響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

1/2バイオリンの弓の毛を張り替える「毛替え」

2008-08-29 | バイオリン・レッスン
発表会前にバイオリンの先生に「毛を張り替えてください」と言われていたのに、もたもたしていて間に合わなくなってしまい、先日やっと張り替えてきた。

お茶の水の駅前にある下倉楽器は、3階が修理の工房で、2階はバイオリン属弦楽器の販売、1階はたしかギターじゃなかったかな。で、1階はよく知らないのですが、2、3階はかなりプロ度が高くて、つまり敷居が高い。

ここでいきなり激余談であるが──勝間和代さんが、「ちょっと億劫だなと思うことのハードルを下げてやると続けることができる」というようなことを言われていて、ついでに「そこを提供するサービス」にビジネスチャンスがありますよと語っていたが、こういうちょっとした敷居がモトで、弓の毛替えが遅くなったりするものなのであろう。(だけど大人っていうのはコドモが「めんどくさい」と軽く言うようにはいかないので、億劫であると思ったなんて「なかったこと」にしようとして、ずぶずぶと潜在化する傾向にあるのである。──とまあこの話はおいといて。)

で、実際問題としても、3階の受付へ行くと、少なくとも大学のオケレベル以上といった雰囲気の人々が次々とやってきて、かなり使用頻度が高くなくては必要ないような修理をどしどし頼んで去っていく。というわけでクラシックイタチの依頼は、分数バイオリンの毛替えという地味な代物で、値段も安いし、というわけで、それなりに気が引けるのであった。

そうはいってもともかく修理を頼み、待つこと約3時間。修理が終わったというわけで、さっそく引き取りに行ったのだが、ところがこの段になって、意外なことが明らかになるのである。
「毛替えは初めてですか?」
「はい」
「あの、最初は音が出ません」
「え?」
それって、どーゆーことなんでしょうか?


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