himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

お盆のできごと

2021年08月15日 | 天体写真

今日で8月7日から始まった9日間の夏休みが終わってしまいます。

今年の夏休みは新月期と重なり、そしてペルセウス座流星群と絶好のチャンスと思っていましたが残念でした。

それにしてもコロナと雨が凄いですね。両方ともに全国規模の災害のようでhimadawaも先日にドキッとしたことがありました。

8月12日の朝、家内が熱は無いようですが、”眩暈がして起きられない”、何か嫌な予感がしました。

昼前になると家内の眩暈は収まったようですが、今度は自分が少し寒気がして頭痛もしてきました。熱は非接触式の体温計で36.7℃、念のために脇に挟む体温計で測定すると37.6℃が表示されました。

これは、やばい!。ワクチンは2回、6月に接種済みですが、ついに来るものが来たかと、いろいろと考えてしましました。

いつもお世話になっている病院はまだ開いている時間でしたので、連絡し家内と共に発熱外来へ向かいました。そこで問診、抗原検査のサンプル採取をしていただき、その結果を待っているとニュースでは感染者数を・・・明日は我が身か。

約40分後に結果をお医者さんから、”お二人ともマイナスで陰性です”。

以前ならばエアコンによる夏風邪で終わるようなことでした。あぁ~良かった。17時頃に自宅に戻った時はもう、ぐったりでした。

ホッとしたところで、休み前に熊野で撮影した画像です。

TITLE:木星
FAIL No.:00-16-11-20%
DATE:2021-08-05
TIME:00:16
撮影場所:熊野
カメラ:ZOW ASI 462MC
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:Q1.6エクステンダー
焦点距離:1184mm
撮影枚数:1000コマから200コマをコンポジット
フィルター:ZWO UV IRカット
画像処理:St9  

土星も撮影してあります。

次の新月期に期待しましょう。

 


にぎやかな天の川

2021年08月12日 | 天体写真

お盆に入ろうとしていますが天気が晴れません。

予報ではこの先1週間は梅雨末期のような天候が続くそうです。これは人流を抑えコロナ感染を少なくするために、天が与えてくれたものかもしれません。

新月期に晴れないのは残念ですが、自宅で撮りためた画像の整理をしたいと思います。

熊野の天の川です。

TITLE:にぎやかな銀河
DATE:2021-08-04
TIME:22:18..22:23
撮影場所:熊野
カメラ:Olympus E-M5MarkII
鏡筒orレンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED12mm F2.0
焦点距離:12mm 
F値:F2.8
露出時間:30s
撮影枚数:8コマ
フィルター:Lee-No.1をレンズの後ろ
ISO:6400
気温:29℃
赤道儀:AZ-GTi
オートガイド:none
画像処理:St9で+コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミングなし

左上からケフェウス座のガーネットスター、白鳥座のデネブ近くの北アメリカ星雲、ペリカン星雲、サドル付近の星雲などが天の川と共にです。

 


夏の代表 M17オメガ星雲

2021年08月09日 | 天体写真

暑い夏のオリンピックもが終ってしまいなんだか少し寂しい気もしますが、アスリートの皆さんありがとうございました。

こちらは夏の星雲の代表 オメガ星雲です。撮影は少し前の梅雨明直後です。

TITLE:M17 オメガ星雲
DATE:2021-07-17
TIME:20:55..21:23
撮影場所:みずがき湖
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Edge HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:30s
撮影枚数:50コマ
フィルター:none
ISO:25600
気温:22℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、Lrで仕上げ 、80%トリミング 

伊勢海老の中の複雑な構造が見えてきました。

 

オメガ星雲をの画像をもう一枚。

CMOSカメラでの電子観望、LiveStackしたものです。

TITLE:M17オメガ星雲
DATE:2021-08-05
TIME:01:09
撮影場所:熊野
カメラ:ZOW ASI 462MC
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:5s
撮影枚数:6コマ
フィルター:ZWO UV IRカット
GAIN:90
気温:29℃
赤道儀:Vixen SXD2
画像処理:ASI Studio ASILive  

初めての電子観望、WinPCで使用出来るASI Studio ASILiveで試してみましたが、非常に簡単に使用できます。これならば観望会で星雲を見てもらうことが出来ますね。


