響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

昨日はバイオリンレッスンであった。

2010-07-15 | バイオリン・レッスン
発表会までレッスンも残り少なくなったので、いよいよ曲が仕上がってこなければいけないのだが、ヒビキのやつ、このところそれなりに弾けるようになったのはいいのだけれども、かえって元気な感じになってしまい、全体に元気でフラットで行き届かない感じである。

特に中盤にある短調の部分が、楚々として、またなんのひっかかりもなく通り過ぎてしまう。

「ヒビキくんそこさ、前話したでしょ、3日もご飯食べてない……とかさ」

ま、そういっても、昨今の子どもだから、なかなか難しいというのは、先生もご承知で。

「昨年のユーモレスクの時は中盤の曲想が変わるところはつかめたのにどうしてでしょう?」

そう言われると……確かに。そうでした。バカ親はメモリも足りず。

ただその後ヒビキはどう持ち直したものか、なんかそうじゃん、そういう感じに、っていう演奏を残して、レッスンは無事終わったのであった。

帰りがけに「今日よかった?」ときくから、「よかったよ」というと、その「3日もご飯食べてない」の代わりに、ヒビキが考えたのは、野球でスランプに落ちたらということだったのだそうだ。

「そうするとちょっと前に友達がスランプになったでしょ……」

その子は、大人から見てもかなり野球にセンスのある子どもなのである。2ヵ月ぐらいスランプだったとか。

「その気持ちを考えて、あ、ちょっと打てそうだ、でもだめだ……って思ったの」

なーるほど、それ、いけてましたよ。で、ヒビキくんさ、それ忘れないでね。


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