIME:23:05..02:11
撮影場所:みずがき湖
カメラ:ZWO 533MC-Pro
鏡筒orレンズ:MT-160
コンバーションレンズ:コレクター
焦点距離:1330mm
F値:F8.3
露出時間:300s
撮影枚数:29コマ
フィルター:none
GAIN:100
冷却温度:-10℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:ASI 120MM-mini
ガイド鏡:30x130mm
画像処理:PI、Lrで仕上げ

銀河を真横から見たエッジオン銀河です。銀河の両端、腕の先端が薄く青くなっているのが解ります。

コレクターを付けてもMT-160優秀ですね。綺麗な銀河です。

アノテーションした画像ですが気になることがあります。

撮影時にはプレートソルブして回転角も1°以内に合わせつもりですが、上のアノテーション画像では赤経、赤緯が3~4°傾いてるようです。

撮影時の回転角が合っていなかっのかな?。

撮影後、03時頃にみずがき湖を出発。途中で仮眠を撮りながら朝9時には自宅に戻りました。

充実のみずがき湖でした。

 


MT-160 ファーストライト 第三弾 M109 おおぐま座銀河

2025年03月31日 | 天体写真

四日市界隈の桜は現在三分咲程度の開花でですが、今朝は冷えて3℃位でした。

この寒さで開花のスピードが落ちて満開は今週末頃になるのではないでしょうか。

新月期も天候が悪く曇った夜ばかりで撮影が出来ませんでしたので、3月21日みずがき湖のファーストライト第三弾です。

風は収まり全くの無風、気温は3℃、湿度は50%位です。みずがき湖は何故かほとんど結露しないんですよね。

日が変わってから鏡筒を向けたのはM109 おおぐま座銀河です。これから月の出まで手を掛けずに撮影の魂胆です。

TITLE:M109 おおぐま座銀河
DATE:2025-03-22
TIME:00:41..02:53
撮影場所:みずがき湖
カメラ:ZWO 533MC-Pro
鏡筒orレンズ:Takahashi MT-160
コンバーションレンズ:none
焦点距離:1000mm(直焦点)
F値:F6.2
露出時間:300s
撮影枚数:26コマ
フィルター:none
GAIN:100
冷却温度:-10℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:ASI 120MM-mini
ガイド鏡:30x130mm
画像処理:PI、Lrで仕上げ

北斗七星の柄杓の底 フェクダの近くに位置する銀河です。

光度は約10等級で暗い銀河ですがみずがき湖の暗い宙のおかげでよく撮れたかと思います。

形の整った綺麗な棒渦巻銀河で棒部分が力強いすね。

M109は、M109銀河グループと呼ばれるグループ長のだそうです。この辺りには多くの銀河があります。

撮影チャンスの多いこの辺りは興味がわきます。

 


風にも負けづ、M51 子持ち銀河

2025年03月28日 | 天体写真

3月21日みずがき湖でのファーストライト第二弾です。
21時を過ぎるころから徐々に強風もおさまりだしましたが、時おり突風もまだ吹いています。そんな時撮影用の机からノートPCが風に煽られて地面に落下していました。画面を開いていたのでヤバイ状態でしたがPC背面のUSBケーブルから着地したようで落ちどころが良く全く損傷はありませんでした。
そんな中で鏡筒を向けてのはM51子持ち銀河です。(3/28 21:30に画像を差し替えました)

TITLE:M51子持ち銀河
DATE:2025-03-21
TIME:21:18..23:06
撮影場所:みずがき湖
カメラ:ZWO 533MC-Pro
鏡筒orレンズ:Takafashi MT-160
コンバーションレンズ:none
焦点距離:1000mm(直焦点)
F値:F6.2
露出時間:300s
撮影枚数:19コマ
フィルター:none
GAIN:100
冷却温度:-10℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:ASI 120MM-mini
ガイド鏡:30x130mm
画像処理:PI、Lrで仕上げ

この後も露出時間を600秒にして赤道儀の反転まで撮影しましたが時おり風に揺すられてM51は撮影終了としましたが、再度じっくり撮影したいものです。

撮影ソフト ASIImgのPCに現れる画像に驚きました。銀河の暗黒帯など細部まで解ります。

みずがき湖の宙とMT-160威力は凄いですね。

画像処理もPIで進めていますが少し解ってきたような気がしまが、やりすぎ感があります。

みずがき湖から戻って来てからは雨か曇りばかりで撮影のチャンスがないのが残念です。

でも、処理は行っていきます。

 

