1月16日(土)松戸市民会館で上映された「いのちの山河」を観てきました。
これは、シネマ「ぴあ」昨年11月16日付け映画満足度ランキングで1位という、評判の映画です。
松戸の「活かせ9条松戸ネット」「新日本婦人の会松戸支部」「松戸地域労働組合連合会」「松戸平和委員会」など沢山の平和団体の賛同を受けて、10:30、14:00、18:30と3回上映された画面の鮮明な35ミリフィルムでしたが、1000名定員のホールが朝、昼ともに半分以上埋まる大盛況でした。
そのおかげで、「9条・25条の実現を」と掲げた「意見広告」のチラシはまさに映画の内容にもピッタリということで、500部近く受け取っていただけました。
豪雪の無医村の村を「憲法25条」を楯に、当時は違法とされた老人医療の無料化に踏み切り、全国に先駆けて乳幼児医療を無料化することで、全国初の死亡率ゼロにまで導いた沢内村の深沢晟雄(まさお)村長の信念は、徹底的な「生命尊重」であり、その手段はこれも徹底的な「行脚と対話」です。
名誉欲ばかりの日本中の首長たちに、「選挙に出るなら、この映画を観てからにすべきだ」と声を大にして言いたい気持ちでいっぱいです。
命がけの深沢村長のすごさとともに、試行錯誤があっても、納得すれば心から深沢村長を支え、ともに力尽くした村人たちの姿に、人間の絆の尊さを学びました。
一人でも多くの皆さんに「いのちの山河」の観賞をお勧めします。(文責/佐藤)