反戦・平和のイベント情報

反戦、反改憲のための市民のイベント情報
スタッフの声他

普天間基地はいらない 新基地建設を許さない12.15集会

2009-12-16 | いってきました
12月15日、永田町の星陵会館の「普天間基地はいらない 新基地建設を許さない 12・15緊急集会」に行ってきました。
この集会は首相官邸前の168名での申し入れに続いて開かれたもので、ちょうど基本政策閣僚委員会で「移設先は当面決めない・移設関連予算は計上し環境アセスは継続・移設先は与党三党で協議・日米の協議機関設置」と、決定したばかりでしたから、650名を超える参加者は、会場に入りきれず、ロビーでモニターテレビを見る人たち、あきらめて帰る人たちが100名以上だったとのことです。

           
民主党議員/平岡秀夫さん                         ヘリ基地反対協/安次富浩さん

民主党の議員、平岡秀夫さんは、「リベラルの会」会員だそうですが、「国民にいたずらに脅威を喧伝し、必要なことは殆ど知らせなかった今までの日本の安全保障政策を変えていく」という意気込みで、伊波・宜野湾市長の調査結果と素晴らしい資料を絶賛し、「アメリカと議論し基地を縮小していく」と宣言しました。

沖縄からの報告で登壇されたヘリ基地反対協の安次富浩さんは、この間の防衛相、外相の発言は日替わり定食メニューのようにころころ変ってあきれたが、米国に対して「米軍再編の見直し」を堂々と要求して欲しい、12月決着といったワーキンググループを止めたのはよいが、普天間の計上予算800億円は医療や福祉に回すべきだと主張されました。

             
沖縄平和運動センター/山城博冶さん                  神奈川平和運動センター/加藤泉さん

続く、沖縄平和運動センターの山城博治さんは、アメリカのジョセフ・ナイ、マイケル、グリンが①在日米軍再編辺野古見直し②地位協定見直し③思いやり予算見直しを、「民主党反米三点セット」と言ってネットで攻撃したという話しから始めて、伊波市長の開いた学習会でわかったが、この問題はパッケージでも何でもなく、米軍はすでに普天間からグァムへ移転を始めているとの報告もされました。

辺野古弾薬庫からすぐに積み出せる大きな軍港を作ることが目的の新基地は、実態は普天間からの移設ではないことを、なぜ本土のマスコミは黙っているのでしょうか。
壇上に並んだ社民党・民主党の議員たちや連帯アピールの加藤さん、伊藤さん、古荘さん、まとめの藤本さんから怒りのアピールが続いた熱気溢れる夜でした。沖縄の心をどう本土に伝えるか。それが集会に出た私たちのこれからの使命であると心に刻みました。(文責/佐藤)

最新の画像もっと見る