 


みずがき湖でファーストライト

2025年03月25日 | 天体写真

3月21日から23日に掛けてみずがき湖へ向かいました。

21日(金)は平日ですが、愛好会のこうちゃん宅に設置する天文台の赤道儀移設のお手伝いが主目的の遠征です。

設置してあるドームの中から重量約400kgの赤道儀をドームのスリット越しに吊り出してトラックに積み込み、新しい設置場所まで運搬して仮置きするまでのミッションです。その様子は別途報告があると思います。

ユニック付きのトラックが手配してあるとのことですが、重量物、赤道儀などを扱ったことがあるか不明でしたので必要であろうと思われる工具、吊り具、盤木等をhimadawa号のルーフキャリーに積み込んで向かいました。

作業の方は持参した吊り具類が役に立ち、2時間くらいで何とか無事にミッション終了しました。新しい天文台の完成が楽しみですね。

 

もう一つの目的はMT-160の事実上のファーストライトです。

朝3時の出発でしたので、ミッション完了後は温泉でさっぱりし仮眠をとって夜に備えます。

温かい日でしたが夕方からは強風が吹き荒れてゴーゴーと風音が巻いていますが、機材を展開して撮影に備えました。もちろん鏡筒はニュートン反射のMT-160です。

最初に鏡筒を向けたのは、おおぐまざにあるボーデの銀河のかたわれ、M81 セイファート2型銀河です。

 

TITLE:M81 ボーデの銀河
DATE:2025-03-21
TIME:19:38..20:17
撮影場所:みずがき湖
カメラ:ZWO 533MC-Pro
鏡筒orレンズ:MT-160
コンバーションレンズ:none
焦点距離:1000mm(直焦点)
F値:F6.2
露出時間:60s
撮影枚数:15コマ
フィルター:none
GAIN:100
冷却温度:-10℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:ASI 120MM-mini
ガイド鏡:30x130mm
画像処理:PI、Lrで仕上げ

時々、突風が吹くので明るく、大きめの対象を選択して露出時間を短くして歩留まりを上げようとの魂胆です。でも使えた画像は半分位でした。

画像処理は勉強中のPIで進めましたが少しハデになってしまったように感じます。でも、ま~いいか。

この銀河はバランスの取れた美しい形ですね。

ファーストライトはまだ続きます。

 


MT-160 結露対策

2025年03月20日 | 天体写真

明日はみずがき湖で撮影デビューの予定です。みずがき湖はほとんど結露の心配は無いのですが、自宅観測台での運用が主となるので結露対策を鏡筒に施しました。

先ずは鏡筒をアルミ蒸着シートで覆い放射冷却対策を施しました。

ゴールドの鏡筒、格好いいですね。

筒先には自作のヒーターを製作して巻き付け、マジックテープで止めています。

このヒーターはφ3の絶縁ガラスチューブにニクロム線を入れた物を2本製作しました。

長さは65cmを2本並列として12V、1A、12Wのヒーターです。

さらにアルミ蒸着シートを貼ったセレストロンの巻き付けフードで、ヒーター部から覆い断熱フードとしました。

全体はこんな感じです。

何の機械か、鏡筒か解らなくなりました。

 


MT-160 周辺減光と画角

2025年03月19日 | 天体写真

MT-160 直焦点(1000mm)と補正レンズ毎、コレクター(1330mm)、レデューサー(776mm)でM42オリオン大星雲をEOS Raフルサイズで撮影して周辺減光、星の流れを見て画角とクロップ範囲から今後の参考になればと撮影してみました。(画像は全て明るさのみ調整しています)

1.直焦点 (1000mm F6.2)

当然ながらフルサイズの周辺ではコマ収差で星が大きく流れて周辺減光も大きいです。

2.コマコレクター (1330mm F8.3)

コマコレクターを使用していますので星の流れはありませんが周辺減光は直焦点より大きく見られます。

3.レデューサー(776mm F4.8)

フルサイズの周辺ではコマ収差で星が流れていますが周辺減光は少ないようです。

 

