天国への手紙?

天国への手紙?～?


上手く表現できるかわからないけれど、まあくんの弟のたけしくんのコトを書きたいと思います。
この世に生を受けて、懸命に戦い、そして天使になっていったたけしくんのことを・・・・・。短い間でしたが、この世で生きていたたけしくんがいたという事実の証になる事を願って記します。




『出会えたことだけでも幸せ。。。。』
と、よく耳にする。
私も言ったことがある。

でも、それは私だけに向けられる言葉だと思う。

私にとっては、色々と考えさせられたり、周囲の人たちの優しさに気づいたり。。。
色々と得られる事があった。

たけしくんが死んでも、私は生きている。
ずっと生きている。
今、生きている。

たけしくんが天使になって7年半。
楽しい事も嬉しい事も沢山あった。
生きているから感じた。

たけしくんは、生きる事が苦しかった。
生き続けるって事は苦しみが続くって事だった。

私の「生きる」と
たけしくんの「生きる」は違ったのかな。。。
と、最近思う。

命に変わりはないと思うけど、
「生きる」という事自体に違いがあったんだな～って思います。

未だに、
「どうして、あんな病気になっちゃったんだろうな～。。。」と
思いますが、やはり理由なんて見つかりません。


元気で生きていれば小学1年生ですね。
私の中では、ずっとずっと赤ちゃんのままですが。。。





低アルカリフォスファターゼ症には色々と種類があるそうですが、たけしくんは「周産期型」で、一番重篤な種類でした。
症例も少なく、治療方法が確立されていなかったのです。
将来的には、きっと遺伝子治療なんかが出来たりするようになるのかしら？と思ったりしていますが。。。
どうなんでしょうね～。