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12.13「田母神打倒 派兵恒久法阻止!」

2008-12-14 | いってきました
12月13日(土)18:15~渋谷勤労福祉会館で行われた「田母神打倒 派兵恒久法阻止!」集会に行ってきました。

       

平和遺族会全国連絡会代表の西川重則さんが、田母神論文「日本は侵略国家であったのか」と私たちの課題というテーマで、11月11日、13日、12月11日に行われた参院外交防衛委員会での参考人招致の様子を報告されましたが、北澤(民主党)委員長の異例の発言は「これは2・26事件と同じだ」という特筆すべき今日的意義を端的に表明した内容だったが、他の委員については憲法99条への言及もなし、「村山談話」についての突っ込んだ質問もなしという驚くべき無内容だったということでした。

その後は、杉並区議の北島邦彦さんが「許すな恒久派兵法」というタイトルで、いつでも、どこでも、どんなことでも海外に派兵できて武器使用に制限もない「石破試案」の詳細について批判されました。特に民主党の提案するソマリアの海賊を駆逐するという特措法から派兵法に入っていく可能性について、述べられたのですが、これももとは内戦で漁労の出来なくなった漁民だとのこと。そんなことも初めて知りました。

最後は自治労の若い女性のアピールで「生きさせろ!ゼネストへ」。自治労の労働者を400万人解雇しようとしている道州制の危険についての訴えを聞きました。
参加者の中には弁護士さんがたくさんいて、裁判員制度についても、1928年治安維持法に死刑が追加された時に陪審法が施行された戦前と比較されて、「国民を支配体制の中に取り込んでいく侵略国家化のときに出てくる強権的なやりかたで共通している」と言われていたのが印象に残りました。
外のきらびやかなイルミネーションとはかけ離れた渋谷の夜でした。(文責/佐藤)

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