以上の試写から、画角的にはAPS-Cサイズが限界のようですね。

自宅観測台からの撮影は直焦点又はコマコレクターでEOS RaをクロップしてAPS-C、ZWO 533Mで比較的小さな銀河、惑星状星雲が対象になるかと思います。

この撮影で少しとまどったのがレデューサーで焦点が出ない事でした。まずはレデューサーが接眼部のドローチューブの内部に組み込まれる構造でした。

最初はどうやって接続するのか考えてしまいました。そして標準タイプのカメラアダプターで組み立てると一番引き込んだ状態でもピントが出ません。あと光路長を3mm位短くしないと合焦しません。

こまったな~。パーツが色々入った宝箱を探していると、EOS EF-M42 P1.0の薄型マントアダプターがありました。

これはM42ですがネジピッチが1mmで、ペンタックなどに使われていたスクリューマウント用のアダプターですが、つばの厚さは2mm位しかありません。これを使おう!

さらに宝箱を探しているとBORGだと思いますがM60 P0.75mmオネジの部品が見つかりました。これを旋盤加工で短くして鍔を作り、先ほどのマウントアダプターと組み合わせると、上手く合いそうです。

二つの部品をM2のタップを立てて3か所皿ビスで止めると、「なんと言うことでしょう」超薄型マウントアダプターが出来上がってしまたのです。

レデューサーに組付けた状態

これが楽しんですよね。

 


初めてのニュートン式 MT-160がやってきた

2025年03月14日 | 天体写真

屈折式のFC-100、シュミカセのHD800を使用していますが、この度ニュートン式のMT-160を入手しました。30年以上前のタカハシでもちろん中古です。

自宅観測台へ設置しました。

MT-200も候補として考えたのですが現在の架台SXD2には無理で赤道儀も大きくしなければなりません。そこでMT-160であれば現有のSXD2で何とかなるだろうとの考えです。

何せ30年以上前の製品で、各部の点検を行いましたが私の目では致命的なものは無いようなので購入した次第です。

まずは主鏡をを点検

ホコリ、汚れはありますがカビは無いようです。それとセンターマークは付いていません。

早速に洗浄に取り掛かりましたが初めてのことですので恐るおそる、緊張して進めました。

少し暖かい程度の水道水でホコリなどを流し、薄い中性洗剤と指で軽くこすり洗浄です。

その後はもう一度温水でよく洗い流してます。

最後は主鏡を斜めに立て掛け、精製水をたっぷりかけて乾燥させました。

主鏡押さえのゴムの跡が残っていますが同じところで取り付くので放置です。

センターマークも貼り付け完了

 

光軸調整

主鏡、斜鏡共に取り外して洗浄、点検しましたので光軸は大きくずれているので、OCAL Electronic Collimatorを使って取り敢えず光軸調整を行いました。

晴れた日に実際の星を見てみました。

明るい恒星を入れ、大きくピントをずらしライブビューで見た画像ですが、も少し追い込む必要があるかと思います。

 


不思議な影が、星ナビひろばに掲載

2025年03月11日 | 天体写真

昨年12月18日に和歌山県串本町で打ち上げられたカイロス2号機の打ち上げの様子を紹介しましたが、その時に現れた不思議な影をSpace Roadと勝手に名付けて星ナビギャリーではなく、カテゴリー不明で投稿していました。

その投稿が4月号の星ナビひろばに掲載されました。

この影の正体は何になのか?。自分では解決できず星ナビさんに教えてもらおうとの魂胆でした。

噴煙の影であろうとは思いますが、噴煙の影がロケットの進行方向に現れているので光源はロケットより下だと考えます。

1.打ち上げ時刻は午前11時、打ち上げ方向は南です。この時の太陽の位置は左下(高度約30°)で上の写真の明るい雲の中にあり、太陽が光源であると考えられる。

2.薄雲に投影された影だとすると、雲の無い部分にも影が伸びている。

3.噴煙は風に流されて乱れているが、影はほぼ直進に伸びている。

4.動画では数秒の間に影が伸びていく様子が記録されている。

これらから噴煙の影が雲に投影されて現れて見えたもの、だけでは無いように思われますが私の知識では解りません。

何なんでしょうかね?。どなたか教えてください。