ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

週刊文春と三浦九段と渡辺竜王

2016-10-20 08:52:07 | 将棋

 昨日、ツイッターで「みうみうの件で文春砲が発動される」との情報を得、今朝通学中の中学生と一緒に歩いて(←どーでもいい情報)コンビニに週刊文春を買いに行きました。ついでに週刊新潮も買ってきました。週刊誌買うのって10年以上ぶり。
 で、今読み終わったので感想を書きますが、その前提を書いておきます。

・将棋界のスマホ不正疑惑が出てから、ひげめがねは一貫して三浦九段をシロと考えてきた。
・まず、そんなに三浦九段がそんなに最近勝っている印象がない。豊島きゅんくらい勝っていればさすがに疑うけど。たまたま竜王戦に星が集まっただけでしょ。
・次に三浦九段がスマホに手を染めるほど落ちぶれてもいない。昨年のJT杯優勝は絶対スマホを使用できない状況で達成したものだから、ちゃんと強い、不正に手を染めるまでする必要はない。
・最後に、みうみうがそんな不正をするわけがない!同僚の披露宴の最中に詰将棋解くくらいだから、将棋愛は棋界でも1番!と確信。

 というわけで、今までのひげめがねのツイート内容や、前回のブログは上記の考えに基づいております。

 そして週刊誌の感想ですが、週刊新潮はあたりさわりのない内容。そしてスプリングセンテンスは…。
・まず久保九段が竜王戦準決勝の時に不正の確信を持った。
・そして渡辺竜王が今月のA級対決で確信を持った。
・渡辺竜王は苦悩の末、内部告発することにした。
・その結果極秘会合が行われた。羽生三冠や谷川会長も同席した。
・最初は極秘会合出席者も半信半疑であったが、渡辺竜王が証拠を提示していくとだんだん雰囲気が変わっていった。
「これはさすがに…」(S九段)
「いやあ、相当…」(H第一人者)
「これは99.9%やってますね」(C五段)
(上記カッコ内は、あくまでひげめがね予想発言者です。)
・最後は「シロ」を主張する棋士はいなかった。

 (以下はひげめがね感想)
 重要なことは、もう事実がどうであるか、三浦九段が「シロかクロか」は問題ではなくなっている、ということですよ。
 序列1~3位の棋士と連盟理事が、限りなくクロに近い、と判断しているという事実が重すぎます。だって極秘会談出ていた人だって、最初は三浦九段をシロだと思ってたはずだから、それが覆るくらいの証拠だったということですよ!
 仮に三浦九段が不正していなくても、将棋ムラの人は疑心暗鬼になり、彼をムラから追放することになるでしょう。こうなってくると、今度は、三浦九段が不正をやっていてほしい、と願わずにはいられなくなってきます。実に逆説的…。
 残念ですが、渡辺竜王の決断で、将棋界は最悪の状況にはならなかったのだ、と自分に言い聞かせ、本日を過ごしたいと思います。