そうこうしているうちに、最近の子供たちは手足が長いので、あっという間に1/2という分数バイオリンのサイズが小さくなってきてしまった。「3/4を飛ばしてフルサイズでもいいのではないか」と先生。「先週私のバイオリンを持ってみたら、届いていましたので」
ががーんんん! ヒビキのやつ、先生のバイオリンを持ったのか。びっくり。怖いから見てなくてよかった。
もともとフルサイズのときはいいバイオリンを、と言われていたので、ついにキタカ、じゃなかった来たか、と思って、まあこういうときはさっさと覚悟をした。けれども商売のお道具というわけじゃないのだから、値段的にはそこそこのところで納得のいくものをという方針とした。というようなところは、比較的、私が勝手に決めさせていただいておりますが。
そんなわけで、先生にも来ていただき、ヒビキも楽しくバイオリン選びの図。先生の分解能と解析能力はあまりにも詳細で、ほとんどなんもわからんかった。ヒビキは特に意見を言うでもなく、興味もなさそうに見受けられたが、ケースの話になったらとたんに饒舌になって、あれがいい、これにしようかな、他の色はないのか、と語りはじめた。
ははん、なるほどな。ヒビキのやつ、ちゃんと、先生にわかることが自分にわかるわけがない、と知っていたな、と知ったのであります。でも、ケースならばわかる、というか選べる、と。
音楽コボウズ、またしても、さすがであります。
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