カラスビシャク(サトイモ科・4月30日撮影)
ウラシマソウを思い出させるサトイモ科の植物。小さな花(?)の形をカラスの柄杓に見立てたもの。これは我が家の築山に生えていました。本当はもっと夏になってから生えるはずのものなので、夏の項目に入れたいんですが、咲いてしまったものは仕方ありません(笑)
仏炎包葉の途中でちょっと段がついたようになっていますが、下半分が雌花、上半分が雄花で、棒のように延びた中軸は雄花の底の部分から出ているようです。雌花のところはたくさんのむかごになり、葉にもむかごが出来たりして、田んぼや畑に入ると非常に厄介な雑草だと図鑑に書いてありました。我が家のもそこそこに引いておいたほうがよさそうです。
根っこの球茎の部分が半夏(ハンゲ)と呼ばれて漢方薬になり、この半夏が生える季節を半夏生と言い、半夏生の季節に白い葉をつけるドクダミ科の植物をハンゲショウと呼ぶ・・・。
ハンゲショウのところで一度調べて書いたんですが、ほんと、ややこしい。
『風の王国』第一巻公開中(第一部の絵はとってもヘタですがめげないで。だんだんマシになります。)
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