メヒシバ(イネ科・6月27日撮影)
イネ科の雑草の仲でも代表的なのがこのメヒシバ。名前のとおり、オヒシバに比べてやさしい姿ですが、節から根を出して空き地を覆い、ゴルフ場などでも厄介な雑草になっているようです。
いくらむしっても無くならないので子供の遊び相手にはもってこい。花穂を一本ずつ、ちぎらない様に根元に向かってそっと引くと、細い花穂がふらふらと下がって“ びらびらかんざし”の出来上がり。全部をびらびらにしたり、半分をお花の形に結んだり、思いつくままにデザインして遊んだものです。
オヒシバ(イネ科・7月6日撮影)
オヒシバは茎も花穂も太く、メヒシバよりずっといかつい感じです。根元は株立ち。節から根を下ろしたりはしません。メヒシバより踏まれることに強いようで、庭の通り道にもどんどん生えてきます。
これも身近にいくらでもあるので遊び相手にしたかったのですが、愛想の無いやつで、どうにもなりませんでした。
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