NGC6992網状星雲 二態

2021年08月07日 | 天体写真

熊野での撮影です。

今回は手に入れたものの使っていなかったOⅢフィルターの試し撮りを行いました。

まずはフィルターなし

DATE:2021-08-04
TIME:20:45...21:02
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:60s
撮影枚数:18コマ
フィルター:none
ISO:25600
気温:29℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、
     Lrで仕上げ 、約70%トリミング   

 

OⅢフィルター

DATE:2021-08-04
TIME:21:23...22:16
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:180s
撮影枚数:16コマ
フィルター:OⅢ
ISO:40000
気温:29℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、
     Lrで仕上げ 、約70%トリミング

うむ~、OⅢの画像、処理方法が解りませんがどんなもんなんでしょうか?

病院で処方して頂いた、塗り薬と飲み薬で痒みが随分となくなり楽になりました。さすがお医者さんです。


熊野の海岸で...

2021年08月06日 | 天体写真

スカッとし星空が望めない夏が続いていますが、GPVを見ていると8月4日(水)の夜だけ紀伊半島南部は雲がなさそうです。

よし今だと、熊野へ向かいました。本当は涼しい山の方が良かったのですが、こればかりはしかたありません。

明るい時間に現着、機材を展開して北極星が見えるのを待っている間に虫よけスプレーで手と顔をガードし準備を整えていました。それにしても湿度が高く、夕方で湿度計はHIの表示、そして全くの無風で、空が暗くなるころには車体に露が付き始めています。

先ずは今年に一度もまともに撮影出来ていない天の川です。

TITLE:天の川
DATE:2021-08-04
TIME:20:41..47
撮影場所:熊野
カメラ:オリンパス E-M1MarkII(ノーマル)
鏡筒orレンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8
焦点距離:7mm
F値:F2.8
露出時間:30s
撮影枚数:8枚
フィルター:Lee-No.1をレンズの後ろ
ISO:3200
29℃
赤道儀:AZ-GTi

ノーマルカメラですが、画像に湿度の高さが現れているようです。そして大失敗はRawが無く.jpgだけでした。

撮影していると腕が少し痒く、蚊に刺されたようです。痒み止めと虫よけスプレーを追加して朝まで撮影を続けました。GPVの予報より天気が良く夕方から朝まで快晴、月もなく良い一晩でした...。

翌日自宅に戻り、風呂で汗を流しても痒みが取れず腕をみてみると、

皮膚の柔らかい美味しそうなところが集中的に刺されています。

皮膚科の病院で診察と薬をもらいましたが、先生が”どこでこんなに刺されたのかな”、熊野の海岸ですと答えてスマホに保存した天の川の画像を見せました。

 


NGC5216とNGC5218に再チャレンジ

2021年08月01日 | 天体写真

恐ろしい数のコロナ感染者数の拡大に驚かされます。その中でオリンピックは熱戦が続いています。オリンピックだけでなく、自分を含めて人々の行動がどうなればよいのか、どう考えたら良いのか解りません。

先日はこの暑い中に、息子の家の手伝いをしてきました。それは冬に備えてストーブの薪作りと薪棚の設置です。

薪棚はお嫁さんのお父さんが作って、持って来ていただいたものを組み立てました。

お疲れさまでした。

7月17日に撮影したArp 104 Keenan’s System (NGC 5216 , NGC 5218)です。

6月に撮影しましたが再チャレンジです。

TITLE:NGC516キーナンの銀河
DATE:2021-07-17
TIME:22:56..23:56
撮影場所:みずがき湖
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Edge HD800
コンバーションレンズ:takahashi EX Q1.6X(50.8)
焦点距離:合成 3251mm
F値:F16
露出時間:180s
撮影枚数:19コマ
フィルター:none
ISO:40000
気温:20℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、Lrで仕上げ 、約40%トリミング 

小さくて暗い星雲ですのでエクステンダーで合成焦点距離を伸ばし、思い切ってISO感度を40000に設定しました。

撮影された画像を見るとISO40000も実用になりそうです。

左のNGC5218は少し色が豊かになりましたが、右側の衝突銀河であるNGC5216を結ぶバルジは見えません。難しいですが次も挑戦したい対象です。