天国への手紙～増刊号～

この『天国への手紙』を通して、いろんな人と出逢った。

最近、1人の人からコメントをいただき、そこから少しずつメールを交換する人ができた。

他のブログからの訪問者でしたが、私の7年半前を見ているような気がした。
彼女のブログやメールを読んでいると、タイムマシーンであの頃に戻ったような錯覚に陥る。

ここにリンクを貼ろうかどうか、随分悩みました。
でも、きっと今の彼女には、どんな暖かな励ましや、優しさが溢れるような言葉も、彼女を傷つけてしまうのではないだろうか。。。。という、私の中の結論（と言うほど大げさなものではないんですが）が出て、今しばらくはリンクを貼らない事にしました。

同じ様に子供を失っても、人それぞれ感じ方や心の整理の仕方は違います。
ですから、私と彼女もまた、違うと思います。

彼女の息子さんが病気と闘って苦しんだ事実と、その息子を失ってしまった事実と、息子を助けてあげられなかった苦しみに押しつぶされそうになっています。

なかなか出口が見つからず、この気持ちをどうしたらいいのか。。。。
毎日毎日、私はこのままでいいのか。。。。
この気持ちは一生同じように続くのだろうか。。。。

きっと、1人で。。。。孤独感を感じながらもがいているんだと思います。

私は彼女に言いました。
『ゆっくり、ゆっくり。。。。思いっきりゆっくり。。。
　・・・・・中略・・・・・
受け入れられない今・・・が、あったって私は良いと思う。』と。

これは、私がたけしくんを失って7年経ってはじめて人に対して言えるようになった言葉だと思います。

この世の中で、一番たけしくんと自分が不幸だと思っていました。
人と比べる物ではないことは、十分理解していたと思うのですが、
世界中の全ての人が、ある意味『敵』に思えていたのです。

たけしくんが天国に行って、この夏で8年になります。
今だから、何事も素直に受け入れられるし、いえる言葉もある。

いつかきっと、その彼女も私のような日がやってきます。
焦らず、思いっきりゆっくり。立ち止まりながら。。。。
私も、また、この先色々と成長を続け、違う感情を持つでしょう。

こうやって、色々とまた考える事が出来たのも彼女のお蔭です。
勇気を出して、コメントをしてくれた彼女に感謝します。

このブログをまた覗いてくれるかどうかわかりませんが、この場を借りてお礼を言います。
ありがとう。