わくわくぽん!

私とまあくんの毎日を大放出中です。只今、登校拒否日記大公開中♪・・・なんて明るく言っている場合じゃないかも^^;

天国への手紙・・・?

2005年05月05日 21時58分23秒 | 天国への手紙(たけしくん)
天国への手紙?~?+増刊号1をご覧になっていない人は、ここも是非読んでくださいね。よろしくお願いします!!





上手く表現できるかわからないけれど、まあくんの弟のたけしくんのコトを書きたいと思います。
この世に生を受けて、懸命に戦い、そして天使になっていったたけしくんのことを・・・・・。短い間でしたが、この世で生きていたたけしくんがいたという事実の証になる事を願って記します。






今回は、ちょっと違った語り口で書いてみます。

やはり涙ナシでは見られない、語れない

先日テレビで、
母子保健センター(だったかな?)の番組をやっていた。

小さな命を救え。って感じのサブタイトルが付いていたような気がする。

周産期病棟と新生児のNICUのお話だった。

何を見ても、自分の約八年前の体験を思い出してしまう。
思い出すのがイヤなんじゃない。
辛いわけでもない。
一つ一つの出来事で一喜一憂するそのテレビの中の母の心が手に取るようにわかるのだ。

放送されている間中、ジュルジュルと鼻をすすり、じわじわ、時にポロポロ涙が出ていた。

私がたけしくんを出産した時は、まだその病院(大学病院だったんですがね~)では、『カンガルーケア』というものが存在しなかった。
もしかしたら、健常児だけには存在したのだろうか?
もし、そうだったら、ムカつく話だ(失礼)
それが出来てたらどんなに今、幸せだろう。。。。

一度も抱く事も無く。
彼も一度も母から抱かれる事も無く、人生を終えた。

やはり、切ないです。
きっとたけしくんも同じ気持ちだろう。。。。と思う。

あの時の悲しみは、とても鋭く、心をえぐる様な感じだった。
それが時間とともに不思議な事なんですが、悲しみが丸みをおびてきました。

子どもをなくす体験というのは、絶対に無い方が良いに決まっています。
しかしながら、世の中には私と同じように子どもを先に見送らなければならなかった人が大勢いらっしゃいます。

悲しいという気持ちに変わりはないし、これ以上の悲しみは存在しないと(勝手に)信じていますが、この体験を無駄にしたくは無いのです。

彼が、短い間だったけど、この世に存在した事。
彼が、私に与えてくれた事。
彼が、私に残していったもの。
彼が、私の中につくった例えようの無い感情。


彼との思い出が少ない(というか、無い)ぶん、大切にしたいと思うんです。
見返す写真すらほんの数枚だし。。。
声だって聞いた事が無い。
私の中の、この気持ちだけが思い出なんだな・・・。

だから、私は悲しみをまる~くまる~くして、大事にしてるんだな。。。
と、思った。




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